クリエイター 詳細

クリエイターID : 190509

シナリオライター

ジャンル
ファンタジー 恋愛 ヒューマンドラマ
歴史 推理 ホラー
アクション コメディー SF
成人物 官能

//ソシャゲ・ネイティブゲーム想定の一般向けシナリオ
//制作日 2019/01/11
//製作時間 3時間15分

//1タップ:27文字×3行
//1話:40タップ前後

//登場人物
//遠山香織 高校一年生

//本文
//1話
//背景:通学路
@???(香織)
"ちーこーくーすーるー!!"

//SE:衝突音
@???(香織)
"うわっ!"

@???(香織)
"痛てててて……
なんだよ、急に飛び出してきてっ!!"

@???(香織)
"はあ? なんでこっちが悪いみたいに!?
あたしが走ってたら、角からアンタが出てきたんじゃん!"

@???(香織)
"……確かに……アンタは、歩いてた……な?
そしてあたしは全力疾走してた"

@???(香織)
"ごめん!!
悪かったのはあたしだ。
本当にごめんなさい!"

@???(香織)
"……許して、くれるんだ?
アンタ、いい奴だな。
へへへ……"

@???(香織)
"今さらだけど怪我とかしてない?
思いっきり頭突きしちゃったけどさ"

@???(香織)
"……そっか、よかった。
ホントに悪かったよ"

@???(香織)
"って!
のんびりしてらんないぞ!!
遅刻する!"

@???(香織)
"アンタも同じ高校じゃねーのかよ?
なんでそんな余裕ぶってんの?"

@???(香織)
"時計もスマホも忘れたってなんだよ!?
入学初日で緊張してたんなら、
余計に持ち物はチェックするだろ!"

@???(香織)
"いや、まぁ……
テンション上がりすぎて寝付けなくて、
寝坊したあたしも大概だけどさ……"

@???(香織)
"いいから走ろう!
まだ間に合う!!"

@???(香織)
"はあっ! なんで諦めるんだよ!?
全力で走ればまだ間に合う!"

@???(香織)
"……ま、まぁ、危ないかもしんねーけどさ。
ていうか、実際事故ってるし"

@???(香織)
"けど!
可能性があるんなら全力尽くすのが人間てもんだろ!?"

@???(香織)
"いいから走ろうぜ!
なんならおぶってやってもいいぞ?"

@???(香織)
"えへへ、覚悟決めたな?
行くぜ! 全力疾走だっ!!"


"…………"

@???(香織)
"お、おい、大丈夫か?
もう息が上がってきてんぞ?"

@???(香織)
"ええっと……休もうか?
なんか、見てらんねーよ"

@???(香織)
"おっ!
アンタ、意外と根性あるな。
そういう奴、好きだぞ!"

@???(香織)
"すすすすす、好きに反応するなよっ!
ヘンな意味じゃねーって!!"

@???(香織)
"そんな、初対面のオトコにいきなり告白するような
軽いオンナじゃねーし、あたし……"

@???(香織)
"わ、分かってくれてんならいいんだよ……
分かってくれてんならよ……"

@???(香織)
"あっ、ガッコが見えてきたぞ!!
ラストスパートだ!"

//背景:校門前
@???(香織)
"ふぅ、間に合った!
いや~、入学初日から遅刻なんてヤだもんね"

@???(香織)
"けど、アンタ大丈夫か?
顔真っ青だけど……"

@???(香織)
"深呼吸、深呼吸。
すーはーすーはー
息整えろ?"

@???(香織)
"どーにか落ち着いたみてーだな。
よく頑張ったな、アンタ"

@???(香織)
"……あたし?
この程度の距離走ったくらいじゃ息切れたりしねーぞ?
めっちゃ鍛えてるからな"

@???(香織)
"高校入ったらやりたい部活あるんだよね~。
今まで鍛えてきた成果を見せる時が来たんだ!"

@???(香織)
"えへへへ、めっちゃ楽しみ~~~!"

@???(香織)
"あ、そうだ。
まだ名乗ってなかったな"

@香織
"あたし、遠山香織。
アンタと同じ、新入生だ"

@香織
"……それがアンタの名前か。
もう覚えたぞ"

@香織
"……おい。
手ぇ出してんだから、アンタも手ぇ出せよ"

@香織
"ほら、握手握手!!
ブンブンブンっと"

@香織
"じゃあ、今日からよろしくな!"












//背景:教室
@香織
"よお!
アンタも同じクラスなんだな。
さっきも言ったけど、これからよろしくだ"

@香織
"出会いはアレだったけど、
なんか縁があるよな"

@香織
"もしかしたら、いい友達になれるかも!
あたしはそんな気がする!"

@香織
"えへへ、あんたもか。
じゃあ、これから仲良くしてこうな!"

@香織
"それにしても入学式長かったなぁ。
ああいう、ボサッと突っ立ってるの、苦手だよ"

@香織
"……まぁ、そうだけど。
行事はみんなあんなかんじだよな"

@香織
"でも、あたしは身体動かすのが大好きだからさ。
ただ立っとくなんて、性に合わないよ"

@香織
"見るからにってなんだよ。
ま、全然否定できねーけどさ、えへへ"

@香織
"部活も運動部にするんだ!
どーしても、入りたい部活があるんだよね!"

@香織
"アンタは何にするつもりなんだ?"

@香織
"……帰宅部か。
まぁ、そういうのもありなんだろうけど。
うーん……"

@香織
"なんか、せっかく入学したのに
あんまりうれしそうにしてないよな?
緊張してるからってのでもなさそうだ"

@香織
"……そっか、いろいろなぁ"

@香織
"なぁ、よかったらその事情っての、
あたしに話してくれない?"

@香織
"まぁ……どうしても嫌なら仕方ないけど。
誰かに話した方が、楽になれるって思うんだ"

@香織
"そうそう、思い切って言っちゃいなよ!"

@香織
"……ああ。
じゃあ、このガッコは滑り止めだったんだ?"

@香織
"思ってたとこに入れなかったんなら、
残念な気分になるよなぁ"

@香織
"あたしも中学の時はやりたいことできなくて、
腐りかけたりもしたよ。
だから気持ちは分かる"

@香織
"でもさ!
せっかく高校生になったんだ。
気持ち切り替えて、高校生活を楽しもうぜ!"

@香織
"部活に入って青春したり!
どう?"

@香織
"そっかぁ……
もっと前向きになった方がいいと思うけどなぁ……"

@香織
"あたし?
あたしはボクシング部!"

@香織
"ホントは中学の時からジムに通いたかったんだけどさ。
親に反対されてできなかったんだよ"

@香織
"でも部活ならいいって言ってくれたから、
ボクシング部があるこのガッコを第一志望にしたんだ!"

@香織
"いや~、受験勉強、大変だったぞ。
あたし、ガッコの勉強は苦手だからさ"

@香織
"……だよな。
受験勉強はホント大変。
でも、入りたいガッコの為に頑張ったんだ!"

@香織
"いや、そこで暗くならないでくれよ……
うーん、まぁ、分かるけどさぁ……"

@香織
"どうしたらいいんだろ。
そうだなぁ……"

@香織
"あのさ、
よかったらだけど、あたしと同じ部活入らない?"

@香織
"そう、ボクシング部!
あたしと一緒に青春しようぜ!"

@香織
"そんな露骨に嫌がるなよ。
大丈夫、殴られたらちょっと痛いだけだから!"

@香織
"あははは!
アンタの言うとおり。
殴られたら痛いのは当たり前だよな!"

@香織
"えへへ、でもよかった"

@香織
"ん?
いや、やっと笑ってくれたじゃん。
初めてアンタの笑顔見れた"

@香織
"い、いや……そんなお礼なんていいって。
心配するのは当然だろ?"

@香織
"なぁ、よかったら、部活の見学に付き合ってくれよ。
もしかしたら、アンタの気も変わるかもしんねーぞ?"

@香織
"やった!
じゃあ、一緒に行こうな!"

@香織
"早く放課後になんないかなぁ。
楽しみで楽しみで我慢できねーよ!"













//3話
//背景:ボクシングジム
@香織
"これがボクシングジムか!
すっげーよな!"

@香織
"……テ、テンション高いのは当たり前だろ?
ずっと憧れてたんだしよ"

@香織
"みんな真剣だなぁ。
あたしも身体がウズウズしてくるよ!"

@香織
"このガッコのボクシング部はな、
全国大会まで行った選手が何人もいるんだ。
名門だよ、名門"

@香織
"だからこのガッコに入りたかったんだよなぁ"

@香織
"うんっ!
ホントにうれしい!"

@部長
"どうだ、一年坊主?
なかなか熱いだろ、俺らのボクシング部はよ"

@香織
"はいっ!
もう今日からでも混ざりたいですっ!"

@部長
"ん?
入部希望はこっちの男子だろ?"

@香織
"いや、こいつは取りあえず見学だけ。
あたしは断然入部を希望しますっ!"

@部長
"うーん、女子か……"

@香織
"え、どうしたんですか?
ここって、女子部もあるんですよね?
そう聞いてますけど"

@部長
"確かにあった。
あったけどなぁ……"

@部長
"女子は去年で全員卒業した。
それで女子部は解散したんだ"

@香織
"ええっ!
そんな……せっかくボクシングできるって思ってたのに"

@香織
"……うん、アンタの言う通りだ。
ここで諦めたらダメだよな!"

@香織
"部長!
やっぱり入部させてください!
男子と一緒でいいですから!"

@部長
"そっちはよくても、こっちはなぁ。
女子に合わせてたら……
言いたくないが、他の男子の足を引っ張っちまう"

@香織
"そんなことないですよ!
あたし、絶対足なんて引っ張りませんから!
ついて行けます!"

@部長
"いいや、悪いが入部は許可できない。
素直に諦めてくれ"

@香織
"そんな……"

//暗転

"…………"

//教室
@香織
"ううう……"

@香織
"……あ、おはよう。
元気か?"

@香織
"……そう、あたしは絶不調。
昨日のショックがでかすぎるよ……"

@香織
"ボクシングやりたいって
ずっと思ってたのによ……"

@香織
"……へへ、ありがと。
慰めてくれるなんて優しいな、アンタ"

@香織
"え、なんなの、この紙?
……資料ってどういうこと?"

@香織
"へぇ……男子と一緒に練習してる女子選手の話か……
こうやってまとめてくれたんだ? 一晩で?"

@香織
"ありがとう!
あたしの為にこんなものを……"

@香織
"……えへへ、そっか、そうだよな!
あたしらもう友達なんだ"

@香織
"じゃあ、これ持ってもう一回部長にアタックしてみっか!
あたしは諦めねーぞ!"

@香織
"ホント?
うん、ついてきてくれると助かる!
あたし口下手だしさ"

@香織
"入部も!?
アンタも入る気になってくれたんだ?"

@香織
"あたし見てたらかぁ。
そう言ってくれるの、すごくうれいしいよ"

@香織
"アンタと一緒なら楽しい部活になりそうだ!
よーし、絶対入部してやるぞ!"

@香織
"えいえいおー!"

@香織
"いや、アンタもやれよ"

@香織
"ほら、えいえいおー!"

@香織
"あははは!
じゃあ、さっそく放課後ボクシング部に行こうな!"







//4話
//背景:ボクシングジム
@香織
"だから部長、男子に混じって女子がボクシングするのは
アリなんですよ!"

@香織
"あたし、運動神経もいいですし。
中学の時の体力テストをこっちにまとめました"

@部長
"うーん、でもなぁ……"

@部長
"そっちの男子も頭下げてくるなよ。
その熱意は買うけどなぁ"

@香織
"熱意だけじゃなく、あたし丸ごと買っちゃってください!
絶対に邪魔にはなりませんからっ!"

@部長
"分かった分かった!
ふたりして迫ってくんな!"

@部長
"仕方ねぇ、認めてやるよ。
泣き言ほざいたらすぐにクビだからな!"

@香織
"やった!
部長大好き!"

@香織
"ちちちち、違います!
ヘンな意味の好きじゃなく!"

@部長
"わわわわ、分かってるって!"

@香織
"アンタもありがとうな。
すっごい助けてもらっちゃった"

@香織
"いや、お礼ぐらい言わせてよ。
ホントに感謝してるんだからさ。
ありがとう"


…………

@部長
よし、いったん休憩だ!

@香織
"ふぃ~、やっとか"

@部長
"香織はなかなかヘコたれないな。
見直したぞ"

@香織
"そりゃあ、ボクシングに憧れて
ずっと身体鍛えてましたからね"

@香織
"あたしより、コイツの方がすごいって思いませんか?
今まで運動部に入ったことないのに毎日頑張ってて"

@香織
"アンタこそすごいよ。
うん"

@部長
"だな。
だけどふたりとも身体は壊すなよ。
ぶっ壊れない程度に死ぬ気でやれ"

@香織
"はいっ!"

@部長
"じゃあな、後十分休んでろ"

@香織
"……アンタ、ホントに無理してないか?
部長は死ぬ気でやれとか言ってるけど、
初心者なんだし、そこまでしなくていいと思うぞ?"

@香織
"……そっか。
楽しんでるならよかったよ"

@香織
"なんか、あたしが無理に誘ったんだし、
ちょっと心配? したりな"

@香織
"アンタの意志か……
ごめんごめん、そうだよな"

@香織
"あたし?
あたしは全然平気だよ。
毎日すげー充実してる"

@香織
"いや……ここだけの話?
部長に目ぇ付けられてるし、付いてくのはかなり大変だ。
思ってた以上だよ"

@香織
"けど、絶対に食らい付く。
ずっとやりたかったボクシングだからってのも
あるけど……"

@香織
"アンタ、あたしの為に一緒になって頼み込んでくれたろ?
なんて言うんだろ……"

@香織
"あんたの心意気、想いを裏切りたくないんだ"

@香織
"えへへへ……"

@香織
"本当にありがとう。
今のあたしがあるのは、アンタのおかげだ"

@香織
"…………"

@部長
"おいこら!
そこで見つめ合っていいフンイキだしてんじゃねーぞ!"

@香織
"ちちちちち、違いますから!!
そんなんじゃないですから!!"

@香織
"練習練習!!
ほら、アンタも練習だ!"

@香織
"うう……
今絶対、顔真っ赤になってるよ……"

@香織
"オマエ、かわいいって何だよ!!
そういうこと言うなよな!"

@香織
"バ、バカっ!!"

// 美少女ゲーム想定の18禁シナリオ
// 制作日:2018/10/9
// 容量 54kB
// 制作時間 18h

// 30文字×3行


//題名
好きな彼女と殴り殴られ

//やりたいこと
三人以上のかけ合い。

//登場人物
石杜実留(いしもり みのる)
遠山香織(とおやま かおり)
錦小路珠葉(にしきこうじ たまは)
乙坂芽(おとさか めい)


//本文
//
//scene1
//背景:学園外観
//背景:ボクシングジム


そこかしこで殴る音がした。
鍛え上げられた肉体が踊るように地を這う。


俺はボクシングジムにいると落ち着けた。
すえた臭い

//SE:扉が勢いよく開かれる音

縄跳びを手に取ったところで、
入り口の扉が勢いよく開かれた

//立ち絵:香織・練習着
@香織
「お疲れぇー!
 今日も元気に殴りまくろぉー!」


やかましくジムに足を踏み入れたのは遠山香織。
ボクシング部の部員達はとっくに慣れているので、
取り立てて反応はしない


しかし俺は相手をしないといけなかった。
素早く香織の間に立ち塞がる

@実留
「止まれ、香織!
 お前を通すわけにはいかねぇ!」

@香織
「ああ? 邪魔するのか?
 だが、押して通る!」


香織がファイティングポーズを取る。
俺もすかさず構える。
この女はいつでも平気で殴ってくるのだ

@実留
「お前、昨日は試合だったろ。
 今日は休めってコーチに言われてるはずだぞ?」

@香織
「言われたよ。疲れを取れってな。
 でもあたしは疲れてねぇ。
 だからトレーニングする。どけっ!」


香織がストレートを繰り出してくる。
俺は軽くかわす

@実留
「無茶すんなっての。
 ダメージは意外に蓄積されてるもんなんだ」

@香織
「あたし、昨日はまともに食らったの一発もねーし。
 見てたろ、実留も?」

@実留
「いいや、何発か食らってた」


俺はそっと手を伸ばし、香織の顎を掴む。
右に左に動かして、顔全体をじっくり見ていく

@香織
「お、おい……何すんだよ……」

@実留
「まぁ、きれいだ」

@香織
「き、き、きれー!
 何言っちゃってんの、お前!」


香織が思いっきり後ろに飛び退いた。
柱にぶつかってかなり大きい音を出す。

@実留
「大丈夫か!?」

@香織
「ぐぐぐ……後頭部は殴られ慣れてねぇ……
 実留がヘンなこと言うせいだっ!」

@実留
「ヘン? 腫れてないか見ただけだろ?」

@香織
「はれ……のち曇り?」

@実留
「いや、今日は一日晴れらしい」

@香織
「しゅっ!」

香織がいきなり右フックをボディに叩き込んできた。

@実留
「ぐっ! なんで今の流れで殴る!?」

@香織
「うっせー!
 全部実留が悪い~! 悪い~!」

@香織
「いいからトレーニングだ。
 ミット持ってよ。手伝って?」

@実留
「ダメだ、休め。
 戦士には休息が必要だ」

@香織
「あたしは休息のいらない特別な戦士なんだよ。
 なぁ、いいからミット持って?
 ちょっと見ておきたいとこあるんだ」

@実留
「……昨日の試合でなんかあったのか?」

@香織
「うんっ!
 苦手って言ってたコンビネーションがあったろ?
 そいつのタイミングが掴めそうなんだよ」

@香織
「実留とならがっちり掴めるって思うんだ」

@実留
「うーん、すぐに試さないと逃しちまうか。
 ……分かった、でも今日は早めに上がるぞ」

@香織
「そうでなくっちゃ!
 だから実留好きっ!」

@実留
「うっせーよ。
 好かれるなら清楚なお嬢様がいいぜ」

//SE:扉が勢いよく開かれる音
@???(珠葉)
「待ちなさーい!」

いきなり扉が開かれた。
入り口の向こうにいたのは生徒会長

//立ち絵:珠葉・制服
@香織
「錦小路珠葉!
 学園の圧制者!」

@珠葉
「私は常に善政よ!
 それよりクッサ! 何ここ、尋常でなく臭いわ!」

@実留
「臭くないボクシングジムはボクシングジムじゃねーよ。
 何しに来たんだ、錦小路?」

//立ち絵:芽・制服
錦小路が口を開く前に、その後ろにいた女子が答えてきた。
乙坂……だったか。生徒会の書記だったはず

@芽
「例によって珠葉先輩のおせっかいですよ。
 用があるのは香織先輩」

@香織
「あたし?
 三教科赤点の件?」

@珠葉
「あれはあれで許しがたいけど、今日は違うわ」

@珠葉
「遠山香織! あなたは今すぐボクシング部を辞めなさい!」

@香織
「はあ?
 なんでテメーにそんなこと言われなきゃなんないの?」

@珠葉
「私はみんなが知ってるとおり、とてもよくできた生徒会長なの」

@実留
「その無駄に自信過剰なとこはみんな知ってる」

@珠葉
「……私はとてもよくできた生徒会長なの。
 学生の平和と健康と学力向上を常に気にかけている」

@珠葉
「だから、遠山さんが男子に混じってボクシングするのを
 見過ごすわけにはいかないの!」

@香織
「うっわ~!
 おせっかいだ! 超絶おせっかいだ!」

@香織
「ほっといてくれよ。
 お前ヒマなの? ヒマを持て余してる権力者なの?」

@珠葉
「暇なわけないわ!
 けど、私は学生の平和と……」

@実留
「それは聞いたし、いつも言ってるから知ってる。
 その無駄な使命感でいろんな逸話を築いてるんだよな」

@芽
「まぁ、なんだかんだ言われてますけど、
 頑張ってるのは頑張ってる人なんですよ?」

@珠葉
「そうよそうよ!
 言ってやって、芽。
 私がいかに学園の為に奔走してるかを!」

@芽
「今日だけでも、バスケ部とバレー部の紛争の調停をしたり、
 教師のセクハラ疑惑の追及したり。
 告白してきた男子を断ったりもしてるんですから」

@珠葉
「そうそう!
 男子、泣きそうになったからなだめるの大変だった……
 って! それは言わなくていいのよ!」

@香織
「すげー! また振ったのか!?
 さすが、『ミナゴロシの錦小路』」

@珠葉
「その二つ名で私を呼ばないでっ!
 お断りするの、毎度心が痛んでるのよ?」

@芽
「だったらオッケーすればいいじゃないですか。
 もったいないクリーチャーが出ますよ?」

@珠葉
「だって、学生の間は勉学が大事だもの。
 恋愛なんて後からいくらでもできるわ」

@芽
「ああ、それ、一生結婚できない奴ですよ?」

@実留
「就職したら、仕事が大事とか言い出すんだよな」

@珠葉
「いいじゃない!
 結婚できなくても幸せになれるもんっ!」

@芽
「そうですねー(棒読み)」

@珠葉
「くぅぅぅ! バカにしてぇぇぇっ!!」

@香織
「あたしはさ、きっぱり断るのいいと思うぞ?
 でないと両方ともツラいことになるし」

@珠葉
「あ、理解者登場。
 やっぱり、経験がある子は違うわね」

@実留
「経験って?」

@珠葉
「当然、男子の告白をお断りした経験よ」

@香織
「ええっ!?」

@実留
「香織って、誰かに告白されたことあるのか!?
 ありえねぇ……」

@珠葉
「ありえないは失礼よ。
 遠山さんって、性格は粗暴だけど見た目は悪くないでしょ?
 今まで何度も告白されてるはずよ」

@芽
「はずって、実際に見たり聞いたりしたわけじゃない?」

@珠葉
「なくっても分かるわよ。
 告白されたりは普通にあるに決まってるわ」

@芽
「普通に……
 その辺り、どうなんすかね、香織先輩?」

@香織
「え? いや~~~」

@実留
「こんな筋肉ドーベルマン、好きになる男子なんていないって。
 なぁ、香織?」

@香織
「むむむ……」

@珠葉
「筋肉がむしろ魅力なのよ。
 男子にも女子にもモテてるわ、絶対に。
 ねぇ、遠山さん」

@香織
「ぐぐぐぅ……」

@香織
「ま、まあ~ねえ~。
 男子にも女子にもモテモテさあ~。
 困っちゃうよ、まったく~」

@実留
「ホントかよ?
 香織が誰かから告られたなんて話、聞いたことないんだけど」

@香織
「実留が知らないだけだっての。
 裏では告られまくりなんだよ、あたしってば?」

@実留
「……そうなのか?
 今まで何人くらいに告られてる?」

@香織
「ええっと~
 月三くらいかな~~~」

@実留
「俺の知らないところで、そんなに……」

@珠葉
「思ってた以上のモテっぷりねぇ。
 私より多いわ」

@香織
「えっ!
 月三は多すぎた!?」

@芽
「わー、珠葉先輩よりモテてるんですねー
 学園一ですよー(棒読み)」

@香織
「が、学園一?」

@実留
「香織が急に遠くへ行っちまった……。
 俺はどうすれば?」

@香織
「い、いや……今までどおり?」

@芽
「正直になるなら今のうちですよ、香織先輩? ニヤニヤ」

@香織
「あ゛――――!! も゛――――!!」

@香織
「モテませんっ!! 私はこれっぽっちもモテてませんっ!!
 悪かったな――っ!」

@実留
「え? でも月三で告白されるって……」

@香織
「見栄です!! ちょっぴり見栄を張っちゃいました!!
 悪かったですぅぅぅぅ!!」

@実留
「見栄かよ……ビビらせやがって……」

@珠葉
「そんなの冗談よ。
 遠山さんがモテないなんてありえないわ」

@芽
「珠葉先輩、さすがにこれ以上の追撃はやめてあげましょうよ」

@香織
「モテとかどーでもいーしっ!!
 あたしはボクシングひと筋なのっっっ!!!」

@珠葉
「そう!
 ボクシングよっ!!」

@珠葉
「遠山さん。
 さっきも言ったけど、このよくできた生徒会長に従って
 ボクシング部を辞めてしまいなさい?」

@香織
「やなこった!
 あたしはここが気に入ってるんだ!」

@珠葉
「でも、この部活に女子はあなた一人だけじゃない。
 男子と殴り合うなんてあり得ないわ」

@実留
「いつも殴り合ってるわけじゃないって。
 そんなんしてたら身が保たねぇ」

@珠葉
「いつもじゃなくてもたまにはあるんでしょ?」

@実留
「まぁ……な
 こいつ、スパーリング大好きだし」

@香織
「殴り合うの、サイコー!」

@香織
「男子と女子が殴り合うのはダメだとか、
 錦小路の感性は古すぎるって。
 時代遅れ野郎~」

@珠葉
「なんでそういうムカつく言い方するの?
 男子と女子とじゃ、身体付きからして丸っきり違うじゃない。
 殴り合うなんて正気じゃないわっ!」

@香織
「ボクサーなんて、イカレてるくらいがちょうどいいんだ。
 いいから帰れよ。トレーニングの邪魔すんな!」

@芽
「まぁまぁ。
 珠葉先輩は香織先輩のことが心配なんです。
 ちょっとは聞いてやってくださいよ」

@珠葉
「し、心配っていうか……
 その……あなたがしてる蛮行が許しがたいだけよ!」

@香織
「蛮行ってなんだよ!」

@芽
「野蛮な行いって意味です」

@香織
「意味はなんとなく分かる!
 あたしがしてることにケチつけるのが気に入らねーんだよ!」

@香織
「おい、実留!
 黙ってないで、お前もこの頭カチカチ女に
 なんか言ってやれよ!」

@実留
「うーん、でもなぁ……。
 錦小路が言うことにも一理はあるんだよ」

@実留
「スパーにしても、女子の相手がいた方がいいって気もする。
 結局試合は女子とするんだしな」

@香織
「くっそー、裏切りやがって!
 もういい! 弱い奴は黙ってろ!」

@実留
「なっ!
 弱いってなんだよ!?」

@珠葉
「遠山さん、今のはひどいわ!
 弱いからって、本人に面と向かって言うなんてかわいそうよ!」

@実留
「いや、弱いって決め付けるな?」

@芽
「そうです。
 ふたりとも、弱い弱い言いすぎですよ?」

@芽
「ホントのこと言ったら傷ついちゃいます。
 特に、弱い人は心も弱いんですから」

@実留
「お前ら……寄ってたかって……」

@香織
「ちょっと待て!
 テメーらまで弱い弱い言うなっ!」

@珠葉
「ええ?
 あなたが言い出したんじゃない!?」

@香織
「あたしは言っていいの!
 お前らはダーメーだーっ!!」

@珠葉
「勝手~~~
 すっごい勝手な人ね」

@実留
「香織なら言っていいわけじゃないからな?」

@香織
「いいや、あたしには言う権利がある!
 男子相手でも余裕でやり合えるくらい強いあたしには!」

@芽
「自信たっぷりですね。
 そんなに強いんですか?」

@香織
「めっちゃ強いから。
 このままプロまでまっしぐらだぜ!」

@珠葉
「何それ?
 遠山さん、女子なのにプロボクサーになる気でいるの?」

@香織
「おうよ!
 それでプロでやってける実力付けるには、
 この学園のボクシング部がベストなんだ」

@香織
「ここは設備も整ってるし、コーチもいいし、
 男子だけど選手も揃ってる。
 学園サイコー!」

@実留
「いやいや……
 香織が強いのは認めるけど、プロはどうかと思うぞ?」

@香織
「うるせー!
 他人の夢にケチつけんな!」

@珠葉
「そうよっ!
 夢を否定するなんてダメだわ!」

@実留
「ええ?
 錦小路はボクサーを辞めさせたいんじゃなかったのか?」

@珠葉
「それとこれとは話が別よ!
 他人の夢を否定するのは、
 自分に何もないダメ人間のすることなんだから!」

@香織
「そうだそうだっ!
 ダメ人間のクズ人間!」

@実留
「くっそ、テメー等……」

@珠葉
「ねぇ、遠山さん。
 私は男子に混じってボクシングするのが気に入らないだけなの」

@珠葉
「女子もいるジムに通うなら認めてあげる。
 ほら、女子ボクサーが所属してるジムを調べてあるのよ。
 ここなんてプロもいるわ」

@香織
「そこ、電車で一時間半もかかるじゃん。
 移動時間が無駄だって」
 
@芽
「自転車で通うとかはどうです?
 トレーニングトレーニング」

@香織
「走り込みは家から学園まででしてるんだよ。
 あたしはここがいいの! ここがいいー!」

@珠葉
「なんでそんなにワガママ言うの!
 いいからこのよくできた生徒会長の言うことを聞きなさいっ!」

@香織
「ウゼー! お前、超絶ウゼーよ!」

@実留
「ウザいは言いすぎだろ。
 錦小路なりに心配してくれて、
 こうやって代わりのジムまで探してくれてるんだ」

@珠葉
「い、いや……心配っていうか……」

@香織
「実留まであたしにあーだこーだ言うのか?
 よーし、いいだろー!
 だったら拳で決めよーぜ、実留!」

@香織
「スパーしてあたしが勝てば今までどおり!
 実留が勝てば、錦小路が言うジムに変えてやんよ!」

@珠葉
「そんな野蛮な決め方ってないわ!
 しかも男子と殴り合うなんて!」

@芽
「それに、実留先輩は弱いじゃないですか。
 香織先輩ってば自分に有利な条件言ってますよ?」

@珠葉
「弱いって言っても男子よ?
 弱いって言っても」

@香織
「だからお前らは弱い弱い言うな!
 こいつは県大会で準決勝まで行ってるんだぞ!?」

@芽
「じゃあ、そこそこは強いんですかね?」

@香織
「まー、そこで負けたけどなー。
 一方、あたしは全国まで行ったもんね。ふふんっ!」

@実留
「香織……お前は俺を上げたいのか下げたいのか
 どっちなんだよ?」

@香織
「こいつらが実留のことウダウダ言うのが気に入らねーんだ。
 あたしより弱いのは、大変残念な事実だけどよー」

@実留
「そんな事実なんてねーし。
 香織ごとき、本気出せばヨユーで倒せる!」

@香織
「お、言うじゃん。
 じゃあ、手加減なしでスパーな?」

@実留
「ああ、いいぞ。
 調子こいてる命知らずをリングに沈めてやる!」

@珠葉
「ダメダメダメ!!
 生徒会長の強権発動!
 男子と女子で殴り合うなんて禁止!」

@香織
「うっせー女だな。
 じゃあ、こっちも奥の手出そうかな~」

@珠葉
「な、何よ、ニヤニヤして……」

@香織
「あたしってさ~、ガラケーに入ってた画像、
 スマホに移してあるんだよね~」

@珠葉
「え? ええ?」

@香織
「実留も乙坂も見てみろよ。
 小学時代の生徒会長様のお宝写真だぜ?」

@芽
「……んん? ガン泣きしてますね?
 あ~これってもしかして」

@香織
「そうです!
 小三にもなって授業中にお漏らししちゃった
 錦小路珠葉さんのお写真で~す!」

@珠葉
「それは反則でしょ、かおちゃん!」

@実留
「かおちゃん?
 ふたりって前から知り合いなのか?」

@芽
「ああ、ふたりって幼稚園からの腐れ縁らしいですよ?」

@珠葉
「呑気に言いながら私を阻止しないでっ!
 かおちゃん、それは消したって言ってたじゃない!」

@香織
「ケッケッケッ……どうする、たっちゃん?
 よくできた生徒会長様のお恥ずかしい写真、
 全学生にばらまかれたい?」

@珠葉
「やり方が汚すぎるぅぅぅ!!」

@珠葉
「分かったわよ!
 ふたりで勝負なさい!
 この生徒会長が許可するわっ!」

@香織
「きーまりっ!
 さぁ、実留。準備しろ」

@実留
「うっし、やるか!」

//暗転

//scene2
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・ヘッドギアを付けた練習着の香織

こうして、スパーリングをすることになったが……

@香織
「しゅっ! しゅっ! しゅっ!
 おーし、乗ってきたぞー!」


反対側のコーナーで、
ヘッドギアを付けた香織がやる気満々に拳をうならせている


一方の俺は頭に上っていた血が下りてきていた

@実留
「なぁ、本当にやる気か、香織?
 やっぱり……」

@香織
「ああ? ここまで来てやっぱなしなんて、あたしはヤだぞ。
 前から実留とは本気でやり合いたかったんだ」


リングサイドには錦小路と乙坂がいる

//立ち絵:珠葉・制服
//立ち絵:芽・制服

@珠葉
「ああ……ホントは止めたい……
 けど、あの写真をばらまかれるわけには……」

@芽
「もう腹をくくって楽しみましょうよ、珠葉先輩」


リング中央にいるレフリー役のコーチが
俺と香織を手招きする


もうここまできたらやるしかない。
覚悟を決めてリング中央まで進む


今回のスパーリングはラウンド二分で四ラウンドだ。
レフリーの言うことを聞きながら香織の様子をうかがう。
目をキラキラとさせて、もう戦うことしか考えていないようだ

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

ゴングが鳴り、まずは拳同士を軽くぶつけ合う。
香織はインファイターだ。
すぐに距離を詰めてきた

@香織
「しゅっ、しゅっ!」


香織は積極的に撃ってくる。
左ジャブにボディを狙った右フック。
俺は距離を取りつつ受け流す

@珠葉
「ああ……石杜君、負けてるわ」

@芽
「わー、迫力ですね。
 ボクシングなんて間近で見るの初めてですよ」


香織の接近を阻むべく、俺も撃ち込んでいく。
しかしダメージを与えるほどじゃない

@香織
「何してんだよ!
 来いよ! もっと来いよ、実留!」


俺は挑発には乗らず、向こうが得意とする距離には入らない。
右に回り込みながら冷静にワンツー。

//SE:ゴングの音
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・練習着

そうするうち、第一ラウンドが終わる。
香織は自分のコーナーには戻らず俺に迫ってきた。

@香織
「実留! やる気あんのかよ!
 もっと撃ってこいよ!」

@実留
「うるせー、こっちにはこっちの作戦があるんだよ!
 いいからコーナーに戻れ!」


ぶつくさ言いながら香織が自分のコーナーに戻る


ダメだ。
やっぱり本気では撃てなかった

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

第二ラウンド。
香織は最初から強引に距離を詰めてきた。
俺の牽制を物ともしない

@香織
「しゅっっ!! しゅっ、しゅっ!」


香織の強烈な右フックをボディに食らう。
続けて顔に二発。

@実留
「ぐぅぅっ!」


これが言っていたコンビネーションか?
大きくよろけ、コーナーに倒れかかる。
マズい、ラッシュが来る


香織が容赦のない連打を繰り出してくる。
後ろには逃げられない。
ガードをかいくぐった拳をいくつも受ける

@珠葉
「ダメ、負けちゃう! 負けちゃうわ!」


何発か応戦しながらどうにか左に逃げ切る。
相当なダメージを受けたが香織の方にも疲れが見えた。
ガードが下がっている


その隙を逃さず香織の右頬を撃つ。
よろけて左側ががら空きになる。
ここで横っ面に右ストレートを決めれば……


ためらいが生じた


俺の右は確かに入ったが、香織を沈めることはできなかった。
数歩下がった香織は拍子抜けした顔をしている

//SE:ゴングの音

ここでゴング。
第二ラウンドが終わった

//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・練習着

香織が自分のマウスピースを床に叩き付ける

@香織
「何だよ今の!」

@香織
「テメーの右はあんなじゃねーだろ!
 なんでだよ!」

@実留
「うるせー!
 好きな奴の顔面、本気で殴れるかよっ!!」

@香織
「へ?」


俺は香織に背を向けて自分のコーナーに戻った。
イスに腰を落とし、頭を抱える


言っちまった……

@香織
「え、今の何?
 どういう意味?」

//立ち絵:芽・制服
//立ち絵:珠葉・制服
@芽
「どうもこうも、
 実留先輩ってば、香織先輩のことが好きなんですよ」

@珠葉
「じゃあもしかして、今のは告白なのかしら?」

@芽
「かなり酷いタイミングですけどね」

@香織
「コ・ク・ハ・ク!!」

@香織
「タイムタイム!
 コーチ、ちょっと時間ちょうだい!!」


香織が自分のコーナーへとすっ飛んでいく。
そして待ち構えていた錦小路、乙坂と話を始める

@香織
「どうしよう! どうしよう! どうしようっ!!」

@芽
「よかったじゃないですか。
 オッケーしたら、香織先輩、彼氏持ちになれますよ?」

@珠葉
「ええ?
 彼氏が欲しいからオッケーするの?
 そんなの不誠実だわ」

@香織
「そうか……そうだよな……」

@珠葉
「一番大事なことなんだけど、
 かおちゃんは石杜君のことどう思ってるの?」

@香織
「どうって……部活の仲間で……一番気が合って……
 いつもバカ話ばっかりしてて……ええっと……」

@珠葉
「好きって気持ちはあるの?」

@芽
「恋愛感情って意味ですよ?」

@香織
「恋愛感情!?
 な、な、ないないない! そんなのないよ! あり得ない!」

@芽
「でも、好きって言われてそんなに動揺しちゃってる。
 実は自分でも気付かなかった想いがあったりしませんか?」

@香織
「どうなんだろ?
 うおおおお!! 分かんねええええ!!!」

@珠葉
「ケダモノみたいに吼えないで!
 猟師さんを呼ぶわよ!」

@香織
「猟師さんは勘弁」

@珠葉
「はぁ、仕方ないわね。
 分からないならお断りするしかないわ」

@香織
「断るか~
 具体的にはどうやって?」

@珠葉
「誠心誠意、謝るのよ。
 あなたの気持ちにはお応えすることができませんって」

@香織
「謝るか~
 あいつに謝るのはシャクだなぁ~~~」

@芽
「いちおう言っておきますけど、
 お断りしたらすっごく気まずくなりますからね?」

@香織
「えっ! そうなの!?
 あいつとバカやるの、すげぇ楽しいのに!」

@珠葉
「そんな楽しい日々は、もう終わりなのよ……」

@香織
「遠く見て黄昏れんなよ!
 悲しいの想像しちゃうだろ!!」

@香織
「なぁ、他にいい方法はないのか?
 たっちゃんだけが頼りなんだよ……」

@珠葉
「うーん、私にはアイデアがないわ。
 自分の時はいつもお断りするって決めてるもの」

@香織
「ちっ! モテてるくせに、役に立たねぇな!」

@珠葉
「八つ当たりはやめてよ!
 はぁ、なんだか面倒くさくなってきたわぁ。
 私、元々恋愛には興味がないんだしぃ」

@香織
「ごめんなさい!
 お願いだから機嫌直して!
 一緒に考えて!」

@芽
「あ、ひとつ思い付きましたけど、
 お試しはどうです?」

@香織
「お試しって?」

@芽
「期間限定でお付き合いしてみるんです。
 そしたら香織先輩も自分の気持ちが見えてくるかも」

@香織
「おおっ! なんかいいアイデアっぽいぞ?
 乙坂って、ただの性悪じゃないんだな!」

@芽
「性悪か~~~
 そんなこと言う人に、アイデア提供するってどうだろ~。
 やっぱやめとこうかな~~~」

@香織
「そういうとこっ!
 今さら引っ込めるとかなしだって!」

@珠葉
「お試しは反対よっ!
 そんないい加減なのは、
 このよくできた生徒会長が許しませんっ!」

@香織
「邪魔すんなよ、たっちゃん~~~!」

@レフリー
「おい、お前ら。
 結論出ないならスパー再開するぞ?」

@香織
「ええ?
 う、うう……」


女達のやり取りは全部聞こえていた。
想いを告げるなんて、香織を困らせるだけだったんだ……

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

非情にも第三ラウンドのゴングが鳴らされた。
主に精神的にダメージを負ったふたりが向かい合う


とにかく今はスパーに集中だ。
心を整える時間を稼ぐべく、まずは軽いジャブを


……と、香織はそれをまともに食らった。
音を立てて倒れてしまう

@珠葉
「わっ!
 いきなり倒されたわ! どういうこと!?」

@芽
「わたしには読めましたよ、珠葉先輩」

@珠葉
「え? 芽って、実はボクシングに詳しかったの?」

@芽
「ボクシングの話じゃないです。
 香織先輩は、わざと負けちゃって
 身も心も実留先輩に捧げちゃうつもりなんですよ」

@芽
「『実留、あたしの負けよ。
 もう、好きにして……めちゃめちゃにして……』
 ってなかんじです」

@珠葉
「めちゃめちゃにして!? なんてハレンチな!」


その声が聞こえたのか、勢いよく香織が立ち上がる。
錦小路達に向かって激しく首を横に振る

@珠葉
「どうも違うっぽいわよ、芽?」


香織がファイティングポーズを取り直した。
レフリーの合図で試合が再開される

@香織
「さっきの乙坂のはデタラメだからな!」

@実留
「分かってる分かってる!」


リズムを崩した香織だったが、少しずつ調子を戻してくる。
俺もボクシングに集中していく

@香織
「しゅっしゅっ!」


香織のパンチを食らうたび、俺の血は沸き立った。
こちらから繰り出す拳が増え始める


今まで言えなかったことを告げたせいだろうか?
心の中にあった余計な強ばりが取れていくのを感じる

//SE:ゴングの音
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織

いつもの調子を思い出したところでゴングが鳴った

@香織
「次で決着だ」


香織がニッと笑顔を見せてからコーナーに戻る

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

最終ラウンド。
俺はもうすっかり吹っ切れていた


目の前の相手を撃ちのめす。
それだけが頭を支配している


香織は珍しく距離を取った。
臆したからではない。
チャンスを見て一気に攻め立てる気だ


俺から前に出た。
フェイントを混ぜつつボディを狙っていく


そして隙を見せた

@香織
「っしゃ!」


香織が誘いに乗る。
その左頬にフックを叩き込んだ


クリーンヒット。
香織が向かって左に大きく崩れる


続けて左アッパー。
数歩後ずさった香織が、今度こそ本当にダウンした

@珠葉
「きゃっ!
 どうしよう、倒れちゃったわ!」

@芽
「あれ?
 わたし達は実留先輩を応援する立場ですよ?」

@珠葉
「え? あれ?」


カウントが続く中、香織がよろよろと立ち上がる。
ファイティングポーズを取り、
レフリーにまだ行けるとアピールする


レフリーの合図で再び香織と対峙する

@香織
「ははははは!!!
 こうでなくっちゃな!」


香織は実に楽しそうだった。
俺もそうだ


そこからは激しい応酬となった。
軋む身体をせき立てて、拳を振い続ける


俺の左が香織の頬を撃った。
香織の左頬ががら空きになる


そこに右ストレートを叩き込む


全力で

@香織
「ぐあっっ!!」


香織が仰向けにぶっ倒れる。
それでも俺の血はたぎったままだった

@珠葉
「きゃあっ!
 また倒れたわ!」


ロープに手をかけて立ち上がろうとする香織。
あいつならまだやれるかもしれない

@珠葉
「立って!
 かおちゃん、立ってっ!!」

@芽
「だから先輩、わたし達は……」

@珠葉
「関係ない!」


カウントが進んでいく。
俺の心は少しも安まらなかった。
もっと撃ち合いたい

@香織
「ぐっ……くうぅ……」


苦痛に歪んだ香織の顔には、まだまだ闘志が宿っていた。
さぁ、立て、香織!

@珠葉
「かおちゃん、立って!」

@香織
「ぐぅぅぅっ!!」


香織が両足を踏ん張って立つ。
ロープから手を離し、ファイティングポーズを……

@香織
「うっ……」


香織の全身から力が抜け、リングに倒れ伏す。
カウントがテンに達した。

@珠葉
「かおちゃん!」


すぐに大勢が香織に殺到する。
俺はよろめきながら自分のコーナーまで歩き、
ロープを両手で掴んで大きく息を吐く


勝った

//scene3
//背景:学園外観・夕方
//背景:医務室・夕方

医務室に入ると、ベッドに腰かけた香織だけがいた

//立ち絵:香織・練習着
@実留
「どうだ、香織?」

@香織
「どうもこうもねぇよ。
 めちゃくちゃ殴りやがってよー」

@実留
「殴らなかったらもっと怒ってたろ?」

@香織
「絶交だ」

@実留
「俺も自分を許せなかったと思う」

@香織
「なぁ、隣来いよ」

@実留
「おう」


できるだけなんでもないことのように、
香織の隣に腰を落とした


好きな女とふたりきりの部屋でひとつのベッドに座るのだ。
本当は心臓がバクバクしてどうにかなりそうだった


香織はうつむいている

@実留
「どうした?」


返事を寄こそうとしない


と、いきなり激しく両足を踏み鳴らし始めた。
裸足が床にぶつかって音を出す

@香織
「悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい!
 悔しいっ!! 悔しいぃぃぃっ!!」

@実留
「お、おい、落ち着けって」


香織の両肩を掴んで抑え込むと、
顔を上げてこっちを睨み付けてきた


その目には涙がにじんでいる

@実留
「……泣いてるのか?」

@香織
「負けたら泣くに決まってんだろっ!!」


……確かに香織はそうだ。
全国大会の一回戦で負けた時も、俺の胸の中でワンワン泣いた


香織はそういう奴だ

@実留
「ざまーみろ、勝ってやった」


俺はわざと傲慢に言ってやった。
例えば謝るのは最悪の選択だ

@香織
「む~か~つ~くぅ~~~!!」


香織が右拳を俺の頬にぐりぐりと押し付けてくる。
そこはちょうど殴られた場所

@実留
「痛い痛い痛い! 本気で痛い!」


かなりしつこくねじ込んできた後、ようやく手を引っ込める。

@香織
「けっ、ざまーみろ」


そう言って、香織は初めて笑顔を見せた。
胸が温まる笑みだ。

@実留
「ひでー顔してやがる」

@香織
「お前もだっての」


ヘッドギアがあったものの、
香織の顔の何ヶ所かは赤く色付いていた
俺の方も同じようになっているはず


俺は右手を伸ばし、香織の左頬に触れた

@香織
「いてっ! 触んじゃねーよ!」


香織が手を振り払う

//CG:キスをするふたり・香織の頬にキスをする実留

俺は顔を近付け、同じ場所に唇で触れた。
ほのかに温かい

@香織
「ひゃっ!」


香織は小さく悲鳴を上げて身体を強ばらせたが、
俺を押し退けようとはしなかった

@実留
「痛いか?」

@香織
「ううん、さっきほどじゃ」


少し顔を動かし、またキスをする。
ここも俺が殴ったところ

@実留
「ここは?」

@香織
「大丈夫」

@実留
「ホントか?」

@香織
「痛いに決まってんだろ?
 思いっきり右ストレート食らったんだしよ」

@実留
「だよな」

@香織
「くくくくく……」


香織が笑いながら俺の両胸を押す

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり
@香織
「断りなくキスなんて、いい度胸してやがる」

@実留
「いいだろ?
 したかったんだ」


香織が何度か瞬いた後、上目遣いをしてきた。
ヘンに女らしい仕草にドキドキしてしまう

@香織
「……なぁ、リングで言ってたの、ホントか?」


俺はうなずいて答えた

@香織
「ちゃんと言え」


足を軽く蹴ってくる

@実留
「俺は香織が好きだ。
 だいぶん前からな」

@香織
「め、め、面と向かって言うなよ……」

@実留
「言えって言ったくせに。
 どっちだよ」

@香織
「うるせぇ」


香織がひょいと右手で殴ってきた。
左頬の、ちょうど殴られた場所に当たる

@実留
「いてっ!」

@香織
「あ、わりぃ」


香織が身を乗りだし、俺の両肩に手を添えた。
そして左頬に顔を寄せる

//CG:キスをするふたり・実留の頬にキスをする香織
@香織
「ちゅっ……
 へへ、おあいこ」

@実留
「俺、二回したけど」

@香織
「ちっ、じゃあもう一回してやる」


香織が顔を斜め下に動かす。

//CG:キスをするふたり・キス

唇に唇で触れた

@香織
「ちゅっ……今度こそおあいこ」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり

顔を離した香織が、じっと俺を見つめてくる。
耳まで赤くして

//CG:キスをするふたり・キス

今度は俺の方から近付いて、香織の唇にキスをした。
何度も繰り返す

@香織
「ちゅっ……んっ……ちゅ……テメー、ちょーしに……んっ!
 んちゅ……ちゅっ……ちょっと待って……いてっ!
 ほっぺはやめ……つっ! やめろ、キスするなら……」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり
@実留
「キスするなら?」

@香織
「……言わない」


すねたみたいに唇を尖らせた顔が、たまらなく愛しい

//CG:キスをするふたり・キス
@香織
「んちゅ……バカ……唇ならいいとは……ちゅる……んっ!
 今の何? ちゅく……くちゅ……ちゅっ……舌?
 舌は、や……ちゅる……ちゅく……ちゅっ……やっ……」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり

いったん顔を離すと香織の目は潤んでいた

@香織
「やべぇ……舌は……やばすぎる……」

//CG:キスをするふたり・キス

ふたり同時に顔を寄せ、互いの舌を貪るようにして絡ませる

@香織
「くちゅ……ちゅく……ちゅっ……んっ! はぁ……もっと……
 ちゅる……ぢゅっ! ……くちゅる……ぢゅる……」

@香織
「頭……くらくらする……ちゅる……ちゅく……ぢゅるっ!
 キスって……こんななんだ……くちゅ……ぢゅっ……ちゅ……」


俺がいったん顔を離そうとしたら、
香織は身体を浮かせて追いかけてきた

@香織
「ぢゅる……ぢゅっ……くぢゅ……ちゅぱ……もっと……
 ぢゅくる……くちゃ……ちゅっ! もっと、いいだろ……?」

@香織
「くちゅ……ぢゅく……ぢゅっ! いい……キス、いいよ……
 ぢゅく……ぢゅ……くちゃ……ちゅっ! はぁ……あぁ……」


俺は手を伸ばし、香織の胸に練習着の上から触れた

@香織
「ば、ばか……どこ勝手に……んっ! ぢゅく……ぢゅる……
 んん……っ! ぢゅっ……キスに……集中できない……だろ?」

@香織
「やっ……ああんっ! ぢゅく……くちゅる……ちゅっ!
 む、胸……ヘンだよ……ちゅく……ぢゅる……ちゅぱ!」


香織の上着に手をかけた俺は、汗にまみれたそれをめくり上げる。
そうしても香織は抵抗せず、素直に上着を脱いでしまった

//CG:胸に触れられる香織・スポーツブラ姿

白いスポーツブラが現われる

@香織
「バカ……どんどんつけ上がって……
 んっ! ら、乱暴にはするなよ……?」


ブラ越しに小振りな胸を揉むと、
香織がらしくないか弱い声を出して身をよじった。


そんな様子は俺を強く昂ぶらせる。

@香織
「ぅんっ! ……はぁ……あっ! む、むずむずする……
 ヘンなの……ぁんっ!
 実留に……こんなこと、されるなんて……」

@実留
「かわいいぞ、香織……」

@香織
「バカ! ふざけんじゃ――あんっ!
 つ、強く……すんなよぉ……はぁ……っ、あぁん!」

@実留
「香織、胸……見たい。いいか?」

@香織
「いいかって言うか……もう脱がそうとしてんじゃん……
 好きにしろよ……」

//CG:胸に触れられる香織・胸を露わに

許しが出たと解釈して、スポーツブラを上へとずらした。
香織の白い胸が露わになる。
先端はピンク色をしていた

@香織
「ったく……ガン見してんじゃねーよ……
 はずか……いいから見るな……」


そう言われても、今まで見たい見たいと思っていた香織の胸だ。
じっくり見つめてしまうのは仕方がない


粗暴な言動に似合わず、香織の地肌は真っ白で、
肌もきめ細かいように思えた

@香織
「なぁ……いつまで見てるつもりなんだ?
 何もしないなら……いや、そうじゃなく……もう戻すぞ?」


照れくさそうな顔をした香織が、スポーツブラに手をかけた。
また隠される前に俺は目の前の膨らみに触れる

@香織
「あぁんっ! やっ、ヘンな声出るっ! ……んん……っ!
 実留の手……ああ……ぁあんっ! やらしい触り方っ!」


汗で濡れた柔らかい肌はとても触り心地がよかった
揉みしだく前に、まずは撫で回す

@香織
「んんっ! くぅ……何、その触り方……あっ……
 中途半端に……んっ! 撫でるだけとか……」

@実留
「激しく揉んで欲しいのか?」

@香織
「ば、バカッ! そんなんじゃねー!
 なんていうか……はぁあ……ムズムズするっていうか……」

@実留
「切ないかんじ?」

@香織
「切ない……? んっ! ふぅ……あぁ……
 分かんね……今みたいなのが、切ない……なのか?」

@香織
「とにかく……今みたいなのはイヤ……あぁ……あっ!
 こんなのばっかりじゃ……もうやめるぞ……」


ここまで来てやめるなんてありえない。
俺は焦りながら香織の胸を強く掴んだ

@香織
「あぁあんっ! バカッ! 極端!
 そんなんされたら、痛いだろ!?」

@実留
「わ、悪い……」

@香織
「ホント、バカ!
 するならもっと……んんっ!
 そ、そう……そんなかんじ……あぁ……いいかも……」


丁寧に膨らみを揉みしだいていくと、
香織は気持ち良さそうに吐息を漏らした

@香織
「ぁああ……いい……んっ! はぁ……実留、ヘンなの……
 あぁ……あっ! すごい、真剣な顔して……」

@実留
「いいだろ? ずっとこうしてみたかったんだし」

@香織
「いつもあたしのこと、そーゆー目で見てたのか?
 んっ……はぁ……ああっ!
 けっこーショックなんだけど?」

@実留
「いや、いつもって訳じゃないぞ?」


慌てて香織の顔を見てみると、
いたずらっ子みたいな笑い顔をしていた

@香織
「分かってるっての、バーカ。
 くくく……」


馬鹿にされても別に腹は立たないが、
ちょっと仕返ししてみようって気にはなる


両胸の先端にある蕾を、指先で摘まんでみた。

@香織
「ひゃあんっ! やっ! そ、そこ……ヘンっ!
 んんん……コリコリするなぁぁ……っ」


指先でこねくり回すと、香織は肌を朱に染めて身悶えする
気持ちいいようなのでもっとしていく

@香織
「あっ! んんっ……んっ! やっ、あぁんっ!
 ふわふわ……頭……ヘンになってる……ぅあんっ!」

@香織
「あっあっあ……っ、そこ……乳首って……ああっ!
 こんなふうに、なるんだ? ふぁ……ああ……」

@実留
「……香織って、自分で触ったことないのか?」

@香織
「え? ……バカ! そんなの聞くなっ!
 あぁっ! んん……っ! くぅ……ぅんっ!
 やっ……どんどんヘンになってくぅ……」


どうも自分ではしたことがないようだ。
初めての経験を俺がさせている。
そう思うと、胸の鼓動が一層高まった

@香織
「あぁ……あっ、ああっ! ふぁ……ああっ、あんっ!
 あぁあんっっ!! バカッ、引っ張んなっ!」

@香織
「ゃああんっ! ま、またぁ……っ!
 やめろって、言ってんのにぃぃ……! んんん……っ!」

@実留
「でも、気持ちいいんだろ?」


香織の反応を見るとそうとしか思えない

@香織
「んんんっ! い、言わないっ……あぁんっ!
 も、もう……引っ張ったりこねたり……好き放題っ!」

@香織
「なんか……ああんっ!
 腹立ってきたぞ……ちくしょー
 はぁっ、あんんっっ! くぅぅ……」

@香織
「ちょっと待て! 待って、実留!
 やめろっての!」


本当に怒らせたのだろうか?
しまったと思いつつ、ひとまず手を引っ込める

@香織
「あたしだけ好き勝手されるの腹立つ!
 実留のも見せろ!」

@実留
「み、見せろって?」

@香織
「それっ! そのおっきくなってる奴!」


香織が指差したのは俺のチンポ。
とっくの昔に痛いほど勃起していた

@実留
「分かった、見せてやるよ」


それはむしろ望むところだった

//CG:実留の一物を見る香織・驚いた顔で一物を見つめる

ベッドの上で膝立ちになって、香織の目の前に一物を晒す。
香織はそれを見つめて目を離そうとしない

@香織
「すげ……こんなにでけーんだ?
 みんなこんなもんなのか?」

@実留
「え? いや、知らねぇよ。
 比べたことなんてないしな」

@実留
「逆に聞くけど、
 お前、オマンコを他の女子と見比べたことあるのか?」

@香織
「ね、ねーよ! あるわけねーだろ!
 なんてこと聞きやがる……」

@実留
「先に聞いたの香織だし」

@香織
「うるせー!」

@実留
「ぎゃっ!」


怒りに任せてか、
香織がいきなりチンポを鷲づかみにしてきた

@香織
「わ、わりー、そんなに痛かった?」

@実留
「男の繊細な部分なんだよ……。
 もっと優しく触ってくれ」

@香織
「分かった。
 ……こう?」

//CG:実留の一物を見る香織・一物を扱く香織

香織は手の力を緩め、俺のものを揉みしだいてきた


好きな女にチンポを触れられてる……
俺の興奮は高まる一方だ

@実留
「なぁ……竿のとこを前後に扱いてくれ……」

@香織
「う、うん……こんな感じ?
 ……って、実留、すごい顔になってんぞ?」

@実留
「すっげー気持ちいいからな。
 もっとしてくれ……」

@香織
「分かった……
 固いな……実留の……チンポ?」

@香織
「あたしが興奮させてるんだよな……?
 なんか……実留とこうしてるの、不思議なかんじ……」

@実留
「俺はずっとこうしてみたかったんだけどな。
 ああ……いい……香織、うまいぞ……」

@香織
「……そうなんだ?
 ヘンだけどよ……気持ちよくなってもらうの、うれしいかも」

@香織
「もっとするな……
 はぁ……あたしもヘンな気分になってきた……」


香織も興奮してるのだろうか?
自分の太ももをむずむずと擦り合わせている

@香織
「これが、女のアソコに入るんだよな?
 信じらんねー……あぁ……はぁ……」

@実留
「あ、ヤベェ……もうちょいで……
 香織、もうちょっと早くしてくれ……」

@香織
「う、うん……なんかチンポ、ビクンってなってるぞ?
 ……大丈夫なのか?」

@実留
「大丈夫……ああいい……ダメだ……もう……ダメだ……っ」

@香織
「ダメって何が――」

//CG:実留の一物を見る香織・顔射される香織

香織が言い終わる前に、俺は射精した。
ものすごい量の精液を香織の顔面にぶっかける。

@香織
「ひゃあっ! 何なに? いっぱいなんか……おいっ!」

@実留
「ふぅ……最高だ……」

//背景:医務室
//立ち絵:香織・上半身裸
@香織
「サイコーじゃねぇ!」


顔中精液まみれの香織が、涙目で睨み付けてきた

@実留
「わ、わりー……つい、男のロマンで……」

@香織
「男のロマンじゃねー!
 なんだよ、これ! すっげー臭いんだけどっ!」

@実留
「いや、精液だよ。
 精子が入ってる――」

@香織
「知ってる! それくらい知ってる!
 なんで顔面にかけたんだよ!」

@実留
「それが男のロマンなんだよ!」

@香織
「すっきりした顔しやがって!
 くっそー、いくらティッシュがあっても取りきれねー!」


まずい……本気でキレてる。
今日はここまでなんだろうか……?

@実留
「わ、悪かったって香織。
 今日はもうこれ以上しないから……」

@香織
「はあ!?
 ふざけんなよ!」

@実留
「も、もう……こういうの、してくれないのか?
 だよな……やっぱり……」

@香織
「ちげーよ!
 ここまでしといて
 今日はもうなしとかありえねーって言ってんの!」

@香織
「ちゃんと最後までしろ!」

@実留
「い、いいのか?」

@香織
「あたし、中途半端が一番嫌いなんだよ。
 知ってんだろ?」


そう言いながら、
自分から練習着のパンツとその下の下着を脱いでしまった

//CG:裸で横たわる香織・香織だけが横たわる

ベッドの上に横たわる香織。
鍛えられた美しい裸身に目が釘付けになる。

@香織
「ほら……あたしも気持ちよくしろよ……」


そう言う香織はもう目が潤んでいた


俺はまず、香織の開き気味になった両脚の間に移動する。
股間の溝から少しだけピンク色の肉襞が見えた


まずはその溝を上から下へと撫でる。
できるだけそっと

@香織
「んんっ……あ、いいかも……」


香織の脚がさらに開いていき、秘められた肉が現われてくる。
そこを重点的に指先で弄っていく

@香織
「んっ! んん……はぁ……あ……っ
 それ、いい……もっとして……」

@香織
「あぁんっ! そ、そこ……っ、あっ……ああ……
 すごい……こんな、気持ちいいんだ……? あぁ……」

@実留
「自分では触ったことないのか?」

@香織
「……さっきも、それ……聞いてきたよな?
 答えるかよ、バカッ!」

@香織
「それより……あぁ……もっと……んんっ!
 ふぁ……あっ! ん……これ、もしかして……?」

@実留
「ああ、濡れてきたな……
 奥からどろっとしたのがにじんできた」

//CG:裸で横たわる香織・感じて濡れる香織
@香織
「い、言うなよ……はずか……バ、バカッ!
 んん……くぅ……ぁあっ! ……どんどん……濡れてく」


肉襞の中の方へ指を沈み込ませると、
香織の愛液がねっとりと絡んできた


その粘液を使って、粘膜をさらに擦っていく
上の方へ行くと確か……

@香織
「あぁんっ! い、今の何? すごいの来たぞ?
 ひゃあんっ! そ、そこ……そこヘンだよぉ……ぁあっ!」


溝の上らへんで小さな膨らみを見つけた。
ここが話に聞く、特に敏感な場所なのか……?

@香織
「あっ! あぁあ……ぁんっ! そこ……もっと……あんっ!
 くぅぅ……ぅうんっ! いい……いいぞ、そこ……実留!」


やはりここがクリトリスらしい。
香織は身体全体をくねらせて、快感に浸っている


あまり強くはならないよう、慎重に指先で弄っていく
コリコリとした感触に、俺の方も興奮してくる

@実留
「……ここがいいんだな?
 なんて場所か、分かるか……?」

@香織
「う、うん……多分、クリトリス?
 知ってるけど、触るのは……」

@実留
「初めて?」

@香織
「……いいから、もっと弄れよ。
 んぅんっ! そ、そうっ! そんなかんじで……っ!」

@香織
「あぁっ……あんっ! くぅぅ……んっ、うぅんっ!
 はぁ……はぁ……す、すげー……気持ち、いいっ!」


少しずつ刺激を強めていく。
人差し指と親指で軽く挟んでみた

@香織
「ぁああんっ! ま、また……コリコリっ! いい……いいっ!
 乳首より……っ、もっと……いいっ! あぁあ……あっ!」

@香織
「んん……っ、くうっ! ひゃあんっ! ぁんっ!
 もっとして……もっと、してぇっ! 実留ぅぅ……っ!」


言われたとおりクリトリスを捏ね回していく。
俺の目の前で浮かせた腰を揺らめかせる姿が堪らなく扇情的だ。

@香織
「あぁ……あんっ! いい……すごい……っ!
 こんな……いいなら……っ! もっと前から……んんっ!」

@香織
「あ……違うぞ……? 実留としたかって意味じゃ……なくっ!
 んん……くぅ……っ! はぁあ……ああっ、あんっ!」


もっと前から自分でしていたら……という意味か?
強がっているが、ここを弄るのは初めてらしい……。

@実留
「やっぱり、クリを弄ったことないんだろ?
 正直に言えよ、香織?」

@香織
「う、うっせー……言うかよ……っ!
 あぁん! なんでそんなに……んっ! 知りたがるんだ?」

@実留
「初めて弄るのが俺なんて、燃えるだろ!?」

@香織
「わ、訳分かんねー……んくっ! ぅぅん……っ!
 お前、ヘンタイじゃねーの……?」

@実留
「ヘンタイじゃねぇよ。
 いいから正直に言えって」


指でこねる速度を上げて、香織を責め立てる。
答えは分かっているが、本人の口から聞いてみたかった

@香織
「やっ! ああぁ……あっ! やんっ! あん!
 そんな……無理矢理……言わせるとか……んんっっ!!」

@香織
「くぅぅ……ぅんんん……っっ!!
 ダメ……ダメダメ……もうやめろ……やめてっ!」

@実留
「正直に言うまでダメー」

@香織
「ちょーしに乗りやがって……っ! ぅあんんっ!
 あんっ……ああ……あぁんっ! くぅ……ぅん、きゃんっ!」

@香織
「あんあん、あんっ!! ひゃあんっ!
 わ、分かった……言う……言いますからっっ!!」

@香織
「は、初めてですぅぅっっ!!
 自分でも……こんなふうに弄ったこと、ないですぅ!」

@香織
「興味は……あったけど……んんっ!
 触るの、怖くて……ぁんっ! 勇気、出なくてぇっ!!」

@香織
「笑いたけりゃ……笑えよぉっ!
 あぁんっ! ああ……あっあっあんっ! ひゃうんっ!」

@実留
「笑ったりしないって……
 ていうか、すっげー感動してる……
 香織がここまで告白してくれるなんてよ」

@香織
「うっせー! 実留が言わせたんだろ!?
 なぁ……そこばっか触ってんなよ……そろそろ……な?」

@実留
「お、おう……ホントに、最後までしていいんだな?」


俺の方はいつでもいける。
乱れる香織を間近に見て、ギンギンに勃起していた。

@香織
「中途半端は嫌だって言ったろ?
 さっさと挿れろよ」

@実留
「分かった……」

//CG:裸で横たわる香織・膣口に一物を添えられる香織

いよいよ待ち望んだ挿入だ。
香織の上に覆い被さるようにし、一物を膣口にあてがった

@香織
「な、なあ……ちょっと待って!」

@実留
「なんだよ、ここまで来て。
 今さらやめるなんて無理だぞ?」

@香織
「分かってるって。
 でも、あたし……」

@香織
「実は……処女、なんだ……」

@実留
「うん、それは知ってる」

@香織
「ええ!? なんで?」

@実留
「今までの反応見てたら分かるって。
 心配するな。できるだけ、ゆっくりするから」


口ではそう言いながら、うまくできる気はまるでしなかった。
俺だって初めてなんだ。
けど、今は香織を安心させたかった

@香織
「分かった。
 信用してるからな……」


香織がはにかみ混じりの笑みを浮かべる。
そんなもの、間近に見せられたらもう我慢できない


できるだけゆっくりと、自分のものを香織の中に沈めていく

//CG:裸で横たわる香織・挿入される香織
@香織
「んんっ!
 ふ、太いのが……入って、くる……っ!」

@実留
「痛いか?」

@香織
「ま、まだ……大丈夫……だと思う」


処女膜には行き当たってないようだ。
なおも慎重に進んでいく

@実留
「まだ大丈夫か?」

@香織
「う、うん……デカいのがねじ込まれてるのは分かるけど……
 そんなに、痛くは……?」

@実留
「そ、そうか……?
 だいぶん、入ってるんだけどな?」

@香織
「だよな……けっこー奥まで来てる……
 けど、圧迫感? はあるけど、耐えられないほどじゃ……」」

@実留
「んっ! これで、根元まで入ったぞ……
 どうだ、痛くないか?」

@香織
「あれ? え? 痛くないんだけど?
 初めてって、血とか出てすごい痛いんじゃないのか?」

@実留
「……香織って、ホントに処女なのか?」

@香織
「なっ! 処女だってのっ!!」

@実留
「痛てて! 締めすぎ! 締めすぎだって、香織!」

@香織
「わ、わりー。
 でも、処女だからな、あたし」


香織の言うことは信じられるような気がした。
なら、どういうことなんだ?


……あ、そう言えば

@実留
「……運動してる女子って
 処女膜破れてる時があるって聞いたことが」

@香織
「それだ!
 なんだよ~~~! ビビって損した~~~!」

@実留
「じゃあ、動いていくな……」

@香織
「おう……あ、でも最初はゆっくりがいい。
 ……いきなり激しくだと、痛いかもしんないし」

@実留
「分かった」


本当は膣内の柔らかい感触が気持ちよすぎて、
すぐにでも全開で動きたかった


でも、相手の希望なら仕方がない。
まずはゆっくりと引き抜いていく

@香織
「んんん~~~っ!」

@実留
「痛いかの、香織?」

@香織
「ううん? 分かんない……
 なんかヘンなかんじ……圧迫されてるのに、ふわってする」

@香織
「実留はどうだ?
 あたしの中、気持ちいい?」

@実留
「ああ、すっげーいい。
 香織の肉が絡み付いてきて……」

@香織
「ずりーな……あたしもちゃんと気持ちよくしろ」

@実留
「ちょっとずつ、よくなってくんじゃないか?
 ああ……いい……よし、もう一回入れていくぞ」

@香織
「んん……っ、入ってくる……まだ慣れねぇ……
 けど、ヘンな感じなのが変わってきてる気がする……」

@実留
「香織の中は最高にいいぞ……
 ああ……好きな奴とセックスしてるなんて……感動だ……」

@香織
「なんか……お前ばっか得してね?
 んっ、あたしも気持ちよくなりてーんだけど……」

@実留
「これならどうだ?」


俺は丸出しになっている香織の胸を掴んだ。
乳首を指の股に入れて弄っていく

@香織
「あ、あぁ……んっ! いい……
 そうだよ、それでいいんだよ……ぅんん……くぅ……」

@香織
「はぁ……はぁ……あたしの身体でも……
 ちゃんと気持ちよくなれるの、不思議なかんじ……んっ!」

@香織
「あたしってさ、自分の身体……あんま好きじゃねーんだよね。
 色白いし……そのくせ貧乳だし……」

@実留
「そうなのか……?
 自慢げに腹筋触らせたりしてたろ……?」

@香織
「でも……直に肌見せたりしなかったろ? ぁん……
 白いの……見られたくなかったんだよ……はぁ……」

@実留
「いいと思うけどな、香織の肌。
 白くてすげぇきれい」

@香織
「き、きれーとか言うな! バカッ!」


香織が焦ったように片手で顔を隠した途端、
膣内が激しくうねって俺のものに絡み付いてきた

@実留
「うおっ! す、すげぇ……今の、すげぇいい……
 もしかして、香織って恥ずかしくなったら……?」

@香織
「な、なんの話?」

@実留
「俺な、香織。
 お前の顔も……好きなんだぞ?
 すげぇ整ってて、マジできれいだって思ってた」

@香織
「やっ! な、何言い出すんだよぉ~」


香織が顔を背けてしまう。
同時に、膣内全体できゅうっと締め付けてきた


やっぱり香織は、恥ずかしがると中がすごいことになる。
もっと香織の身体を味わいたい

@実留
「それに……笑うとすげぇかわいい。
 無邪気っていうの? 見てて胸が熱くなる」

@香織
「バカバカ! やめろ!
 あたしを褒めるな! 褒めるの禁止!」

@実留
「うっ! くぅ……
 香織、最高だ……お前の中、最高すぎる……」

@香織
「なっ、まだ言うか?
 中がサイコーとか言われても、分かんねーよ……」

@実留
「……自分じゃ分からないのか?
 香織が恥ずかしがると、中がすごいことになるんだけど」

@香織
「中って……膣の中か?」


首を傾げていた香織だが、急に俺を睨み付けてきた

@香織
「さっきの! わざと恥ずかしがらせてたのか!?
 膣がすごいことになるからって、わざと!」


マズい、調子に乗って喋りすぎた。
とはいえ……

@実留
「け、けど……言ったことはホントだぞ?
 ホントにきれいだって思ってるし、かわいいって思ってる!」

@香織
「ウソくせ~~~! ウソくせ~~~!」


香織は餓狼みたいな顔をして俺を睨んでいる。
さらに――

@実留
「し、締めるな、香織!
 入り口、締めすぎ!」

@香織
「うるせー!
 このままぶっちぎってやるっ!」


い、痛い……チンコの根元の方がマジで痛い!
一方で、中に入っている部分は堪らない快感に包まれていた

@実留
「悪かった! 悪かった!
 嫌がってるのに褒めちぎったのは悪かった!」

@香織
「許さねー!
 罰ゲームだ!」

@実留
「え、何それ?」

@香織
「あたしを膣でイかせろ!
 イクまでひたすら奉仕しろ!」


なんだそれ?

@実留
「け、けど……
 香織って、まだ膣じゃ気持ちよくなれてねぇだろ?」

@香織
「んー、ちょっとずつ、よくなってきてる。
 実留がもっと頑張れば、よくなりそーだ」

@実留
「そうか……
 香織が膣で感じるように、俺の手で開発していくわけか!」

@香織
「え? 開発って何!?」


俺はすっかりその気になった。
香織の膝裏に手を回し、
ふとももが香織自身の腹にくっつくまで脚を前へ押し倒した。

@香織
「お、おい……なんだよ、この格好!?」


香織の尻がベッドから少し浮いた。そこへ俺のふとももを入れる。
そして一物を強く突き込んだ

@香織
「ゃあんっ! ち、ちょっと、いきなりすぎぃっ!
 あっ、ああぁんっ! あんっ! ぁう……ぅんっ!」


俺は全速で腰を叩き付けた。
香織の尻とぶつかり合う音がする

@香織
「やっ! あっ! あぁ、あ、あんっ! くぅ……やぁんっ!
 あっ……み、実留、急すぎる……んっ! ってのっっ!!」

@実留
「はぁはぁ……まだ、気持ちよくならないか?」

@香織
「分かんない……分かんないよぉっ!!
 強すぎて……ぇんっ! て、手加減……しろぉっ!」

@実留
「香織って、手加減されるの好きな奴だっけ?」

@香織
「くっそ、テメー!
 分かったよっ! 好きなよーに! 全力でしろっっ!!」

@香織
「あっ、ああっ、あぁんっ! ぁあんっ! あぁ……あんっ!
 ひゃんっ! ……ぁあんっ! はぅうぅぅ……」


香織の声に少しずつ甘みが混じってきた。
俺を見つめる目はとろりと蕩けている

@実留
「よくなってきたか、香織?」

@香織
「あっ! ああぁ……あんっ! ぅあぁんっ! ぁあんっ!
 た、多分……よくなって、きてる……ぅんっ!」

@香織
「あぁ、あっ、あぁんっ! あぁあ……あっ! ぁうんっっ!!
 だ、だめ……訳分かんなく……なってきてる……?」

@香織
「分かんない……気持ち、いいの? あたし……?
 あぁ、ぁあん、あぁんっ! これ、気持ち、いいなの?」

@実留
「多分、それが気持ちいい、だ……
 もっとするからな? もっと気持ちよくなってくれ……」


入り口近くまで陰茎を引き、一気に押し込む。
それを何度も繰り返して香織に快感を与えていく

@香織
「あんっ! あっ、あぁあんっっ!! ひゃんっ!
 す、すごい……っ! 頭ん中……すごいこと、なってるっ!」

@香織
「もっと……もっとして、実留……ズンズンして……
 あたしの子宮、ぶっ叩くくらい……して……っ!」

@香織
「いいっっ!! そうっ、その調子っっ!!
 実留の太いの……っ! もっとちょうだいっっ!!」


ズンと突き込むと、一番奥で何かに当たった。
これはもしかして……?

@香織
「ひゃっ! い、今の、ヘンっ!
 奥……何かヘンっっ!! ああんっ!! そ、そこぉっ!!」


香織もぶち当たったのを感じている様子。
きっと子宮口だ


そこを狙って何度も何度もチンポを圧し入れる。
香織は身をよじって悦楽に溺れた

@香織
「あっああっあっあんっ!
 ヘンっ! そこ……なんか、ヘンッ! ぁあんっ!」

@香織
「もっと……もっとちょうだいっっ!!
 なんか、ここ……よくなり、そうぅっっ!!」


香織が身悶えするたびに、俺にも快感が押し寄せる。
しかしまだ精を放つわけにはいかない。
まずは香織を絶頂させないと……

@実留
「どうだ、香織?
 一番奥、突かれて……イきそうか?」

@香織
「分かんない……分かんないよぉ、実留……っ!
 奥、ヘンだ……他と、違う……んんっっ!!」

@香織
「やっ! あぁあっ! あんっ! ヘン、なのに……
 もっと、してほしい……っ! いいか、実留?」

@実留
「いいぞっ! もっとしてやるっ!
 んん……くぅっ! どうだ……?」

@香織
「あぁあっ!! あんっ! あぁ……っ!!
 いい……すごい……っっ! ぁあっ! くぅぅ……っ!」

@香織
「きゃっ! ぁあんっ! あ、あぁあ……あんっ!
 み、実留……っ! これ……これ、きっと……」

@実留
「きっと……?」

@香織
「き、きもちいい……だっ! きもち、いい……っ!
 み、みのる……っ! あたし、おくでかんじてるっっ!!」

@香織
「あぁんっ! あん、ああぁっ、あんっっ!! あぁんっ!
 ふああ……すごい……すごい、いいよお……みのるぅ……」

@実留
「よし、じゃあ……このままイッちまえ!」

@香織
「イク……こんなきもちいいの……すぐにイッちゃう……
 あっあぁあっあっっ!! あぁあんっっ!!」

@香織
「あ、でも……でも、みのるは……?
 あたしだけ、イクの……わるい……みのるは?」

@実留
「俺も……イきそうだ……一緒にイッていいか?」

@香織
「へへ……あたりまえじゃん……イこ?
 いっしょに……あんっ! イこうよ……あぁあんっっ!!」


香織と一緒にイキたい……俺は全力で香織を責め立てる。
俺はもういつでも発射できた

@香織
「ひゃっ! あぁ……あんっ! ぁあぁ……あっ! きゃんっ!
 あんっ! あぁあ……あっ! ぅんっっ!!」

@香織
「ああ……あたま、わけわかんない……あっあっああっあっ!!
 も、もう……らめ……らめらめらめ……」

@香織
「イグっ! イグイグイグ!!
 イっっっっ!!!」

//CG:裸で横たわる香織・絶頂する香織
@香織
「っっっ!!!
 ぁああ゛ぁああ゛あぁぁっっっ!!!!」


香織の膣内が激しくうねって俺を締め付ける


どうにか堪えきり、香織の波が去ってから陰茎を引き抜いた。
そして香織の腹に向かって精を放つ

//CG:裸で横たわる香織・腹に射精される香織
@香織
「あっっ!! 熱いぃぃ……っっ!!!」

@実留
「ふぅ……」

@香織
「バカ……またあたしにぶちまけやがって……」


蕩けきった顔で、香織がつぶやいた

//scene4
//CG:ベッドで並んで横になる実留と香織

俺と香織は、裸のままベッドの上で余韻に浸った。
香織はぼんやりと天井を見つめている

@香織
「こんなことになるとはなぁ……」

@実留
「う、うーん……俺としては望んだ結果なんだけど……
 香織にとっては……違うよな?」

@香織
「そうだなぁ……こうなるなんて、夢にも思ってなかった。
 けど……」

@実留
「けど……?」

@香織
「今じゃ、なんで今までこうならなかったんだろって、
 不思議に思っちゃう」

@実留
「え?
 ……じゃあ、後悔してないのか?」

@香織
「後悔? そんなのする訳ないじゃん。
 だって、実留なんだよ?」

@香織
「告白された時は焦ったけどさー。
 気付いたんだよね。
 実留じゃん、って」

@実留
「……今いちよく分からんのだけど」

@香織
「うーん、あたしもよく分かんね。
 でも、実留ならいいんだよ。
 エッチするのも、付き合うのも」

@実留
「え!?
 付き合ってくれるの?」

@香織
「いやいや、エッチしといて付き合うのはなしって方が、
 あたし的には信じらんないんだけど?」


香織がジトーッという目で俺を見つめてくる。
俺は焦って視線を彷徨わせた


この後のことなんて、正直何も考えてなかったのだ。
香織と付き合う……か。なんだか現実感がない

@香織
「実留がどーしてもイヤだってのなら、
 これっきりでサヨナラしてもいいけど?」

@実留
「いやいやいや、是非ともお付き合いさせてくださいませ。
 お願いいたしまする」

@香織
「それでいいんだよ」


にっこりと微笑んでくる香織。
こんな表情を見るのは初めてかもしれない


香織が天井を見上げて伸びをする

@香織
「さーて、問題はあの女だ」

@実留
「よくできた生徒会長様なぁ……
 どうする?
 香織、負けちまったけど」

@香織
「あたしはこの学園のジムがいい!
 けど、あの女に頭下げるなんて、ぜってーヤだ!」

@実留
「……分かった、俺がなんとか説得する。
 土下座でもなんでもしてさ」

@香織
「うーし、頼んだぞ!」


香織が身を起こし、俺の唇にそっとキスをした。
柔らかい感触に胸がときめく

@香織
「あたしと実留は、いつも一緒じゃなきゃダメなんだからな?」


そう言って、香織はウインクをしてみせた。