クリエイター 詳細

クリエイターID : 190509

シナリオライター

ジャンル
ファンタジー 恋愛 ヒューマンドラマ
歴史 推理 ホラー
アクション コメディー SF
成人物 官能

//ソーシャルゲーム・ネイティブゲーム想定の一般向けシナリオ
//制作日 2019/01/11
//製作時間 3時間15分

//1タップ:27文字×3行
//1話:40タップ前後

//登場人物
//遠山香織 高校一年生

//本文
//1話
//背景:通学路
@???(香織)
"ちーこーくーすーるー!!"

//SE:衝突音
@???(香織)
"うわっ!"

@???(香織)
"痛てててて……
なんだよ、急に飛び出してきてっ!!"

@???(香織)
"はあ? なんでこっちが悪いみたいに!?
あたしが走ってたら、角からアンタが出てきたんじゃん!"

@???(香織)
"……確かに……アンタは、歩いてた……な?
そしてあたしは全力疾走してた"

@???(香織)
"ごめん!!
悪かったのはあたしだ。
本当にごめんなさい!"

@???(香織)
"……許して、くれるんだ?
アンタ、いい奴だな。
へへへ……"

@???(香織)
"今さらだけど怪我とかしてない?
思いっきり頭突きしちゃったけどさ"

@???(香織)
"……そっか、よかった。
ホントに悪かったよ"

@???(香織)
"って!
のんびりしてらんないぞ!!
遅刻する!"

@???(香織)
"アンタも同じ高校じゃねーのかよ?
なんでそんな余裕ぶってんの?"

@???(香織)
"時計もスマホも忘れたってなんだよ!?
入学初日で緊張してたんなら、
余計に持ち物はチェックするだろ!"

@???(香織)
"いや、まぁ……
テンション上がりすぎて寝付けなくて、
寝坊したあたしも大概だけどさ……"

@???(香織)
"いいから走ろう!
まだ間に合うぞ!!"

@???(香織)
"はあっ! なんで諦めるんだよ!?
全力で走ればまだ間に合う!"

@???(香織)
"……ま、まぁ、危ないかもしんねーけどさ。
ていうか、実際事故ってるし"

@???(香織)
"けど!
可能性があるんなら全力尽くすのが人間てもんだろ!?"

@???(香織)
"いいから走ろうぜ!
なんならおぶってやってもいいぞ?"

@???(香織)
"えへへ、覚悟決めたな?
行くぜ! 全力疾走だっ!!"


"…………"

@???(香織)
"お、おい、大丈夫か?
もう息が上がってきてんぞ?"

@???(香織)
"ええっと……休もうか?
なんか、見てらんねーよ"

@???(香織)
"おっ!
アンタ、意外と根性あるな。
そういう奴、好きだぞ!"

@???(香織)
"すすすすす、好きに反応するなよっ!
ヘンな意味じゃねーって!!"

@???(香織)
"そんな、初対面のオトコにいきなり告白するような
軽いオンナじゃねーし、あたし……"

@???(香織)
"わ、分かってくれてんならいいんだよ……
分かってくれてんなら……"

@???(香織)
"あっ、ガッコが見えてきたぞ!!
ラストスパートだ!"

//背景:校門前
@???(香織)
"ふぅ、間に合った!
いや~、入学初日から遅刻なんてヤだもんね"

@???(香織)
"けど、アンタ大丈夫か?
顔真っ青だけど……"

@???(香織)
"深呼吸、深呼吸。
すーはーすーはー
息整えろ?"

@???(香織)
"どーにか落ち着いたみてーだな。
よく頑張ったな、アンタ"

@???(香織)
"……あたし?
この程度の距離走ったくらいじゃ息切れたりしねーぞ?
めっちゃ鍛えてるからな"

@???(香織)
"高校入ったらやりたい部活あるんだよね~。
今まで鍛えてきた成果を見せる時が来たんだ!"

@???(香織)
"えへへへ、めっちゃ楽しみ~~~!"

@???(香織)
"あ、そうだ。
まだ名乗ってなかったな"

@香織
"あたし、遠山香織。
アンタと同じ、新入生だ"

@香織
"……それがアンタの名前か。
もう覚えたぞ"

@香織
"……おい。
手ぇ出してんだから、アンタも手ぇ出せよ"

@香織
"ほら、握手握手!!
ブンブンブンっと"

@香織
"じゃあ、今日からよろしくな!"












//背景:教室
@香織
"よお!
アンタも同じクラスなんだな。
さっきも言ったけど、これからよろしくだ"

@香織
"出会いはアレだったけど、
なんか縁があるよな"

@香織
"もしかしたら、いい友達になれるかも!
あたしはそんな気がする!"

@香織
"えへへ、あんたもか。
じゃあ、これから仲良くしてこう!"

@香織
"それにしても入学式長かったなぁ。
ああいう、ボサッと突っ立ってるの、苦手だよ"

@香織
"……まぁ、そうだけど。
行事はみんなあんなかんじだよな"

@香織
"でも、あたしは身体動かすのが大好きだからさ。
ただ立っとくなんて、性に合わないんだよな"

@香織
"見るからにってなんだよ。
ま、全然否定できねーけどさ、えへへ"

@香織
"部活も運動部にするんだ!
どーしても、入りたい部活があるんだよね!"

@香織
"アンタは何にするつもりなんだ?"

@香織
"……帰宅部か。
まぁ、そういうのもありなんだろうけど。
うーん……"

@香織
"なんか、せっかく入学したのに
あんまりうれしそうにしてないよな?
緊張してるからってのでもなさそうだ"

@香織
"……そっか、いろいろなぁ"

@香織
"なぁ、よかったらその事情っての、
あたしに話してくれない?"

@香織
"まぁ……どうしても嫌なら仕方ないけど。
誰かに話した方が、楽になれるって思うんだ"

@香織
"そうそう、思い切って言っちゃいなよ!"

@香織
"……ああ。
じゃあ、このガッコは滑り止めだったんだ?"

@香織
"思ってたとこに入れなかったんなら、
残念な気分になるよなぁ"

@香織
"あたしも中学の時はやりたいことできなくて、
腐りかけたりもしたよ。
だから気持ちは分かる"

@香織
"でもさ!
せっかく高校生になったんだ。
気持ち切り替えて、高校生活を楽しもうぜ!"

@香織
"部活に入って青春したり!
どう?"

@香織
"そっかぁ……
もっと前向きになった方がいいと思うけどなぁ……"

@香織
"あたし?
あたしはボクシング部!"

@香織
"ホントは中学の時からジムに通いたかったんだけどさ。
親に反対されてできなかったんだよ"

@香織
"でも部活ならいいって言ってくれたから、
ボクシング部があるこのガッコを第一志望にしたんだ!"

@香織
"いや~、受験勉強、大変だったぞ。
あたし、ガッコの勉強は苦手だからさ"

@香織
"……だよな。
受験勉強はホント大変。
でも、入りたいガッコの為に頑張ったんだ!"

@香織
"いや、そこで暗くならないでくれよ……
うーん、まぁ、分かるけどさぁ……"

@香織
"どうしたらいいんだろ。
そうだなぁ……"

@香織
"あのさ、
よかったらだけど、あたしと同じ部活入らない?"

@香織
"そう、ボクシング部!
あたしと一緒に青春しようぜ!"

@香織
"そんな露骨に嫌がるなよ。
大丈夫、殴られたらちょっと痛いだけだから!"

@香織
"あははは!
アンタの言うとおり。
殴られたら痛いのは当たり前だよな!"

@香織
"えへへ、でもよかった"

@香織
"ん?
いや、やっと笑ってくれたじゃん。
初めてアンタの笑顔見れた"

@香織
"い、いや……そんなお礼なんていいって。
心配するのは当然だろ?"

@香織
"なぁ、よかったら、部活の見学に付き合ってくれよ。
もしかしたら、アンタの気も変わるかもしんねーぞ?"

@香織
"やった!
じゃあ、一緒に行こうな!"

@香織
"早く放課後になんないかなぁ。
楽しみで楽しみで我慢できねーよ!"













//3話
//背景:ボクシングジム
@香織
"これがボクシングジムか!
すっげーよな!"

@香織
"……テ、テンション高いのは当たり前だろ?
ずっと憧れてたんだしよ"

@香織
"みんな真剣だなぁ。
あたしも身体がウズウズしてくるよ!"

@香織
"このガッコのボクシング部はな、
全国大会まで行った選手が何人もいるんだ。
名門だよ、名門"

@香織
"だからこのガッコに入りたかったんだよなぁ"

@香織
"うんっ!
ホントにうれしい!"

@部長
"どうだ、一年坊主?
なかなか熱いだろ、俺らのボクシング部はよ"

@香織
"はいっ!
もう今日からでも混ざりたいですっ!"

@部長
"ん?
入部希望はこっちの男子だろ?"

@香織
"いや、こいつは取りあえず見学だけ。
あたしは断然入部を希望しますっ!"

@部長
"うーん、女子か……"

@香織
"え、どうしたんですか?
ここって、女子部もあるんですよね?
そう聞いてますけど"

@部長
"確かにあった。
あったけどなぁ……"

@部長
"女子は去年で全員卒業した。
それで女子部は解散したんだ"

@香織
"ええっ!
そんな……せっかくボクシングできるって思ってたのに"

@香織
"……うん、アンタの言う通りだ。
ここで諦めたらダメだよな!"

@香織
"部長!
やっぱり入部させてください!
男子と一緒でいいですから!"

@部長
"そっちはよくても、こっちはなぁ。
女子に合わせてたら……
言いたくないが、他の男子の足を引っ張っちまう"

@香織
"そんなことないですよ!
あたし、絶対足なんて引っ張りませんから!
ついて行けます!"

@部長
"いいや、悪いが入部は許可できない。
素直に諦めてくれ"

@香織
"そんな……"

//暗転

"…………"

//教室
@香織
"ううう……"

@香織
"……あ、おはよう。
元気か?"

@香織
"……そう、あたしは絶不調。
昨日のショックがでかすぎる……"

@香織
"ボクシングやりたいって
ずっと思ってたのによ……"

@香織
"……へへ、ありがと。
慰めてくれるなんて優しいな、アンタ"

@香織
"え、なんなの、この紙?
……資料ってどういうこと?"

@香織
"へぇ……男子と一緒に練習してる女子選手の話か……
こうやってまとめてくれたんだ? 一晩で?"

@香織
"ありがとう!
あたしの為にこんなものを……"

@香織
"……えへへ、そっか、そうだよな!
あたしらもう友達なんだ"

@香織
"じゃあ、これ持ってもう一回部長にアタックしてみっか!
あたしは諦めねーぞ!"

@香織
"ホント?
うん、ついてきてくれると助かる!
あたし口下手だしさ"

@香織
"入部も!?
アンタも入る気になってくれたんだ?"

@香織
"あたし見てたらかぁ。
そう言ってくれるの、すごくうれいしいよ"

@香織
"アンタと一緒なら楽しい部活になりそうだ!
よーし、絶対入部してやるぞ!"

@香織
"えいえいおー!"

@香織
"いや、アンタもやれよ"

@香織
"ほら、えいえいおー!"

@香織
"あははは!
じゃあ、さっそく放課後ボクシング部に行こうな!"







//4話
//背景:ボクシングジム
@香織
"だから部長、男子に混じって女子がボクシングするのは
アリなんですよ!"

@香織
"あたし、運動神経もいいですし。
中学の時の体力テストをこっちにまとめました"

@部長
"うーん、でもなぁ……"

@部長
"そっちの男子も頭下げてくるなよ。
その熱意は買うけどなぁ"

@香織
"熱意だけじゃなく、あたし丸ごと買っちゃってください!
絶対に邪魔にはなりませんからっ!"

@部長
"分かった分かった!
ふたりして迫ってくんな!"

@部長
"仕方ねぇ、認めてやるよ。
泣き言ほざいたらすぐにクビだからな!"

@香織
"やった!
部長大好き!"

@香織
"ちちちち、違います!
ヘンな意味の好きじゃなく!"

@部長
"わわわわ、分かってるって!"

@香織
"アンタもありがとうな。
すっごい助けてもらっちゃった"

@香織
"いや、お礼ぐらい言わせてよ。
ホントに感謝してるんだからさ。
ありがとう"

//暗転


(一ヶ月後)

//背景:ボクシングジム

@部長
よし、いったん休憩だ!

@香織
"ふぃ~、やっとか"

@部長
"香織はなかなかヘコたれないな。
見直したぞ"

@香織
"そりゃあ、ボクシングに憧れて
ずっと身体鍛えてましたからね"

@香織
"あたしより、コイツの方がすごいって思いませんか?
今まで運動部に入ったことないのに毎日頑張ってて"

@香織
"アンタこそすごいよ。
うん"

@部長
"だな。
だけどふたりとも身体は壊すなよ。
ぶっ壊れない程度に死ぬ気でやれ"

@香織
"はいっ!"

@部長
"じゃあな、後十分休んでろ"

@香織
"……アンタ、ホントに無理してないか?
部長は死ぬ気でやれとか言ってるけど、
初心者なんだし、そこまでしなくていいと思うぞ?"

@香織
"……そっか。
楽しんでるならよかったよ"

@香織
"なんか、あたしが無理に誘ったんだし、
ちょっと心配? したりな"

@香織
"アンタの意志か……
ごめんごめん、そうだよな"

@香織
"あたし?
あたしは全然平気だよ。
毎日すげー充実してる"

@香織
"いや……ここだけの話?
部長に目ぇ付けられてるし、付いてくのはかなり大変だ。
思ってた以上だよ"

@香織
"けど、絶対に食らい付く。
ずっとやりたかったボクシングだからってのも
あるけど……"

@香織
"アンタ、あたしの為に一緒になって頼み込んでくれたろ?
なんて言うんだろ……"

@香織
"あんたの心意気、想いを裏切りたくないんだ"

@香織
"えへへへ……"

@香織
"本当にありがとう。
今のあたしがあるのは、アンタのおかげだ"

@香織
"…………"

@部長
"おいこら!
そこで見つめ合っていいフンイキだしてんじゃねーぞ!"

@香織
"ちちちちち、違いますから!!
そんなんじゃないですから!!"

@香織
"練習練習!!
ほら、アンタも練習だ!"

@香織
"うう……
今絶対、顔真っ赤になってるよ……"

@香織
"オマエ、かわいいって何だよ!!
そういうこと言うなよな!"

@香織
"バ、バカっ!!"

// 美少女ゲーム想定の18禁シナリオ
// 制作日:2018/10/9
// 容量 54kB
// 制作時間 18h

// 30文字×3行


//題名
好きな彼女と殴り殴られ

//やりたいこと
三人以上のかけ合い。

//登場人物
石杜実留(いしもり みのる)
遠山香織(とおやま かおり)
錦小路珠葉(にしきこうじ たまは)
乙坂芽(おとさか めい)


//本文
//
//scene1
//背景:学園外観
//背景:ボクシングジム


そこかしこで殴る音がした。
鍛え上げられた肉体が踊るように地を這う。


俺はボクシングジムにいると落ち着けた。
すえた臭い

//SE:扉が勢いよく開かれる音

縄跳びを手に取ったところで、
入り口の扉が勢いよく開かれた

//立ち絵:香織・練習着
@香織
「お疲れぇー!
 今日も元気に殴りまくろぉー!」


やかましくジムに足を踏み入れたのは遠山香織。
ボクシング部の部員達はとっくに慣れているので、
取り立てて反応はしない


しかし俺は相手をしないといけなかった。
素早く香織の間に立ち塞がる

@実留
「止まれ、香織!
 お前を通すわけにはいかねぇ!」

@香織
「ああ? 邪魔するのか?
 だが、押して通る!」


香織がファイティングポーズを取る。
俺もすかさず構える。
この女はいつでも平気で殴ってくるのだ

@実留
「お前、昨日は試合だったろ。
 今日は休めってコーチに言われてるはずだぞ?」

@香織
「言われたよ。疲れを取れってな。
 でもあたしは疲れてねぇ。
 だからトレーニングする。どけっ!」


香織がストレートを繰り出してくる。
俺は軽くかわす

@実留
「無茶すんなっての。
 ダメージは意外に蓄積されてるもんなんだ」

@香織
「あたし、昨日はまともに食らったの一発もねーし。
 見てたろ、実留も?」

@実留
「いいや、何発か食らってた」


俺はそっと手を伸ばし、香織の顎を掴む。
右に左に動かして、顔全体をじっくり見ていく

@香織
「お、おい……何すんだよ……」

@実留
「まぁ、きれいだ」

@香織
「き、き、きれー!
 何言っちゃってんの、お前!」


香織が思いっきり後ろに飛び退いた。
柱にぶつかってかなり大きい音を出す。

@実留
「大丈夫か!?」

@香織
「ぐぐぐ……後頭部は殴られ慣れてねぇ……
 実留がヘンなこと言うせいだっ!」

@実留
「ヘン? 腫れてないか見ただけだろ?」

@香織
「はれ……のち曇り?」

@実留
「いや、今日は一日晴れらしい」

@香織
「しゅっ!」

香織がいきなり右フックをボディに叩き込んできた。

@実留
「ぐっ! なんで今の流れで殴る!?」

@香織
「うっせー!
 全部実留が悪い~! 悪い~!」

@香織
「いいからトレーニングだ。
 ミット持ってよ。手伝って?」

@実留
「ダメだ、休め。
 戦士には休息が必要だ」

@香織
「あたしは休息のいらない特別な戦士なんだよ。
 なぁ、いいからミット持って?
 ちょっと見ておきたいとこあるんだ」

@実留
「……昨日の試合でなんかあったのか?」

@香織
「うんっ!
 苦手って言ってたコンビネーションがあったろ?
 そいつのタイミングが掴めそうなんだよ」

@香織
「実留とならがっちり掴めるって思うんだ」

@実留
「うーん、すぐに試さないと逃しちまうか。
 ……分かった、でも今日は早めに上がるぞ」

@香織
「そうでなくっちゃ!
 だから実留好きっ!」

@実留
「うっせーよ。
 好かれるなら清楚なお嬢様がいいぜ」

//SE:扉が勢いよく開かれる音
@???(珠葉)
「待ちなさーい!」

いきなり扉が開かれた。
入り口の向こうにいたのは生徒会長

//立ち絵:珠葉・制服
@香織
「錦小路珠葉!
 学園の圧制者!」

@珠葉
「私は常に善政よ!
 それよりクッサ! 何ここ、尋常でなく臭いわ!」

@実留
「臭くないボクシングジムはボクシングジムじゃねーよ。
 何しに来たんだ、錦小路?」

//立ち絵:芽・制服
錦小路が口を開く前に、その後ろにいた女子が答えてきた。
乙坂……だったか。生徒会の書記だったはず

@芽
「例によって珠葉先輩のおせっかいですよ。
 用があるのは香織先輩」

@香織
「あたし?
 三教科赤点の件?」

@珠葉
「あれはあれで許しがたいけど、今日は違うわ」

@珠葉
「遠山香織! あなたは今すぐボクシング部を辞めなさい!」

@香織
「はあ?
 なんでテメーにそんなこと言われなきゃなんないの?」

@珠葉
「私はみんなが知ってるとおり、とてもよくできた生徒会長なの」

@実留
「その無駄に自信過剰なとこはみんな知ってる」

@珠葉
「……私はとてもよくできた生徒会長なの。
 学生の平和と健康と学力向上を常に気にかけている」

@珠葉
「だから、遠山さんが男子に混じってボクシングするのを
 見過ごすわけにはいかないの!」

@香織
「うっわ~!
 おせっかいだ! 超絶おせっかいだ!」

@香織
「ほっといてくれよ。
 お前ヒマなの? ヒマを持て余してる権力者なの?」

@珠葉
「暇なわけないわ!
 けど、私は学生の平和と……」

@実留
「それは聞いたし、いつも言ってるから知ってる。
 その無駄な使命感でいろんな逸話を築いてるんだよな」

@芽
「まぁ、なんだかんだ言われてますけど、
 頑張ってるのは頑張ってる人なんですよ?」

@珠葉
「そうよそうよ!
 言ってやって、芽。
 私がいかに学園の為に奔走してるかを!」

@芽
「今日だけでも、バスケ部とバレー部の紛争の調停をしたり、
 教師のセクハラ疑惑の追及したり。
 告白してきた男子を断ったりもしてるんですから」

@珠葉
「そうそう!
 男子、泣きそうになったからなだめるの大変だった……
 って! それは言わなくていいのよ!」

@香織
「すげー! また振ったのか!?
 さすが、『ミナゴロシの錦小路』」

@珠葉
「その二つ名で私を呼ばないでっ!
 お断りするの、毎度心が痛んでるのよ?」

@芽
「だったらオッケーすればいいじゃないですか。
 もったいないクリーチャーが出ますよ?」

@珠葉
「だって、学生の間は勉学が大事だもの。
 恋愛なんて後からいくらでもできるわ」

@芽
「ああ、それ、一生結婚できない奴ですよ?」

@実留
「就職したら、仕事が大事とか言い出すんだよな」

@珠葉
「いいじゃない!
 結婚できなくても幸せになれるもんっ!」

@芽
「そうですねー(棒読み)」

@珠葉
「くぅぅぅ! バカにしてぇぇぇっ!!」

@香織
「あたしはさ、きっぱり断るのいいと思うぞ?
 でないと両方ともツラいことになるし」

@珠葉
「あ、理解者登場。
 やっぱり、経験がある子は違うわね」

@実留
「経験って?」

@珠葉
「当然、男子の告白をお断りした経験よ」

@香織
「ええっ!?」

@実留
「香織って、誰かに告白されたことあるのか!?
 ありえねぇ……」

@珠葉
「ありえないは失礼よ。
 遠山さんって、性格は粗暴だけど見た目は悪くないでしょ?
 今まで何度も告白されてるはずよ」

@芽
「はずって、実際に見たり聞いたりしたわけじゃない?」

@珠葉
「なくっても分かるわよ。
 告白されたりは普通にあるに決まってるわ」

@芽
「普通に……
 その辺り、どうなんすかね、香織先輩?」

@香織
「え? いや~~~」

@実留
「こんな筋肉ドーベルマン、好きになる男子なんていないって。
 なぁ、香織?」

@香織
「むむむ……」

@珠葉
「筋肉がむしろ魅力なのよ。
 男子にも女子にもモテてるわ、絶対に。
 ねぇ、遠山さん」

@香織
「ぐぐぐぅ……」

@香織
「ま、まあ~ねえ~。
 男子にも女子にもモテモテさあ~。
 困っちゃうよ、まったく~」

@実留
「ホントかよ?
 香織が誰かから告られたなんて話、聞いたことないんだけど」

@香織
「実留が知らないだけだっての。
 裏では告られまくりなんだよ、あたしってば?」

@実留
「……そうなのか?
 今まで何人くらいに告られてる?」

@香織
「ええっと~
 月三くらいかな~~~」

@実留
「俺の知らないところで、そんなに……」

@珠葉
「思ってた以上のモテっぷりねぇ。
 私より多いわ」

@香織
「えっ!
 月三は多すぎた!?」

@芽
「わー、珠葉先輩よりモテてるんですねー
 学園一ですよー(棒読み)」

@香織
「が、学園一?」

@実留
「香織が急に遠くへ行っちまった……。
 俺はどうすれば?」

@香織
「い、いや……今までどおり?」

@芽
「正直になるなら今のうちですよ、香織先輩? ニヤニヤ」

@香織
「あ゛――――!! も゛――――!!」

@香織
「モテませんっ!! 私はこれっぽっちもモテてませんっ!!
 悪かったな――っ!」

@実留
「え? でも月三で告白されるって……」

@香織
「見栄です!! ちょっぴり見栄を張っちゃいました!!
 悪かったですぅぅぅぅ!!」

@実留
「見栄かよ……ビビらせやがって……」

@珠葉
「そんなの冗談よ。
 遠山さんがモテないなんてありえないわ」

@芽
「珠葉先輩、さすがにこれ以上の追撃はやめてあげましょうよ」

@香織
「モテとかどーでもいーしっ!!
 あたしはボクシングひと筋なのっっっ!!!」

@珠葉
「そう!
 ボクシングよっ!!」

@珠葉
「遠山さん。
 さっきも言ったけど、このよくできた生徒会長に従って
 ボクシング部を辞めてしまいなさい?」

@香織
「やなこった!
 あたしはここが気に入ってるんだ!」

@珠葉
「でも、この部活に女子はあなた一人だけじゃない。
 男子と殴り合うなんてあり得ないわ」

@実留
「いつも殴り合ってるわけじゃないって。
 そんなんしてたら身が保たねぇ」

@珠葉
「いつもじゃなくてもたまにはあるんでしょ?」

@実留
「まぁ……な
 こいつ、スパーリング大好きだし」

@香織
「殴り合うの、サイコー!」

@香織
「男子と女子が殴り合うのはダメだとか、
 錦小路の感性は古すぎるって。
 時代遅れ野郎~」

@珠葉
「なんでそういうムカつく言い方するの?
 男子と女子とじゃ、身体付きからして丸っきり違うじゃない。
 殴り合うなんて正気じゃないわっ!」

@香織
「ボクサーなんて、イカレてるくらいがちょうどいいんだ。
 いいから帰れよ。トレーニングの邪魔すんな!」

@芽
「まぁまぁ。
 珠葉先輩は香織先輩のことが心配なんです。
 ちょっとは聞いてやってくださいよ」

@珠葉
「し、心配っていうか……
 その……あなたがしてる蛮行が許しがたいだけよ!」

@香織
「蛮行ってなんだよ!」

@芽
「野蛮な行いって意味です」

@香織
「意味はなんとなく分かる!
 あたしがしてることにケチつけるのが気に入らねーんだよ!」

@香織
「おい、実留!
 黙ってないで、お前もこの頭カチカチ女に
 なんか言ってやれよ!」

@実留
「うーん、でもなぁ……。
 錦小路が言うことにも一理はあるんだよ」

@実留
「スパーにしても、女子の相手がいた方がいいって気もする。
 結局試合は女子とするんだしな」

@香織
「くっそー、裏切りやがって!
 もういい! 弱い奴は黙ってろ!」

@実留
「なっ!
 弱いってなんだよ!?」

@珠葉
「遠山さん、今のはひどいわ!
 弱いからって、本人に面と向かって言うなんてかわいそうよ!」

@実留
「いや、弱いって決め付けるな?」

@芽
「そうです。
 ふたりとも、弱い弱い言いすぎですよ?」

@芽
「ホントのこと言ったら傷ついちゃいます。
 特に、弱い人は心も弱いんですから」

@実留
「お前ら……寄ってたかって……」

@香織
「ちょっと待て!
 テメーらまで弱い弱い言うなっ!」

@珠葉
「ええ?
 あなたが言い出したんじゃない!?」

@香織
「あたしは言っていいの!
 お前らはダーメーだーっ!!」

@珠葉
「勝手~~~
 すっごい勝手な人ね」

@実留
「香織なら言っていいわけじゃないからな?」

@香織
「いいや、あたしには言う権利がある!
 男子相手でも余裕でやり合えるくらい強いあたしには!」

@芽
「自信たっぷりですね。
 そんなに強いんですか?」

@香織
「めっちゃ強いから。
 このままプロまでまっしぐらだぜ!」

@珠葉
「何それ?
 遠山さん、女子なのにプロボクサーになる気でいるの?」

@香織
「おうよ!
 それでプロでやってける実力付けるには、
 この学園のボクシング部がベストなんだ」

@香織
「ここは設備も整ってるし、コーチもいいし、
 男子だけど選手も揃ってる。
 学園サイコー!」

@実留
「いやいや……
 香織が強いのは認めるけど、プロはどうかと思うぞ?」

@香織
「うるせー!
 他人の夢にケチつけんな!」

@珠葉
「そうよっ!
 夢を否定するなんてダメだわ!」

@実留
「ええ?
 錦小路はボクサーを辞めさせたいんじゃなかったのか?」

@珠葉
「それとこれとは話が別よ!
 他人の夢を否定するのは、
 自分に何もないダメ人間のすることなんだから!」

@香織
「そうだそうだっ!
 ダメ人間のクズ人間!」

@実留
「くっそ、テメー等……」

@珠葉
「ねぇ、遠山さん。
 私は男子に混じってボクシングするのが気に入らないだけなの」

@珠葉
「女子もいるジムに通うなら認めてあげる。
 ほら、女子ボクサーが所属してるジムを調べてあるのよ。
 ここなんてプロもいるわ」

@香織
「そこ、電車で一時間半もかかるじゃん。
 移動時間が無駄だって」
 
@芽
「自転車で通うとかはどうです?
 トレーニングトレーニング」

@香織
「走り込みは家から学園まででしてるんだよ。
 あたしはここがいいの! ここがいいー!」

@珠葉
「なんでそんなにワガママ言うの!
 いいからこのよくできた生徒会長の言うことを聞きなさいっ!」

@香織
「ウゼー! お前、超絶ウゼーよ!」

@実留
「ウザいは言いすぎだろ。
 錦小路なりに心配してくれて、
 こうやって代わりのジムまで探してくれてるんだ」

@珠葉
「い、いや……心配っていうか……」

@香織
「実留まであたしにあーだこーだ言うのか?
 よーし、いいだろー!
 だったら拳で決めよーぜ、実留!」

@香織
「スパーしてあたしが勝てば今までどおり!
 実留が勝てば、錦小路が言うジムに変えてやんよ!」

@珠葉
「そんな野蛮な決め方ってないわ!
 しかも男子と殴り合うなんて!」

@芽
「それに、実留先輩は弱いじゃないですか。
 香織先輩ってば自分に有利な条件言ってますよ?」

@珠葉
「弱いって言っても男子よ?
 弱いって言っても」

@香織
「だからお前らは弱い弱い言うな!
 こいつは県大会で準決勝まで行ってるんだぞ!?」

@芽
「じゃあ、そこそこは強いんですかね?」

@香織
「まー、そこで負けたけどなー。
 一方、あたしは全国まで行ったもんね。ふふんっ!」

@実留
「香織……お前は俺を上げたいのか下げたいのか
 どっちなんだよ?」

@香織
「こいつらが実留のことウダウダ言うのが気に入らねーんだ。
 あたしより弱いのは、大変残念な事実だけどよー」

@実留
「そんな事実なんてねーし。
 香織ごとき、本気出せばヨユーで倒せる!」

@香織
「お、言うじゃん。
 じゃあ、手加減なしでスパーな?」

@実留
「ああ、いいぞ。
 調子こいてる命知らずをリングに沈めてやる!」

@珠葉
「ダメダメダメ!!
 生徒会長の強権発動!
 男子と女子で殴り合うなんて禁止!」

@香織
「うっせー女だな。
 じゃあ、こっちも奥の手出そうかな~」

@珠葉
「な、何よ、ニヤニヤして……」

@香織
「あたしってさ~、ガラケーに入ってた画像、
 スマホに移してあるんだよね~」

@珠葉
「え? ええ?」

@香織
「実留も乙坂も見てみろよ。
 小学時代の生徒会長様のお宝写真だぜ?」

@芽
「……んん? ガン泣きしてますね?
 あ~これってもしかして」

@香織
「そうです!
 小三にもなって授業中にお漏らししちゃった
 錦小路珠葉さんのお写真で~す!」

@珠葉
「それは反則でしょ、かおちゃん!」

@実留
「かおちゃん?
 ふたりって前から知り合いなのか?」

@芽
「ああ、ふたりって幼稚園からの腐れ縁らしいですよ?」

@珠葉
「呑気に言いながら私を阻止しないでっ!
 かおちゃん、それは消したって言ってたじゃない!」

@香織
「ケッケッケッ……どうする、たっちゃん?
 よくできた生徒会長様のお恥ずかしい写真、
 全学生にばらまかれたい?」

@珠葉
「やり方が汚すぎるぅぅぅ!!」

@珠葉
「分かったわよ!
 ふたりで勝負なさい!
 この生徒会長が許可するわっ!」

@香織
「きーまりっ!
 さぁ、実留。準備しろ」

@実留
「うっし、やるか!」

//暗転

//scene2
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・ヘッドギアを付けた練習着の香織

こうして、スパーリングをすることになったが……

@香織
「しゅっ! しゅっ! しゅっ!
 おーし、乗ってきたぞー!」


反対側のコーナーで、
ヘッドギアを付けた香織がやる気満々に拳をうならせている


一方の俺は頭に上っていた血が下りてきていた

@実留
「なぁ、本当にやる気か、香織?
 やっぱり……」

@香織
「ああ? ここまで来てやっぱなしなんて、あたしはヤだぞ。
 前から実留とは本気でやり合いたかったんだ」


リングサイドには錦小路と乙坂がいる

//立ち絵:珠葉・制服
//立ち絵:芽・制服

@珠葉
「ああ……ホントは止めたい……
 けど、あの写真をばらまかれるわけには……」

@芽
「もう腹をくくって楽しみましょうよ、珠葉先輩」


リング中央にいるレフリー役のコーチが
俺と香織を手招きする


もうここまできたらやるしかない。
覚悟を決めてリング中央まで進む


今回のスパーリングはラウンド二分で四ラウンドだ。
レフリーの言うことを聞きながら香織の様子をうかがう。
目をキラキラとさせて、もう戦うことしか考えていないようだ

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

ゴングが鳴り、まずは拳同士を軽くぶつけ合う。
香織はインファイターだ。
すぐに距離を詰めてきた

@香織
「しゅっ、しゅっ!」


香織は積極的に撃ってくる。
左ジャブにボディを狙った右フック。
俺は距離を取りつつ受け流す

@珠葉
「ああ……石杜君、負けてるわ」

@芽
「わー、迫力ですね。
 ボクシングなんて間近で見るの初めてですよ」


香織の接近を阻むべく、俺も撃ち込んでいく。
しかしダメージを与えるほどじゃない

@香織
「何してんだよ!
 来いよ! もっと来いよ、実留!」


俺は挑発には乗らず、向こうが得意とする距離には入らない。
右に回り込みながら冷静にワンツー。

//SE:ゴングの音
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・練習着

そうするうち、第一ラウンドが終わる。
香織は自分のコーナーには戻らず俺に迫ってきた。

@香織
「実留! やる気あんのかよ!
 もっと撃ってこいよ!」

@実留
「うるせー、こっちにはこっちの作戦があるんだよ!
 いいからコーナーに戻れ!」


ぶつくさ言いながら香織が自分のコーナーに戻る


ダメだ。
やっぱり本気では撃てなかった

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

第二ラウンド。
香織は最初から強引に距離を詰めてきた。
俺の牽制を物ともしない

@香織
「しゅっっ!! しゅっ、しゅっ!」


香織の強烈な右フックをボディに食らう。
続けて顔に二発。

@実留
「ぐぅぅっ!」


これが言っていたコンビネーションか?
大きくよろけ、コーナーに倒れかかる。
マズい、ラッシュが来る


香織が容赦のない連打を繰り出してくる。
後ろには逃げられない。
ガードをかいくぐった拳をいくつも受ける

@珠葉
「ダメ、負けちゃう! 負けちゃうわ!」


何発か応戦しながらどうにか左に逃げ切る。
相当なダメージを受けたが香織の方にも疲れが見えた。
ガードが下がっている


その隙を逃さず香織の右頬を撃つ。
よろけて左側ががら空きになる。
ここで横っ面に右ストレートを決めれば……


ためらいが生じた


俺の右は確かに入ったが、香織を沈めることはできなかった。
数歩下がった香織は拍子抜けした顔をしている

//SE:ゴングの音

ここでゴング。
第二ラウンドが終わった

//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織・練習着

香織が自分のマウスピースを床に叩き付ける

@香織
「何だよ今の!」

@香織
「テメーの右はあんなじゃねーだろ!
 なんでだよ!」

@実留
「うるせー!
 好きな奴の顔面、本気で殴れるかよっ!!」

@香織
「へ?」


俺は香織に背を向けて自分のコーナーに戻った。
イスに腰を落とし、頭を抱える


言っちまった……

@香織
「え、今の何?
 どういう意味?」

//立ち絵:芽・制服
//立ち絵:珠葉・制服
@芽
「どうもこうも、
 実留先輩ってば、香織先輩のことが好きなんですよ」

@珠葉
「じゃあもしかして、今のは告白なのかしら?」

@芽
「かなり酷いタイミングですけどね」

@香織
「コ・ク・ハ・ク!!」

@香織
「タイムタイム!
 コーチ、ちょっと時間ちょうだい!!」


香織が自分のコーナーへとすっ飛んでいく。
そして待ち構えていた錦小路、乙坂と話を始める

@香織
「どうしよう! どうしよう! どうしようっ!!」

@芽
「よかったじゃないですか。
 オッケーしたら、香織先輩、彼氏持ちになれますよ?」

@珠葉
「ええ?
 彼氏が欲しいからオッケーするの?
 そんなの不誠実だわ」

@香織
「そうか……そうだよな……」

@珠葉
「一番大事なことなんだけど、
 かおちゃんは石杜君のことどう思ってるの?」

@香織
「どうって……部活の仲間で……一番気が合って……
 いつもバカ話ばっかりしてて……ええっと……」

@珠葉
「好きって気持ちはあるの?」

@芽
「恋愛感情って意味ですよ?」

@香織
「恋愛感情!?
 な、な、ないないない! そんなのないよ! あり得ない!」

@芽
「でも、好きって言われてそんなに動揺しちゃってる。
 実は自分でも気付かなかった想いがあったりしませんか?」

@香織
「どうなんだろ?
 うおおおお!! 分かんねええええ!!!」

@珠葉
「ケダモノみたいに吼えないで!
 猟師さんを呼ぶわよ!」

@香織
「猟師さんは勘弁」

@珠葉
「はぁ、仕方ないわね。
 分からないならお断りするしかないわ」

@香織
「断るか~
 具体的にはどうやって?」

@珠葉
「誠心誠意、謝るのよ。
 あなたの気持ちにはお応えすることができませんって」

@香織
「謝るか~
 あいつに謝るのはシャクだなぁ~~~」

@芽
「いちおう言っておきますけど、
 お断りしたらすっごく気まずくなりますからね?」

@香織
「えっ! そうなの!?
 あいつとバカやるの、すげぇ楽しいのに!」

@珠葉
「そんな楽しい日々は、もう終わりなのよ……」

@香織
「遠く見て黄昏れんなよ!
 悲しいの想像しちゃうだろ!!」

@香織
「なぁ、他にいい方法はないのか?
 たっちゃんだけが頼りなんだよ……」

@珠葉
「うーん、私にはアイデアがないわ。
 自分の時はいつもお断りするって決めてるもの」

@香織
「ちっ! モテてるくせに、役に立たねぇな!」

@珠葉
「八つ当たりはやめてよ!
 はぁ、なんだか面倒くさくなってきたわぁ。
 私、元々恋愛には興味がないんだしぃ」

@香織
「ごめんなさい!
 お願いだから機嫌直して!
 一緒に考えて!」

@芽
「あ、ひとつ思い付きましたけど、
 お試しはどうです?」

@香織
「お試しって?」

@芽
「期間限定でお付き合いしてみるんです。
 そしたら香織先輩も自分の気持ちが見えてくるかも」

@香織
「おおっ! なんかいいアイデアっぽいぞ?
 乙坂って、ただの性悪じゃないんだな!」

@芽
「性悪か~~~
 そんなこと言う人に、アイデア提供するってどうだろ~。
 やっぱやめとこうかな~~~」

@香織
「そういうとこっ!
 今さら引っ込めるとかなしだって!」

@珠葉
「お試しは反対よっ!
 そんないい加減なのは、
 このよくできた生徒会長が許しませんっ!」

@香織
「邪魔すんなよ、たっちゃん~~~!」

@レフリー
「おい、お前ら。
 結論出ないならスパー再開するぞ?」

@香織
「ええ?
 う、うう……」


女達のやり取りは全部聞こえていた。
想いを告げるなんて、香織を困らせるだけだったんだ……

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

非情にも第三ラウンドのゴングが鳴らされた。
主に精神的にダメージを負ったふたりが向かい合う


とにかく今はスパーに集中だ。
心を整える時間を稼ぐべく、まずは軽いジャブを


……と、香織はそれをまともに食らった。
音を立てて倒れてしまう

@珠葉
「わっ!
 いきなり倒されたわ! どういうこと!?」

@芽
「わたしには読めましたよ、珠葉先輩」

@珠葉
「え? 芽って、実はボクシングに詳しかったの?」

@芽
「ボクシングの話じゃないです。
 香織先輩は、わざと負けちゃって
 身も心も実留先輩に捧げちゃうつもりなんですよ」

@芽
「『実留、あたしの負けよ。
 もう、好きにして……めちゃめちゃにして……』
 ってなかんじです」

@珠葉
「めちゃめちゃにして!? なんてハレンチな!」


その声が聞こえたのか、勢いよく香織が立ち上がる。
錦小路達に向かって激しく首を横に振る

@珠葉
「どうも違うっぽいわよ、芽?」


香織がファイティングポーズを取り直した。
レフリーの合図で試合が再開される

@香織
「さっきの乙坂のはデタラメだからな!」

@実留
「分かってる分かってる!」


リズムを崩した香織だったが、少しずつ調子を戻してくる。
俺もボクシングに集中していく

@香織
「しゅっしゅっ!」


香織のパンチを食らうたび、俺の血は沸き立った。
こちらから繰り出す拳が増え始める


今まで言えなかったことを告げたせいだろうか?
心の中にあった余計な強ばりが取れていくのを感じる

//SE:ゴングの音
//背景:ボクシングジム
//立ち絵:香織

いつもの調子を思い出したところでゴングが鳴った

@香織
「次で決着だ」


香織がニッと笑顔を見せてからコーナーに戻る

//SE:ゴングの音
//CG:ボクシングの試合をする実留と香織

最終ラウンド。
俺はもうすっかり吹っ切れていた


目の前の相手を撃ちのめす。
それだけが頭を支配している


香織は珍しく距離を取った。
臆したからではない。
チャンスを見て一気に攻め立てる気だ


俺から前に出た。
フェイントを混ぜつつボディを狙っていく


そして隙を見せた

@香織
「っしゃ!」


香織が誘いに乗る。
その左頬にフックを叩き込んだ


クリーンヒット。
香織が向かって左に大きく崩れる


続けて左アッパー。
数歩後ずさった香織が、今度こそ本当にダウンした

@珠葉
「きゃっ!
 どうしよう、倒れちゃったわ!」

@芽
「あれ?
 わたし達は実留先輩を応援する立場ですよ?」

@珠葉
「え? あれ?」


カウントが続く中、香織がよろよろと立ち上がる。
ファイティングポーズを取り、
レフリーにまだ行けるとアピールする


レフリーの合図で再び香織と対峙する

@香織
「ははははは!!!
 こうでなくっちゃな!」


香織は実に楽しそうだった。
俺もそうだ


そこからは激しい応酬となった。
軋む身体をせき立てて、拳を振い続ける


俺の左が香織の頬を撃った。
香織の左頬ががら空きになる


そこに右ストレートを叩き込む


全力で

@香織
「ぐあっっ!!」


香織が仰向けにぶっ倒れる。
それでも俺の血はたぎったままだった

@珠葉
「きゃあっ!
 また倒れたわ!」


ロープに手をかけて立ち上がろうとする香織。
あいつならまだやれるかもしれない

@珠葉
「立って!
 かおちゃん、立ってっ!!」

@芽
「だから先輩、わたし達は……」

@珠葉
「関係ない!」


カウントが進んでいく。
俺の心は少しも安まらなかった。
もっと撃ち合いたい

@香織
「ぐっ……くうぅ……」


苦痛に歪んだ香織の顔には、まだまだ闘志が宿っていた。
さぁ、立て、香織!

@珠葉
「かおちゃん、立って!」

@香織
「ぐぅぅぅっ!!」


香織が両足を踏ん張って立つ。
ロープから手を離し、ファイティングポーズを……

@香織
「うっ……」


香織の全身から力が抜け、リングに倒れ伏す。
カウントがテンに達した。

@珠葉
「かおちゃん!」


すぐに大勢が香織に殺到する。
俺はよろめきながら自分のコーナーまで歩き、
ロープを両手で掴んで大きく息を吐く


勝った

//scene3
//背景:学園外観・夕方
//背景:医務室・夕方

医務室に入ると、ベッドに腰かけた香織だけがいた

//立ち絵:香織・練習着
@実留
「どうだ、香織?」

@香織
「どうもこうもねぇよ。
 めちゃくちゃ殴りやがってよー」

@実留
「殴らなかったらもっと怒ってたろ?」

@香織
「絶交だ」

@実留
「俺も自分を許せなかったと思う」

@香織
「なぁ、隣来いよ」

@実留
「おう」


できるだけなんでもないことのように、
香織の隣に腰を落とした


好きな女とふたりきりの部屋でひとつのベッドに座るのだ。
本当は心臓がバクバクしてどうにかなりそうだった


香織はうつむいている

@実留
「どうした?」


返事を寄こそうとしない


と、いきなり激しく両足を踏み鳴らし始めた。
裸足が床にぶつかって音を出す

@香織
「悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい!
 悔しいっ!! 悔しいぃぃぃっ!!」

@実留
「お、おい、落ち着けって」


香織の両肩を掴んで抑え込むと、
顔を上げてこっちを睨み付けてきた


その目には涙がにじんでいる

@実留
「……泣いてるのか?」

@香織
「負けたら泣くに決まってんだろっ!!」


……確かに香織はそうだ。
全国大会の一回戦で負けた時も、俺の胸の中でワンワン泣いた


香織はそういう奴だ

@実留
「ざまーみろ、勝ってやった」


俺はわざと傲慢に言ってやった。
例えば謝るのは最悪の選択だ

@香織
「む~か~つ~くぅ~~~!!」


香織が右拳を俺の頬にぐりぐりと押し付けてくる。
そこはちょうど殴られた場所

@実留
「痛い痛い痛い! 本気で痛い!」


かなりしつこくねじ込んできた後、ようやく手を引っ込める。

@香織
「けっ、ざまーみろ」


そう言って、香織は初めて笑顔を見せた。
胸が温まる笑みだ。

@実留
「ひでー顔してやがる」

@香織
「お前もだっての」


ヘッドギアがあったものの、
香織の顔の何ヶ所かは赤く色付いていた
俺の方も同じようになっているはず


俺は右手を伸ばし、香織の左頬に触れた

@香織
「いてっ! 触んじゃねーよ!」


香織が手を振り払う

//CG:キスをするふたり・香織の頬にキスをする実留

俺は顔を近付け、同じ場所に唇で触れた。
ほのかに温かい

@香織
「ひゃっ!」


香織は小さく悲鳴を上げて身体を強ばらせたが、
俺を押し退けようとはしなかった

@実留
「痛いか?」

@香織
「ううん、さっきほどじゃ」


少し顔を動かし、またキスをする。
ここも俺が殴ったところ

@実留
「ここは?」

@香織
「大丈夫」

@実留
「ホントか?」

@香織
「痛いに決まってんだろ?
 思いっきり右ストレート食らったんだしよ」

@実留
「だよな」

@香織
「くくくくく……」


香織が笑いながら俺の両胸を押す

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり
@香織
「断りなくキスなんて、いい度胸してやがる」

@実留
「いいだろ?
 したかったんだ」


香織が何度か瞬いた後、上目遣いをしてきた。
ヘンに女らしい仕草にドキドキしてしまう

@香織
「……なぁ、リングで言ってたの、ホントか?」


俺はうなずいて答えた

@香織
「ちゃんと言え」


足を軽く蹴ってくる

@実留
「俺は香織が好きだ。
 だいぶん前からな」

@香織
「め、め、面と向かって言うなよ……」

@実留
「言えって言ったくせに。
 どっちだよ」

@香織
「うるせぇ」


香織がひょいと右手で殴ってきた。
左頬の、ちょうど殴られた場所に当たる

@実留
「いてっ!」

@香織
「あ、わりぃ」


香織が身を乗りだし、俺の両肩に手を添えた。
そして左頬に顔を寄せる

//CG:キスをするふたり・実留の頬にキスをする香織
@香織
「ちゅっ……
 へへ、おあいこ」

@実留
「俺、二回したけど」

@香織
「ちっ、じゃあもう一回してやる」


香織が顔を斜め下に動かす。

//CG:キスをするふたり・キス

唇に唇で触れた

@香織
「ちゅっ……今度こそおあいこ」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり

顔を離した香織が、じっと俺を見つめてくる。
耳まで赤くして

//CG:キスをするふたり・キス

今度は俺の方から近付いて、香織の唇にキスをした。
何度も繰り返す

@香織
「ちゅっ……んっ……ちゅ……テメー、ちょーしに……んっ!
 んちゅ……ちゅっ……ちょっと待って……いてっ!
 ほっぺはやめ……つっ! やめろ、キスするなら……」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり
@実留
「キスするなら?」

@香織
「……言わない」


すねたみたいに唇を尖らせた顔が、たまらなく愛しい

//CG:キスをするふたり・キス
@香織
「んちゅ……バカ……唇ならいいとは……ちゅる……んっ!
 今の何? ちゅく……くちゅ……ちゅっ……舌?
 舌は、や……ちゅる……ちゅく……ちゅっ……やっ……」

//CG:キスをするふたり・いったん離れるふたり

いったん顔を離すと香織の目は潤んでいた

@香織
「やべぇ……舌は……やばすぎる……」

//CG:キスをするふたり・キス

ふたり同時に顔を寄せ、互いの舌を貪るようにして絡ませる

@香織
「くちゅ……ちゅく……ちゅっ……んっ! はぁ……もっと……
 ちゅる……ぢゅっ! ……くちゅる……ぢゅる……」

@香織
「頭……くらくらする……ちゅる……ちゅく……ぢゅるっ!
 キスって……こんななんだ……くちゅ……ぢゅっ……ちゅ……」


俺がいったん顔を離そうとしたら、
香織は身体を浮かせて追いかけてきた

@香織
「ぢゅる……ぢゅっ……くぢゅ……ちゅぱ……もっと……
 ぢゅくる……くちゃ……ちゅっ! もっと、いいだろ……?」

@香織
「くちゅ……ぢゅく……ぢゅっ! いい……キス、いいよ……
 ぢゅく……ぢゅ……くちゃ……ちゅっ! はぁ……あぁ……」


俺は手を伸ばし、香織の胸に練習着の上から触れた

@香織
「ば、ばか……どこ勝手に……んっ! ぢゅく……ぢゅる……
 んん……っ! ぢゅっ……キスに……集中できない……だろ?」

@香織
「やっ……ああんっ! ぢゅく……くちゅる……ちゅっ!
 む、胸……ヘンだよ……ちゅく……ぢゅる……ちゅぱ!」


香織の上着に手をかけた俺は、汗にまみれたそれをめくり上げる。
そうしても香織は抵抗せず、素直に上着を脱いでしまった

//CG:胸に触れられる香織・スポーツブラ姿

白いスポーツブラが現われる

@香織
「バカ……どんどんつけ上がって……
 んっ! ら、乱暴にはするなよ……?」


ブラ越しに小振りな胸を揉むと、
香織がらしくないか弱い声を出して身をよじった。


そんな様子は俺を強く昂ぶらせる。

@香織
「ぅんっ! ……はぁ……あっ! む、むずむずする……
 ヘンなの……ぁんっ!
 実留に……こんなこと、されるなんて……」

@実留
「かわいいぞ、香織……」

@香織
「バカ! ふざけんじゃ――あんっ!
 つ、強く……すんなよぉ……はぁ……っ、あぁん!」

@実留
「香織、胸……見たい。いいか?」

@香織
「いいかって言うか……もう脱がそうとしてんじゃん……
 好きにしろよ……」

//CG:胸に触れられる香織・胸を露わに

許しが出たと解釈して、スポーツブラを上へとずらした。
香織の白い胸が露わになる。
先端はピンク色をしていた

@香織
「ったく……ガン見してんじゃねーよ……
 はずか……いいから見るな……」


そう言われても、今まで見たい見たいと思っていた香織の胸だ。
じっくり見つめてしまうのは仕方がない


粗暴な言動に似合わず、香織の地肌は真っ白で、
肌もきめ細かいように思えた

@香織
「なぁ……いつまで見てるつもりなんだ?
 何もしないなら……いや、そうじゃなく……もう戻すぞ?」


照れくさそうな顔をした香織が、スポーツブラに手をかけた。
また隠される前に俺は目の前の膨らみに触れる

@香織
「あぁんっ! やっ、ヘンな声出るっ! ……んん……っ!
 実留の手……ああ……ぁあんっ! やらしい触り方っ!」


汗で濡れた柔らかい肌はとても触り心地がよかった
揉みしだく前に、まずは撫で回す

@香織
「んんっ! くぅ……何、その触り方……あっ……
 中途半端に……んっ! 撫でるだけとか……」

@実留
「激しく揉んで欲しいのか?」

@香織
「ば、バカッ! そんなんじゃねー!
 なんていうか……はぁあ……ムズムズするっていうか……」

@実留
「切ないかんじ?」

@香織
「切ない……? んっ! ふぅ……あぁ……
 分かんね……今みたいなのが、切ない……なのか?」

@香織
「とにかく……今みたいなのはイヤ……あぁ……あっ!
 こんなのばっかりじゃ……もうやめるぞ……」


ここまで来てやめるなんてありえない。
俺は焦りながら香織の胸を強く掴んだ

@香織
「あぁあんっ! バカッ! 極端!
 そんなんされたら、痛いだろ!?」

@実留
「わ、悪い……」

@香織
「ホント、バカ!
 するならもっと……んんっ!
 そ、そう……そんなかんじ……あぁ……いいかも……」


丁寧に膨らみを揉みしだいていくと、
香織は気持ち良さそうに吐息を漏らした

@香織
「ぁああ……いい……んっ! はぁ……実留、ヘンなの……
 あぁ……あっ! すごい、真剣な顔して……」

@実留
「いいだろ? ずっとこうしてみたかったんだし」

@香織
「いつもあたしのこと、そーゆー目で見てたのか?
 んっ……はぁ……ああっ!
 けっこーショックなんだけど?」

@実留
「いや、いつもって訳じゃないぞ?」


慌てて香織の顔を見てみると、
いたずらっ子みたいな笑い顔をしていた

@香織
「分かってるっての、バーカ。
 くくく……」


馬鹿にされても別に腹は立たないが、
ちょっと仕返ししてみようって気にはなる


両胸の先端にある蕾を、指先で摘まんでみた。

@香織
「ひゃあんっ! やっ! そ、そこ……ヘンっ!
 んんん……コリコリするなぁぁ……っ」


指先でこねくり回すと、香織は肌を朱に染めて身悶えする
気持ちいいようなのでもっとしていく

@香織
「あっ! んんっ……んっ! やっ、あぁんっ!
 ふわふわ……頭……ヘンになってる……ぅあんっ!」

@香織
「あっあっあ……っ、そこ……乳首って……ああっ!
 こんなふうに、なるんだ? ふぁ……ああ……」

@実留
「……香織って、自分で触ったことないのか?」

@香織
「え? ……バカ! そんなの聞くなっ!
 あぁっ! んん……っ! くぅ……ぅんっ!
 やっ……どんどんヘンになってくぅ……」


どうも自分ではしたことがないようだ。
初めての経験を俺がさせている。
そう思うと、胸の鼓動が一層高まった

@香織
「あぁ……あっ、ああっ! ふぁ……ああっ、あんっ!
 あぁあんっっ!! バカッ、引っ張んなっ!」

@香織
「ゃああんっ! ま、またぁ……っ!
 やめろって、言ってんのにぃぃ……! んんん……っ!」

@実留
「でも、気持ちいいんだろ?」


香織の反応を見るとそうとしか思えない

@香織
「んんんっ! い、言わないっ……あぁんっ!
 も、もう……引っ張ったりこねたり……好き放題っ!」

@香織
「なんか……ああんっ!
 腹立ってきたぞ……ちくしょー
 はぁっ、あんんっっ! くぅぅ……」

@香織
「ちょっと待て! 待って、実留!
 やめろっての!」


本当に怒らせたのだろうか?
しまったと思いつつ、ひとまず手を引っ込める

@香織
「あたしだけ好き勝手されるの腹立つ!
 実留のも見せろ!」

@実留
「み、見せろって?」

@香織
「それっ! そのおっきくなってる奴!」


香織が指差したのは俺のチンポ。
とっくの昔に痛いほど勃起していた

@実留
「分かった、見せてやるよ」


それはむしろ望むところだった

//CG:実留の一物を見る香織・驚いた顔で一物を見つめる

ベッドの上で膝立ちになって、香織の目の前に一物を晒す。
香織はそれを見つめて目を離そうとしない

@香織
「すげ……こんなにでけーんだ?
 みんなこんなもんなのか?」

@実留
「え? いや、知らねぇよ。
 比べたことなんてないしな」

@実留
「逆に聞くけど、
 お前、オマンコを他の女子と見比べたことあるのか?」

@香織
「ね、ねーよ! あるわけねーだろ!
 なんてこと聞きやがる……」

@実留
「先に聞いたの香織だし」

@香織
「うるせー!」

@実留
「ぎゃっ!」


怒りに任せてか、
香織がいきなりチンポを鷲づかみにしてきた

@香織
「わ、わりー、そんなに痛かった?」

@実留
「男の繊細な部分なんだよ……。
 もっと優しく触ってくれ」

@香織
「分かった。
 ……こう?」

//CG:実留の一物を見る香織・一物を扱く香織

香織は手の力を緩め、俺のものを揉みしだいてきた


好きな女にチンポを触れられてる……
俺の興奮は高まる一方だ

@実留
「なぁ……竿のとこを前後に扱いてくれ……」

@香織
「う、うん……こんな感じ?
 ……って、実留、すごい顔になってんぞ?」

@実留
「すっげー気持ちいいからな。
 もっとしてくれ……」

@香織
「分かった……
 固いな……実留の……チンポ?」

@香織
「あたしが興奮させてるんだよな……?
 なんか……実留とこうしてるの、不思議なかんじ……」

@実留
「俺はずっとこうしてみたかったんだけどな。
 ああ……いい……香織、うまいぞ……」

@香織
「……そうなんだ?
 ヘンだけどよ……気持ちよくなってもらうの、うれしいかも」

@香織
「もっとするな……
 はぁ……あたしもヘンな気分になってきた……」


香織も興奮してるのだろうか?
自分の太ももをむずむずと擦り合わせている

@香織
「これが、女のアソコに入るんだよな?
 信じらんねー……あぁ……はぁ……」

@実留
「あ、ヤベェ……もうちょいで……
 香織、もうちょっと早くしてくれ……」

@香織
「う、うん……なんかチンポ、ビクンってなってるぞ?
 ……大丈夫なのか?」

@実留
「大丈夫……ああいい……ダメだ……もう……ダメだ……っ」

@香織
「ダメって何が――」

//CG:実留の一物を見る香織・顔射される香織

香織が言い終わる前に、俺は射精した。
ものすごい量の精液を香織の顔面にぶっかける。

@香織
「ひゃあっ! 何なに? いっぱいなんか……おいっ!」

@実留
「ふぅ……最高だ……」

//背景:医務室
//立ち絵:香織・上半身裸
@香織
「サイコーじゃねぇ!」


顔中精液まみれの香織が、涙目で睨み付けてきた

@実留
「わ、わりー……つい、男のロマンで……」

@香織
「男のロマンじゃねー!
 なんだよ、これ! すっげー臭いんだけどっ!」

@実留
「いや、精液だよ。
 精子が入ってる――」

@香織
「知ってる! それくらい知ってる!
 なんで顔面にかけたんだよ!」

@実留
「それが男のロマンなんだよ!」

@香織
「すっきりした顔しやがって!
 くっそー、いくらティッシュがあっても取りきれねー!」


まずい……本気でキレてる。
今日はここまでなんだろうか……?

@実留
「わ、悪かったって香織。
 今日はもうこれ以上しないから……」

@香織
「はあ!?
 ふざけんなよ!」

@実留
「も、もう……こういうの、してくれないのか?
 だよな……やっぱり……」

@香織
「ちげーよ!
 ここまでしといて
 今日はもうなしとかありえねーって言ってんの!」

@香織
「ちゃんと最後までしろ!」

@実留
「い、いいのか?」

@香織
「あたし、中途半端が一番嫌いなんだよ。
 知ってんだろ?」


そう言いながら、
自分から練習着のパンツとその下の下着を脱いでしまった

//CG:裸で横たわる香織・香織だけが横たわる

ベッドの上に横たわる香織。
鍛えられた美しい裸身に目が釘付けになる。

@香織
「ほら……あたしも気持ちよくしろよ……」


そう言う香織はもう目が潤んでいた


俺はまず、香織の開き気味になった両脚の間に移動する。
股間の溝から少しだけピンク色の肉襞が見えた


まずはその溝を上から下へと撫でる。
できるだけそっと

@香織
「んんっ……あ、いいかも……」


香織の脚がさらに開いていき、秘められた肉が現われてくる。
そこを重点的に指先で弄っていく

@香織
「んっ! んん……はぁ……あ……っ
 それ、いい……もっとして……」

@香織
「あぁんっ! そ、そこ……っ、あっ……ああ……
 すごい……こんな、気持ちいいんだ……? あぁ……」

@実留
「自分では触ったことないのか?」

@香織
「……さっきも、それ……聞いてきたよな?
 答えるかよ、バカッ!」

@香織
「それより……あぁ……もっと……んんっ!
 ふぁ……あっ! ん……これ、もしかして……?」

@実留
「ああ、濡れてきたな……
 奥からどろっとしたのがにじんできた」

//CG:裸で横たわる香織・感じて濡れる香織
@香織
「い、言うなよ……はずか……バ、バカッ!
 んん……くぅ……ぁあっ! ……どんどん……濡れてく」


肉襞の中の方へ指を沈み込ませると、
香織の愛液がねっとりと絡んできた


その粘液を使って、粘膜をさらに擦っていく
上の方へ行くと確か……

@香織
「あぁんっ! い、今の何? すごいの来たぞ?
 ひゃあんっ! そ、そこ……そこヘンだよぉ……ぁあっ!」


溝の上らへんで小さな膨らみを見つけた。
ここが話に聞く、特に敏感な場所なのか……?

@香織
「あっ! あぁあ……ぁんっ! そこ……もっと……あんっ!
 くぅぅ……ぅうんっ! いい……いいぞ、そこ……実留!」


やはりここがクリトリスらしい。
香織は身体全体をくねらせて、快感に浸っている


あまり強くはならないよう、慎重に指先で弄っていく
コリコリとした感触に、俺の方も興奮してくる

@実留
「……ここがいいんだな?
 なんて場所か、分かるか……?」

@香織
「う、うん……多分、クリトリス?
 知ってるけど、触るのは……」

@実留
「初めて?」

@香織
「……いいから、もっと弄れよ。
 んぅんっ! そ、そうっ! そんなかんじで……っ!」

@香織
「あぁっ……あんっ! くぅぅ……んっ、うぅんっ!
 はぁ……はぁ……す、すげー……気持ち、いいっ!」


少しずつ刺激を強めていく。
人差し指と親指で軽く挟んでみた

@香織
「ぁああんっ! ま、また……コリコリっ! いい……いいっ!
 乳首より……っ、もっと……いいっ! あぁあ……あっ!」

@香織
「んん……っ、くうっ! ひゃあんっ! ぁんっ!
 もっとして……もっと、してぇっ! 実留ぅぅ……っ!」


言われたとおりクリトリスを捏ね回していく。
俺の目の前で浮かせた腰を揺らめかせる姿が堪らなく扇情的だ。

@香織
「あぁ……あんっ! いい……すごい……っ!
 こんな……いいなら……っ! もっと前から……んんっ!」

@香織
「あ……違うぞ……? 実留としたかって意味じゃ……なくっ!
 んん……くぅ……っ! はぁあ……ああっ、あんっ!」


もっと前から自分でしていたら……という意味か?
強がっているが、ここを弄るのは初めてらしい……。

@実留
「やっぱり、クリを弄ったことないんだろ?
 正直に言えよ、香織?」

@香織
「う、うっせー……言うかよ……っ!
 あぁん! なんでそんなに……んっ! 知りたがるんだ?」

@実留
「初めて弄るのが俺なんて、燃えるだろ!?」

@香織
「わ、訳分かんねー……んくっ! ぅぅん……っ!
 お前、ヘンタイじゃねーの……?」

@実留
「ヘンタイじゃねぇよ。
 いいから正直に言えって」


指でこねる速度を上げて、香織を責め立てる。
答えは分かっているが、本人の口から聞いてみたかった

@香織
「やっ! ああぁ……あっ! やんっ! あん!
 そんな……無理矢理……言わせるとか……んんっっ!!」

@香織
「くぅぅ……ぅんんん……っっ!!
 ダメ……ダメダメ……もうやめろ……やめてっ!」

@実留
「正直に言うまでダメー」

@香織
「ちょーしに乗りやがって……っ! ぅあんんっ!
 あんっ……ああ……あぁんっ! くぅ……ぅん、きゃんっ!」

@香織
「あんあん、あんっ!! ひゃあんっ!
 わ、分かった……言う……言いますからっっ!!」

@香織
「は、初めてですぅぅっっ!!
 自分でも……こんなふうに弄ったこと、ないですぅ!」

@香織
「興味は……あったけど……んんっ!
 触るの、怖くて……ぁんっ! 勇気、出なくてぇっ!!」

@香織
「笑いたけりゃ……笑えよぉっ!
 あぁんっ! ああ……あっあっあんっ! ひゃうんっ!」

@実留
「笑ったりしないって……
 ていうか、すっげー感動してる……
 香織がここまで告白してくれるなんてよ」

@香織
「うっせー! 実留が言わせたんだろ!?
 なぁ……そこばっか触ってんなよ……そろそろ……な?」

@実留
「お、おう……ホントに、最後までしていいんだな?」


俺の方はいつでもいける。
乱れる香織を間近に見て、ギンギンに勃起していた。

@香織
「中途半端は嫌だって言ったろ?
 さっさと挿れろよ」

@実留
「分かった……」

//CG:裸で横たわる香織・膣口に一物を添えられる香織

いよいよ待ち望んだ挿入だ。
香織の上に覆い被さるようにし、一物を膣口にあてがった

@香織
「な、なあ……ちょっと待って!」

@実留
「なんだよ、ここまで来て。
 今さらやめるなんて無理だぞ?」

@香織
「分かってるって。
 でも、あたし……」

@香織
「実は……処女、なんだ……」

@実留
「うん、それは知ってる」

@香織
「ええ!? なんで?」

@実留
「今までの反応見てたら分かるって。
 心配するな。できるだけ、ゆっくりするから」


口ではそう言いながら、うまくできる気はまるでしなかった。
俺だって初めてなんだ。
けど、今は香織を安心させたかった

@香織
「分かった。
 信用してるからな……」


香織がはにかみ混じりの笑みを浮かべる。
そんなもの、間近に見せられたらもう我慢できない


できるだけゆっくりと、自分のものを香織の中に沈めていく

//CG:裸で横たわる香織・挿入される香織
@香織
「んんっ!
 ふ、太いのが……入って、くる……っ!」

@実留
「痛いか?」

@香織
「ま、まだ……大丈夫……だと思う」


処女膜には行き当たってないようだ。
なおも慎重に進んでいく

@実留
「まだ大丈夫か?」

@香織
「う、うん……デカいのがねじ込まれてるのは分かるけど……
 そんなに、痛くは……?」

@実留
「そ、そうか……?
 だいぶん、入ってるんだけどな?」

@香織
「だよな……けっこー奥まで来てる……
 けど、圧迫感? はあるけど、耐えられないほどじゃ……」」

@実留
「んっ! これで、根元まで入ったぞ……
 どうだ、痛くないか?」

@香織
「あれ? え? 痛くないんだけど?
 初めてって、血とか出てすごい痛いんじゃないのか?」

@実留
「……香織って、ホントに処女なのか?」

@香織
「なっ! 処女だってのっ!!」

@実留
「痛てて! 締めすぎ! 締めすぎだって、香織!」

@香織
「わ、わりー。
 でも、処女だからな、あたし」


香織の言うことは信じられるような気がした。
なら、どういうことなんだ?


……あ、そう言えば

@実留
「……運動してる女子って
 処女膜破れてる時があるって聞いたことが」

@香織
「それだ!
 なんだよ~~~! ビビって損した~~~!」

@実留
「じゃあ、動いていくな……」

@香織
「おう……あ、でも最初はゆっくりがいい。
 ……いきなり激しくだと、痛いかもしんないし」

@実留
「分かった」


本当は膣内の柔らかい感触が気持ちよすぎて、
すぐにでも全開で動きたかった


でも、相手の希望なら仕方がない。
まずはゆっくりと引き抜いていく

@香織
「んんん~~~っ!」

@実留
「痛いかの、香織?」

@香織
「ううん? 分かんない……
 なんかヘンなかんじ……圧迫されてるのに、ふわってする」

@香織
「実留はどうだ?
 あたしの中、気持ちいい?」

@実留
「ああ、すっげーいい。
 香織の肉が絡み付いてきて……」

@香織
「ずりーな……あたしもちゃんと気持ちよくしろ」

@実留
「ちょっとずつ、よくなってくんじゃないか?
 ああ……いい……よし、もう一回入れていくぞ」

@香織
「んん……っ、入ってくる……まだ慣れねぇ……
 けど、ヘンな感じなのが変わってきてる気がする……」

@実留
「香織の中は最高にいいぞ……
 ああ……好きな奴とセックスしてるなんて……感動だ……」

@香織
「なんか……お前ばっか得してね?
 んっ、あたしも気持ちよくなりてーんだけど……」

@実留
「これならどうだ?」


俺は丸出しになっている香織の胸を掴んだ。
乳首を指の股に入れて弄っていく

@香織
「あ、あぁ……んっ! いい……
 そうだよ、それでいいんだよ……ぅんん……くぅ……」

@香織
「はぁ……はぁ……あたしの身体でも……
 ちゃんと気持ちよくなれるの、不思議なかんじ……んっ!」

@香織
「あたしってさ、自分の身体……あんま好きじゃねーんだよね。
 色白いし……そのくせ貧乳だし……」

@実留
「そうなのか……?
 自慢げに腹筋触らせたりしてたろ……?」

@香織
「でも……直に肌見せたりしなかったろ? ぁん……
 白いの……見られたくなかったんだよ……はぁ……」

@実留
「いいと思うけどな、香織の肌。
 白くてすげぇきれい」

@香織
「き、きれーとか言うな! バカッ!」


香織が焦ったように片手で顔を隠した途端、
膣内が激しくうねって俺のものに絡み付いてきた

@実留
「うおっ! す、すげぇ……今の、すげぇいい……
 もしかして、香織って恥ずかしくなったら……?」

@香織
「な、なんの話?」

@実留
「俺な、香織。
 お前の顔も……好きなんだぞ?
 すげぇ整ってて、マジできれいだって思ってた」

@香織
「やっ! な、何言い出すんだよぉ~」


香織が顔を背けてしまう。
同時に、膣内全体できゅうっと締め付けてきた


やっぱり香織は、恥ずかしがると中がすごいことになる。
もっと香織の身体を味わいたい

@実留
「それに……笑うとすげぇかわいい。
 無邪気っていうの? 見てて胸が熱くなる」

@香織
「バカバカ! やめろ!
 あたしを褒めるな! 褒めるの禁止!」

@実留
「うっ! くぅ……
 香織、最高だ……お前の中、最高すぎる……」

@香織
「なっ、まだ言うか?
 中がサイコーとか言われても、分かんねーよ……」

@実留
「……自分じゃ分からないのか?
 香織が恥ずかしがると、中がすごいことになるんだけど」

@香織
「中って……膣の中か?」


首を傾げていた香織だが、急に俺を睨み付けてきた

@香織
「さっきの! わざと恥ずかしがらせてたのか!?
 膣がすごいことになるからって、わざと!」


マズい、調子に乗って喋りすぎた。
とはいえ……

@実留
「け、けど……言ったことはホントだぞ?
 ホントにきれいだって思ってるし、かわいいって思ってる!」

@香織
「ウソくせ~~~! ウソくせ~~~!」


香織は餓狼みたいな顔をして俺を睨んでいる。
さらに――

@実留
「し、締めるな、香織!
 入り口、締めすぎ!」

@香織
「うるせー!
 このままぶっちぎってやるっ!」


い、痛い……チンコの根元の方がマジで痛い!
一方で、中に入っている部分は堪らない快感に包まれていた

@実留
「悪かった! 悪かった!
 嫌がってるのに褒めちぎったのは悪かった!」

@香織
「許さねー!
 罰ゲームだ!」

@実留
「え、何それ?」

@香織
「あたしを膣でイかせろ!
 イクまでひたすら奉仕しろ!」


なんだそれ?

@実留
「け、けど……
 香織って、まだ膣じゃ気持ちよくなれてねぇだろ?」

@香織
「んー、ちょっとずつ、よくなってきてる。
 実留がもっと頑張れば、よくなりそーだ」

@実留
「そうか……
 香織が膣で感じるように、俺の手で開発していくわけか!」

@香織
「え? 開発って何!?」


俺はすっかりその気になった。
香織の膝裏に手を回し、
ふとももが香織自身の腹にくっつくまで脚を前へ押し倒した。

@香織
「お、おい……なんだよ、この格好!?」


香織の尻がベッドから少し浮いた。そこへ俺のふとももを入れる。
そして一物を強く突き込んだ

@香織
「ゃあんっ! ち、ちょっと、いきなりすぎぃっ!
 あっ、ああぁんっ! あんっ! ぁう……ぅんっ!」


俺は全速で腰を叩き付けた。
香織の尻とぶつかり合う音がする

@香織
「やっ! あっ! あぁ、あ、あんっ! くぅ……やぁんっ!
 あっ……み、実留、急すぎる……んっ! ってのっっ!!」

@実留
「はぁはぁ……まだ、気持ちよくならないか?」

@香織
「分かんない……分かんないよぉっ!!
 強すぎて……ぇんっ! て、手加減……しろぉっ!」

@実留
「香織って、手加減されるの好きな奴だっけ?」

@香織
「くっそ、テメー!
 分かったよっ! 好きなよーに! 全力でしろっっ!!」

@香織
「あっ、ああっ、あぁんっ! ぁあんっ! あぁ……あんっ!
 ひゃんっ! ……ぁあんっ! はぅうぅぅ……」


香織の声に少しずつ甘みが混じってきた。
俺を見つめる目はとろりと蕩けている

@実留
「よくなってきたか、香織?」

@香織
「あっ! ああぁ……あんっ! ぅあぁんっ! ぁあんっ!
 た、多分……よくなって、きてる……ぅんっ!」

@香織
「あぁ、あっ、あぁんっ! あぁあ……あっ! ぁうんっっ!!
 だ、だめ……訳分かんなく……なってきてる……?」

@香織
「分かんない……気持ち、いいの? あたし……?
 あぁ、ぁあん、あぁんっ! これ、気持ち、いいなの?」

@実留
「多分、それが気持ちいい、だ……
 もっとするからな? もっと気持ちよくなってくれ……」


入り口近くまで陰茎を引き、一気に押し込む。
それを何度も繰り返して香織に快感を与えていく

@香織
「あんっ! あっ、あぁあんっっ!! ひゃんっ!
 す、すごい……っ! 頭ん中……すごいこと、なってるっ!」

@香織
「もっと……もっとして、実留……ズンズンして……
 あたしの子宮、ぶっ叩くくらい……して……っ!」

@香織
「いいっっ!! そうっ、その調子っっ!!
 実留の太いの……っ! もっとちょうだいっっ!!」


ズンと突き込むと、一番奥で何かに当たった。
これはもしかして……?

@香織
「ひゃっ! い、今の、ヘンっ!
 奥……何かヘンっっ!! ああんっ!! そ、そこぉっ!!」


香織もぶち当たったのを感じている様子。
きっと子宮口だ


そこを狙って何度も何度もチンポを圧し入れる。
香織は身をよじって悦楽に溺れた

@香織
「あっああっあっあんっ!
 ヘンっ! そこ……なんか、ヘンッ! ぁあんっ!」

@香織
「もっと……もっとちょうだいっっ!!
 なんか、ここ……よくなり、そうぅっっ!!」


香織が身悶えするたびに、俺にも快感が押し寄せる。
しかしまだ精を放つわけにはいかない。
まずは香織を絶頂させないと……

@実留
「どうだ、香織?
 一番奥、突かれて……イきそうか?」

@香織
「分かんない……分かんないよぉ、実留……っ!
 奥、ヘンだ……他と、違う……んんっっ!!」

@香織
「やっ! あぁあっ! あんっ! ヘン、なのに……
 もっと、してほしい……っ! いいか、実留?」

@実留
「いいぞっ! もっとしてやるっ!
 んん……くぅっ! どうだ……?」

@香織
「あぁあっ!! あんっ! あぁ……っ!!
 いい……すごい……っっ! ぁあっ! くぅぅ……っ!」

@香織
「きゃっ! ぁあんっ! あ、あぁあ……あんっ!
 み、実留……っ! これ……これ、きっと……」

@実留
「きっと……?」

@香織
「き、きもちいい……だっ! きもち、いい……っ!
 み、みのる……っ! あたし、おくでかんじてるっっ!!」

@香織
「あぁんっ! あん、ああぁっ、あんっっ!! あぁんっ!
 ふああ……すごい……すごい、いいよお……みのるぅ……」

@実留
「よし、じゃあ……このままイッちまえ!」

@香織
「イク……こんなきもちいいの……すぐにイッちゃう……
 あっあぁあっあっっ!! あぁあんっっ!!」

@香織
「あ、でも……でも、みのるは……?
 あたしだけ、イクの……わるい……みのるは?」

@実留
「俺も……イきそうだ……一緒にイッていいか?」

@香織
「へへ……あたりまえじゃん……イこ?
 いっしょに……あんっ! イこうよ……あぁあんっっ!!」


香織と一緒にイキたい……俺は全力で香織を責め立てる。
俺はもういつでも発射できた

@香織
「ひゃっ! あぁ……あんっ! ぁあぁ……あっ! きゃんっ!
 あんっ! あぁあ……あっ! ぅんっっ!!」

@香織
「ああ……あたま、わけわかんない……あっあっああっあっ!!
 も、もう……らめ……らめらめらめ……」

@香織
「イグっ! イグイグイグ!!
 イっっっっ!!!」

//CG:裸で横たわる香織・絶頂する香織
@香織
「っっっ!!!
 ぁああ゛ぁああ゛あぁぁっっっ!!!!」


香織の膣内が激しくうねって俺を締め付ける


どうにか堪えきり、香織の波が去ってから陰茎を引き抜いた。
そして香織の腹に向かって精を放つ

//CG:裸で横たわる香織・腹に射精される香織
@香織
「あっっ!! 熱いぃぃ……っっ!!!」

@実留
「ふぅ……」

@香織
「バカ……またあたしにぶちまけやがって……」


蕩けきった顔で、香織がつぶやいた

//scene4
//CG:ベッドで並んで横になる実留と香織

俺と香織は、裸のままベッドの上で余韻に浸った。
香織はぼんやりと天井を見つめている

@香織
「こんなことになるとはなぁ……」

@実留
「う、うーん……俺としては望んだ結果なんだけど……
 香織にとっては……違うよな?」

@香織
「そうだなぁ……こうなるなんて、夢にも思ってなかった。
 けど……」

@実留
「けど……?」

@香織
「今じゃ、なんで今までこうならなかったんだろって、
 不思議に思っちゃう」

@実留
「え?
 ……じゃあ、後悔してないのか?」

@香織
「後悔? そんなのする訳ないじゃん。
 だって、実留なんだよ?」

@香織
「告白された時は焦ったけどさー。
 気付いたんだよね。
 実留じゃん、って」

@実留
「……今いちよく分からんのだけど」

@香織
「うーん、あたしもよく分かんね。
 でも、実留ならいいんだよ。
 エッチするのも、付き合うのも」

@実留
「え!?
 付き合ってくれるの?」

@香織
「いやいや、エッチしといて付き合うのはなしって方が、
 あたし的には信じらんないんだけど?」


香織がジトーッという目で俺を見つめてくる。
俺は焦って視線を彷徨わせた


この後のことなんて、正直何も考えてなかったのだ。
香織と付き合う……か。なんだか現実感がない

@香織
「実留がどーしてもイヤだってのなら、
 これっきりでサヨナラしてもいいけど?」

@実留
「いやいやいや、是非ともお付き合いさせてくださいませ。
 お願いいたしまする」

@香織
「それでいいんだよ」


にっこりと微笑んでくる香織。
こんな表情を見るのは初めてかもしれない


香織が天井を見上げて伸びをする

@香織
「さーて、問題はあの女だ」

@実留
「よくできた生徒会長様なぁ……
 どうする?
 香織、負けちまったけど」

@香織
「あたしはこの学園のジムがいい!
 けど、あの女に頭下げるなんて、ぜってーヤだ!」

@実留
「……分かった、俺がなんとか説得する。
 土下座でもなんでもしてさ」

@香織
「うーし、頼んだぞ!」


香織が身を起こし、俺の唇にそっとキスをした。
柔らかい感触に胸がときめく

@香織
「あたしと実留は、いつも一緒じゃなきゃダメなんだからな?」


そう言って、香織はウインクをしてみせた。

// 美少女ゲーム想定の18禁シナリオ
// 制作日:2019/2/12
// 容量 66kB
// 制作時間 20h

// 27文字×3行

//題名
ギャルな幼馴染みとエッチする

//やりたいこと
エッチ成分多めの展開

//登場人物
主人公:垣内柚(かきうち ゆず)
ヒロイン:佐竹莉奈(さたけ りな)

//本文
//
//scene1
//背景:柚の部屋
@柚
(ふう、やっと自分の部屋にたどり着いた。
 疲れたし、もう寝てしまいたい、けど……)
//立ち絵:莉奈・制服
@莉奈
「わあ、ユズちゃんの部屋だ!
 あんまり変わってない!」

部屋に入ってきたのは僕を疲れさせた原因。
金髪にパーマを当てたギャルだ。
僕には縁遠い人種のはずなのに、ここにいる
@柚
「それって、子供っぽいままってことかな?」
@莉奈
「え? 違う違う!
 そういう意味じゃないよ!」

慌てたように両手を振る佐竹さん。
そうなんだろうか?

僕の部屋は正直おたくっぽい。
おたくとは正反対の人種であるギャルからしたら
笑ってしまう対象じゃないのかな
@莉奈
「ホントに違うから。
 懐かしいなって思っただけ。
 わたし、ユズちゃんの部屋の雰囲気、好きだよ?」
@柚
「そうなんだ」
@柚
(うーん、本当なのかな?)
@柚
「で、なんの用なの?
 わざわざ家の前で待ってたりして」
@莉奈
「なんの用って、まぁ……ちょっとしたなんだけど……」

そう言いながら、佐竹さんは自分の髪を指先で弄る。
爪にはパステルカラーのネイルがしてあった
@莉奈
「ええっと……
 あ、この模型、すごいね!」
@柚
「勝手に触らないで!」
@莉奈
「分かってるよ。
 一回壊してからもう触らないようにしてたでしょ?」
@柚
「大分前のことだし、忘れてるって思ってた」
@莉奈
「滅多に怒らないユズちゃんが本気で怒ったんだもん。
 忘れるわけないって。
 えへへ……」
@柚
「そうなんだ……」

意外なセリフだ。
佐竹さんにしたら、
もうどうでもいい過去なのかと思っていた
@莉奈
「ホント、すごいよね、これ。
 路地裏? 本物みたいだよ」
@柚
「そう……?
 ありがとう」
@莉奈
「ユズちゃんが手先器用なの知ってたけど、
 ホント、すごいっ!」
@柚
「そんなに褒めないで。
 なんか、照れちゃうよ……」
@莉奈
「えへへ、そうやってすぐ顔が赤くなるの、
 子供の時と一緒だね」
@柚
(なんだか子供扱いされてるなぁ)
@柚
「それより用事は?」
@莉奈
「え~、急かさないでよ~。
 でもうーん、引っ張るのも悪いかな?」
@柚
「そうだね、僕もいろいろやることあるし」

本当は、休みたいだけなんだけど
@莉奈
「じゃあ、言っちゃおうか」

佐竹さんが無防備な笑顔を見せてきた。
いくらギャルでも、女子に間近でそんな顔をされると
焦ってしまう
@莉奈
「ユズちゃん、エッチなことに興味ある?」
@柚
「はあ?
 何それ?」

思わず焦って大きな声を出してしまった。
顔もまた赤くなってしまったはず
@莉奈
「あは、その様子だと、興味ありだね?」
@柚
「ぼ、僕だって男だしね。
 こんな見た目だけど……」

僕はよく女の子みたいと言われている。
確かにそういう見た目してるけどさ。顔とか
@莉奈
「えへへ、よかった。
 じゃあ、さ」

佐竹さんが一歩近寄ってきて、
僕の右手を両手で握りしめてきた。
いっそう顔が赤くなる僕
@莉奈
「わたしとエッチしよ?」
@柚
「はあ?
 どういうこと?」
@莉奈
「こういうこと……」
//CG:おっぱいを揉ませる莉奈・胸を揉ませる莉奈

佐竹さんが、握っている僕の右手を
自分の大きな胸に当てた。
服越しでも分かる柔らかい感触
@柚
「な、何してんの、佐竹さん!」
@莉奈
「こうしたら、ドキドキしない?」
@柚
「ど、ドキドキっていうかさぁ……」

股間が固くなってきている。
悟られないように少し腰を引く
@莉奈
「わたしは、ドキドキしてる……
 もっと……好きなように触って……?」

好きなようにと言われても困ってしまう。
佐竹さんはギャルだし、
こんなこと、慣れてるかもしれないけど……
@莉奈
「もっと……揉んでくれちゃっていいんだよ?
 それとも、おっきめのおっぱいは嫌い?」
@柚
「嫌いっていうか……」

あまりまごつきすぎても、よくないかもしれない。
童貞だってバレて馬鹿にされたりとか?

頭の中がごちゃごちゃになってる。
考えがまとまらないまま、手に力を入れてしまった
@莉奈
「……んっ」
@柚
「ご、ごめん!」

佐竹さんの甘ったるい声に焦ってしまう。
でも、今さら手を引く気にはなれない
@莉奈
「ううん、いいんだよ。
 ユズちゃんにそうしてもらえるの、うれしい……」
@莉奈
「ねぇ、もっとして?」
@柚
「う、うん……」

僕は欲望に流されることにする。
たとえギャルでも女の子のおっぱいなのに違いはなかった
@莉奈
「ん……っ、はぁ……いい……
 ふふ、ユズちゃん、エッチな顔になってきてるよ?」

そう言われてもどうしようもない。
僕は目の前の巨乳に夢中になっていた
@莉奈
「ああ……いいかも……
 もっと、してほしい……」
@莉奈
「ねぇ、直接触ってくれない?」

佐竹さんが片手で僕の手を掴んだまま、
空いた手でブラウスのボタンを外していく

そうされると僕の中に疑問が湧いてくる。
疑問、というか不安かもしれない
@柚
「あの、本気なの?
 本気で、エッチとかそういう……」
@莉奈
「本気だよ。
 ユズちゃんは……イヤ、かな?」
@柚
「イヤって言うわけじゃないけど、
 いくらなんでも急すぎて……」

そう言いながら、
僕は佐竹さんの手を振りほどくことができなかった。
どうしようもなく期待が高まるのを抑えられない
@莉奈
「イヤじゃないなら、よかった」

佐竹さんはブラウスの前をはだけると、
ブラをずらしてしまった
//CG:おっぱいを揉ませる莉奈・生乳を揉ませる莉奈

そして僕の手を露わになった乳房に押し付けた。
僕の目を見つめながら言う
@莉奈
「どう?
 柔らかいでしょ?」
@柚
「うん……」

生のおっぱいは、
温かくて、今まで味わったことがないほど柔らかかった
@莉奈
「好きなだけ触って?
 触ってほしいな……」
@柚
「……」

僕は何も言葉を発せられない。
無言のまま、手に力を込める
@莉奈
「んんっ!
 ああ……ユズちゃんの手……」

指を沈み込ませると、確かな反発力を感じる。
張りのあるおっぱいなんだと思った
@莉奈
「はぁ……あっ!
 もっと、揉んで?
 力入れたり……緩めたり……」

佐竹さんが艶めかしい目を僕に向けながら言う。
僕はその顔をまともに見れない
@柚
「うん……」

相変わらずほとんど無言。
初めてのおっぱいにテンパっている

いかにも童貞くさいと思ったけど、どうにもならない。
余計な見栄を張って、このチャンスを逃したくなかった
@莉奈
「あぁ……ああ……
 ユズちゃんの手……男の子の手だ……」
@柚
「……そうなの?」

僕はいつも女の子みたいだと言われている。
だけど、目の前の女子は違うことを言う
@莉奈
「男の子の手だよ……しっかりしてる……
 ふふ……自分で触るのと、全然違うや……」
@柚
「そう……」

自分で触るのとは?
女子でもオナニーするものなの?
あんなに長い爪なのに?
@莉奈
「ああ……んんっ!
 もっと……もっと、してね……?」
@柚
「うん……」

おっぱいをゆっくりと揉んでいると、
手のひらに何か固いめの感触があった

これはなんだ?
胸に押し付けていた手をゆっくりと引く
@莉奈
「え……?
 どうしたの、ユズちゃん?」
@柚
「これ……」

分かった。
手のひらに当たっていたのは乳首だ。
固くなった乳首
@莉奈
「やっ、んん……」

乳首を指で摘まんだら、佐竹さんがひときわ甘い声を出した
もっとその声を聞きたくて、指で擦る
@莉奈
「んんっ! ふぅぅんん……
 ゆ、ユズちゃん……それ……いい……っ!」

身を捩りながら佐竹さんがこぼす。
童貞の僕が女の子を感じさせている。
その事実は僕を興奮させた
@柚
「気持ちいいの、佐竹さん……?」
@莉奈
「うんっ……乳首、いいの……
 ユズちゃん、優しく触ってくれるしぃ……」
@莉奈
「ああっ! んん……っ! ふぁ……
 なんで、こんなに……んんっ!
 いつもと、全然……」

いつも……
これまでの男とはまた違う快感を僕が与えている?
この僕が?
@莉奈
「んぅぅぅ……んっ! コネコネ……いい……っ
 ユズちゃん……上手、すぎてぇぇ……」
@柚
「こうするのはどう?」

変化を加えようと、
ぷくりと勃っている乳首を少し引っ張ってみる。
@莉奈
「あぁんっ!
 んん……ちょっと、強すぎ……っ」
@柚
「ご、ごめん……」

だめだめ調子に乗りすぎた。
無様に焦ってしまって恥ずかしい
@莉奈
「そこ、敏感なんだからねぇ……
 優しく……ね……?」
@柚
「う、うん……わかった……」

またさっきのように指先で擦っていく。
女子の乳首は男のものよりだいぶん大きいけど、
そこが魅力的だと思えた
@莉奈
「ああっ! そう……それ、いいの……っ!
 あぁ……あんっ! んん……」

佐竹さんがまた鼻にかかった声を出す。
ちらりとその顔を見てみると、
僕に向ける眼差しがさらに艶っぽくなっていた

おっぱいに熱中しているところを見つめられて、
なんだか焦りが生じてくる

余裕がないのがバレてしまう?
ギャルからしたら、童貞がテンパってるのは
見てて面白かったり?
@莉奈
「上手……ホント、気持ちいいよ……んんっ!
 もっと……もっとだよ、ユズちゃん」
@柚
「本当に気持ちいいの……?」
@莉奈
「うん、いいよ……ぅんっ!
 ああぁ……こんな、気持ちいいなんて……ぁあん!」
@莉奈
「んん……ふぅ……ぅんっ! ああぁ……あっ!
 なんで、そんな……上手、なの……?」
@柚
「なんでって……そんなの分かんないよ……」

女の人の乳首を弄るなんて初めてだ。
動画もあまり見ないので、
今のやり方が正しいのか全く分からない

指先にかける力をわずかに変えるだけで、
佐竹さんはびくりと身体を震わせる。
その反応を見ながら慎重に刺激していく
@莉奈
「んんっ! んくぅぅ……ぅんっ!
 ん……っやんっ!
 だ、ダメ……ホント、上手すぎて……」
@莉奈
「あぁあ……あんっ! そ、それ、もう一回……
 ぅんんっ! そ、それぇっ! あぁ……あんっ!
 いい……もっとっ! んぅんっ!」

乳首をひねるようにしながら縁全体を指で擦ると
いいみたいだ。
今度は指一本でぐるりと縁を一周させる
@莉奈
「んふぅっ! んん……っ! ふあ……はぁ……
 い、今の……今の……あぁんっ! それ、いいっ!」

予想以上の反応にうれしくなる。
僕を見る佐竹さんの視線はねっとりと潤んでいた

とはいえ、同じようなやり方ばかりでは飽きられるかも。
今度は人差し指で乳首を押し込んでみた。
乳房の中に指がめり込む
@莉奈
「ああっ!! はぁあん……っ!!」

佐竹さんの身体がびくびくと何度も震えた。
やり過ぎたかと思わず指の力を緩める
@柚
「ご、ごめん……」
@莉奈
「なんで……謝るの……?
 今の、すごかった……
 ちょっとイッちゃった……えへへ……」
@柚
「イッたの?」
@莉奈
「やん、聞き返さないっ!」
@柚
「ご、ごめん……」
@莉奈
「うふふ、恥ずかしいなぁ……
 でも……もっとしてほしい」
@柚
「うん……」

もう一度同じように乳首をおっぱいの中に沈めた。
佐竹さんは細かく身体を震わせる
@莉奈
「んぅ……ぅんっ! ふぅぅ……ぅうっ、ぅあんっ!
 あぁぁ……あぅ……あうぅ……ぅうんっ!!」
@莉奈
「ああ……ユズちゃんの指ぃぃ……エッチぃ……ぃっ!
 んく……くふうぅぅ……ぅあぁんっ!」

佐竹さんの反応を見ながら指先で乳房を抉っていく。
細かく手を震わせたり

それだけでは満足できなくて、
手のひらで膨らみを持ち上げてみた。
ずっしりとした重みのあるおっぱいは本当に柔らかい
@莉奈
「んっ! はぁぁ……あんっ!
 そう……そう、だよお……ぉんっっ!」
@莉奈
「ユズちゃんもぉ……わたしの、おっぱい
 たっぷり……味わってぇぇ……ぇあぁんっ!」
@柚
「うん……味わってる……
 すごい柔らかい……」

そう言えるくらいの余裕ができてきた。
手のひら全体で膨らみを揉みしだく。
柔らかいだけでなく、スベスベしている
@莉奈
「んんっっふぅぅ……ぅんっ!
 よかったあ……わたし、だけ……きもちいいのっ!
 ダメ……だもんね……ぅんっ!!」
@莉奈
「あぁぁ……あんっ!!
 揉まれても……気持ちいい……っ!
 おっぱいの、芯を……突かれるのも……いいっ!!」
@莉奈
「おっぱい全部……気持ちよく、してもらってる……っ!
 ああ……ぁんっ! くぅううぅ……ぁあんっ!」

佐竹さんの熱っぽい興奮が伝わってきた。
身体をビクビクと震わせて感じてくれている。
彼女をそうさせているのは、感動的なことのように思えた
@柚
「いいんだね……?
 僕、佐竹さんを……気持ちよく、させてる……?」
@莉奈
「うん……すっごく……感じ、ちゃってる……
 もう、ぐっちょぐちょに……なっちゃってて……っ!」
@柚
「ぐっちょぐちょ……?」
@莉奈
「うん……うん……
 もう……我慢できないかも……」

佐竹さんが今まで以上に熱い目で僕を見つめた。
その潤んだ深い瞳に吸い込まれそうになる
@莉奈
「もらっていい……?
 ユズちゃんの……オチンチン……ほしいのっ!!
 ねぇ、もらっていい?」
@柚
「……うん」

僕は情けないくらい上ずった声を出してうなずく。
どうしようもない期待に支配されている
@莉奈
「えへへ……よかった……
 断られたらどうしよって思ってたんだ……」

不意に無邪気に笑いかけてきた。
子供みたいに。
僕は今まで一番胸がドキリとした
@莉奈
「じゃあ……わたし、上でいいかな?」
@柚
「うん……お願い」

僕は初めてなのだし、佐竹さんに任せた方がよさそうだ。
きっとうまくリードしてくれるはず

僕がベッドに横たわると、その上に佐竹さんが跨いできた。
いよいよだ……
//CG:騎乗位でセックス・素股
@莉奈
「挿れる前に、ちょっと準備させてね」

佐竹さんが手にしているのはコンドームだった。
生じゃないのかとちょっと残念に思ったけど、
まぁ、当然と言えば当然か
@莉奈
「えへ、これでよし。
 じゃあ、エッチな汁を絡めてくね」

佐竹さんが身体を動かし、
股間に僕のチンポをあてがった

すぐには挿れず、溝に沿って上下させてくる。
柔らかい肉の感触に思わず息を漏らしてしまう
@莉奈
「うふふ……
 これだけで気持ちいいね。
 あぁ……んん……っ」

佐竹さんは腰をくねらせてコンドームを被せた
一物全体に愛液を塗りたくっていく
@柚
「あぁ……佐竹さんの、すごく……いい」
@莉奈
「ホント?
 よかった、喜んでくれて……
 もうちょっと、このままさせてね……」
@莉奈
「んん……んっ! あぁあ……ぁあっ!
 あぁ……ぁうんっ! んん……っ」
@莉奈
「あぁ……ユズちゃんのオチンチン、
 ホント……固いよ……こんなの、入るかな……?
 えへへ……」

その艶のある笑顔は僕を激しく昂ぶらせる。
もう既にチンコは痛いほど膨れあがっていた
@柚
「佐竹さん……もうそろそろ……」
@莉奈
「うん……っ、もうちょっと……ぁあ……あんっ!
 これ、わたしもすごくいい……
 クリちゃんにも当たって……ああ……あっ!!」
@莉奈
「んんっ……ぅんっ! くぅ……ぅうっ、ぅんっ!
 ふああ……あぁ……ぁんっ! ダメ……
 またイくかも……」
@柚
「え?
 でもまだ……」

このまま佐竹さんだけイッてしまう?
それで満足されたら僕のたぎったものはどうなる?
@莉奈
「えへへ……そうだよね……んっ!
 わたしだけ気持ちよくなるの、よくないよね?」
@莉奈
「じゃあ、そろそろ……」

佐竹さんが腰を浮かせてチンポを指で摘まんだ。
それを肉襞の中に少し沈める
@莉奈
「い、いくね……?」

そう言った後、ひと息置いてから腰を沈めていく。
亀頭が柔らかい肉の感触に包まれる

焦らしているのか、
佐竹さんはひと息には僕のを飲み込まなかった。
あくまでゆっくりと腰を下ろしていく
@柚
「んんっ! 佐竹さんの……すごい……っ」
@莉奈
「よかった……わたしの、気持ちいいんだ……
 えっと……もう、一気に行っちゃうね?」

言い終わると同時に佐竹さんが腰を落とした。
//CG:騎乗位でセックス・挿入して処女喪失する莉奈

すさまじい快感が一物から脳まで駆け抜けていく
@莉奈
「あっ! あああぁぁぁっっっ!!!」

すごい締め付けだ。
女子の中はこんなにも狭いのか。
よく分からない感動に包まれる

とにかくこれで童貞を捨てられた。
佐竹さんのおかげだ
@莉奈
「ぅううっっ!! くうぅぅうぅ……っ!」

その佐竹さんは随分と苦しそう。
自分のことで頭が一杯で、今まで気付かなかった
@柚
「大丈夫、佐竹さん!?」
@莉奈
「う、うん……大丈夫……っ!
 思ったより……思ってたより……だけどっ!」

相当苦しそうにしている。
ようやく僕は、ふたりが繋がっている箇所から
血が出ているのに気付いた
@柚
「え? 佐竹さん、もしかして……」
@莉奈
「えへ、えへへ……
 実は、ハジメテだったりして?」
@柚
「ちょっと、ホントに大丈夫なの?
 女子の初めてってすごく痛いんじゃ?」
@莉奈
「ダイジョーブ。
 これくらい……平気……
 だから、最後まで……しよ?」

そう言うと、今度はゆっくりと身体を上げていく。
ぞわぞわとチンポから快感が押し寄せる
@莉奈
「んんっ! くぅ……ぅんんん……はぁっ!
 ぅううぅぅ……
 ホント、ユズちゃんの……固くって……っ!」
@柚
「苦しいの?
 本当に無理しなくていいんだからね?」
@莉奈
「大丈夫……大丈夫、ユズちゃんを喜ばせてるの……んっ!
 ホント、うれしいんだ……」

また佐竹さんが腰を下ろしていく。
少し身体を震わせながら
@柚
「ああ……んんっ!」

佐竹さんが心配だけど、
僕はたまらない快感に押し流されていた
@莉奈
「えへへ……ユズちゃん、
 気持ちよさそうな声出してくれた……」
@莉奈
「うれしい……わたしでも……んんっ!
 ユズちゃん、悦ばせられるんだ……?」
@柚
「うん……女子の中って、こんなに……気持ちいいんだね」
@莉奈
「……そうだよ。
 女の子の、オマンコは……あっっ!
 男の子をすっごく悦ばせるの……んんっ!」
@莉奈
「わたしでも、そうできるか……ぁあ!
 心配……だったけど……っ!
 悦んでくれて……すっごく……んっ! うれしいよっ!」

佐竹さんが艶っぽい笑みを向けてくる。
でもその額には汗が浮き上がっていた。
金色の髪が肌に貼り付いている

本当は苦しいんじゃないんだろうか?
でも、今は下手に心配しない方がよさそうだ。
その方が佐竹さんも喜んでくれる?
@莉奈
「ああぁっ! ぅぅうう……んっ、ぅんっ!
 あっ! くぅぅ……ぅううんっ!
 どう……? もっともっと……気持ちよくなってね……」
@柚
「うん……分かってる……
 こんな気持ちいいの……すぐに出そう……」
@莉奈
「うん、いいよ……いつでもイッちゃってね?
 あぁあ……あんっ! ううぅう……ぅあんっ!」
@莉奈
「ユズちゃんのお……中で……
 どんどん大きく……固く……んっ!
 どこまで……んっっ!!」

佐竹さんの言う通り、
オマンコの中の僕のモノは
今までにないくらい膨れあがっていた

もっとこの快感を味わっていたい……
@柚
「佐竹さん……ちょっとの間、動かないで……
 休憩しよ……」
@莉奈
「うん……分かった……
 えへへ……
 でもそんな、気遣ってくれなくていいんだよ?」
@柚
「え? うん……」

僕は自分の為に言ったのに、
佐竹さんは勘違いしてしまった。
もっと女の子をいたわるべきだったのかな?
@柚
「佐竹さん、まだ痛い?」
@莉奈
「ん……大分慣れてきたよ……
 ちょっとずつ、気持ちよくなってきたかも」
@柚
「初めてでも気持ちよくなれるの?
 痛いだけかと思ってた」
@莉奈
「わたしもそうだって思ってた。
 でも……きっとユズちゃんだから、
 気持ちよくなっちゃうんだろうね」
@柚
「僕だから?
 よく分からないけど……」
@莉奈
「そっか……あんまり気にしないで?
 それより、そろそろ動こうか?」
@柚
「うん、お願い。
 ゆっくりでいいからね」
@莉奈
「えへへ、ありがと……
 じゃあ、ゆっくりたっぷりわたしの中、味わってね」

佐竹さんがまた身体を動かし始める。
僕が言ったとおり、ゆっくりと。
それでも十分気持ちよかった
//CG:騎乗位でセックス・感じ始める莉奈
@莉奈
「ああぁ……あんっ!
 ホント……わたしも……んっ!
 気持ちよく……なってきた……ああっ、ぅうんっ!」
@莉奈
「ユズちゃんの……オチンチン……
 わたしの中……えぐってっっ!」
@莉奈
「あぁ……あっ、あぁんっ!
 この辺、いい……あぁあ……ひゃうんっ!」

佐竹さんは膣の中のある場所がいいようだ。
そこへ僕の亀頭を何度も押し付ける
@莉奈
「ぅうんん……うんっ!
 いや……あんっ!
 こんなに……いいなんて……ハジメテなのに……っ!」
@莉奈
「ユズちゃんの……っ!
 ホント、すごい……ぅんっ!」
@莉奈
「ユズちゃん……ユズちゃん……んんっ!
 いいよお……ユズちゃん……っ!」

艶めかしい声を漏らしながら、
佐竹さんは身体を動かし続けた。
金色の髪が乱れていく
@柚
「僕もいいよ……亀頭……こすれて……っ!」
@莉奈
「よかった……ふたりともいいんだ?
 ユズちゃんと……気持ちよくなれてる……っ!
 すごい……いい……ユズちゃんと……ぉ!」
@莉奈
「でも……おんなじのばっか……ダメだよね?
 ユズちゃん……飽きちゃう?」
@柚
「大丈夫だよ……
 佐竹さんにも気持ちよくなってほしいし……」

このまま僕のチンポに溺れて欲しい。
初めてで女の子を悦ばせられるなんて、
思いもしなかったのだし……
@莉奈
「優しい……優しいよお……ユズちゃん……
 あぁぁんっ!!
 ああ……ダメ……ここ、夢中になる……」
@莉奈
「せめて……早く動いてええ……
 ユズちゃん、もっと悦ばせるねええ……っ」

佐竹さんが勢いよく僕の上で身体を上下させ始めた。
大きなおっぱいが激しく揺れる

あの柔らかなものにもう一度触れたい。
僕は少し身体を起こすと、その巨乳を掴んだ
@莉奈
「ああんっ!
 えへへ……おっぱい、いいよお……
 すきなだけっ! もんじゃってね……ぇんっ!」
@莉奈
「ユズちゃん、ホントすごい……
 おっぱいもむの、じょうずだし……
 オチンチン、かたくて……ぇぇんっ!」
@莉奈
「ああ……ヘンになってくる……んんっ!
 おっぱいとぉ……オマンコのなか……よすぎて……っ!」

佐竹さんが身体をくねらせて汗を飛ばす。
すごくいい香りが漂ってくる。
これが、セックスしてる女の子の匂いなんだ……
@莉奈
「ぅうん……んっっ!!
 ダメ……ホントに……きもち、いい……っ!
 ユズちゃんとつながって……っっ!」
@莉奈
「うれしすぎる、から……ぁんっ!
 ハジメテなのに……っ!
 イッちゃう……ぅぅんっ! ぅんっ!」
@莉奈
「ああぁ……あっあっああっ!
 ダメ……ホントにイッちゃう……っ!
 ユズちゃん……きもちよく……させたげたいのにっ!!」
@柚
「大丈夫っ!
 僕も……もうすぐ……すぐにもっ!」

さっきからずっと射精を我慢していた。
もっと味わっていたい

女の子の身体を……たっぷりと……
でも、もう……っ!
@柚
「佐竹さん……っ、僕っ!
 もう……もうっ!!」
@莉奈
「イクんだね?
 ユズちゃん……わたしのからだでっ!
 イッて……くるんだねっっ!!」
@莉奈
「いいよお……イッて……おねがい、イッてっっ!
 わたし、きにしないで……いつでも……イッてぇっ!」
@柚
「でも、佐竹さんもイッほしい……
 僕……女の子、イカせたい……っ!」
@莉奈
「ありがとう……ありがと、ユズちゃんっ!
 じゃあ……いっしょに……いっしょに、イこうっっ!!」
@莉奈
「ああ……あんっ!! あっあっあああっあんっ!!
 ふたり……いっしょに……っ!
 それ……サイコーだよっっ!! ぅぅんっっ!!」
@莉奈
「あ、あああ、あああ……あんっ!!
 イク……イクイクイクっっ!!」
@柚
「僕も……ゴメン、もうダメッ!!」
//CG:騎乗位でセックス・愛液を散らせる莉奈

ついに耐え切れなくなって、
僕は佐竹さんの中で思いきり射精した
@莉奈
「あぁぁんっっ!!
 ユズちゃんのっっ!!」
@莉奈
「ああああぁあああぁぁぁっっっっっ!!!!」
@莉奈
「ああぁぁぁあぁ…………」
@莉奈
「ああ……あんっ! あっ! あぁ……」

佐竹さんが僕の上で何度も身体を跳ねさせた。
本当に達してしまったようだ

僕は快感に浸りながら、
身体を朱に染めた彼女を、きれいだと思った……

//背景:柚の部屋
//立ち絵:莉奈・制服

エッチが終わって後始末をして
@莉奈
「えへへ、ユズちゃんとエッチできた!
 うれしいな♪」
@柚
「僕もうれしいよ。
 エッチとか、僕には縁がないものだって思ってたし」

なんでこんなことになったのか、
今でも理由が分からないけど。
とにかく童貞を捨てられた。よかった。
@莉奈
「んー……ユズちゃん的には
 エッチできるんだったら誰でもよかったかんじ?」
@柚
「え? うん」
@莉奈
「そっかー」

佐竹さんが目に見えてしょげかえる。
マズい! 思わず本音を口走ってしまった
@柚
「いやいや、違う違う!
 佐竹さんでよかったって思ってるよ。
 佐竹さん、かわいいし、胸大っきいし!」
@莉奈
「なんか、微妙にズレたフォローだ……」

ジトーっと佐竹さんから批難の目を向けられる。
焦ってしまうけどどう言えばいいか分からない。
女心なんて分かるわけないよ!
@莉奈
「まぁ……仕方ないよね。
 わたしがギャルしてるの、
 ユズちゃんは気に入らないんだし」
@柚
「気に入らない?
 いやいや、佐竹さんは佐竹さんの
 好きなようにすればいいって思ってるよ」
@莉奈
「ホント?
 そう思ってくれてるんだ?」

ぱあっと明るい笑顔になる佐竹さん。
小さい頃の彼女の顔が一瞬頭をよぎった
@柚
「僕がとやかく言うことじゃないからね。
 佐竹さんがどんなふうになっても、
 もうなんとも思ってないから」
@莉奈
「そっかー」

ため息と共に思いっきりうなだれる。
なんでこんな反応をされるのか、全く分からない
どうしたらいいんだ?
@莉奈
「やっぱ、これくらいじゃダメなんだね……
 頑張ったんだけどなぁ……」

佐竹さんがゆらゆら揺れながら顔を上げる。
自分の部屋なのに、とんでもなく居心地が悪い
@莉奈
「とにかくありがと、わたしとエッチしてくれて。
 ホントにうれしいよ。
 それだけは分かってほしいかな」
@柚
「分かった
 って……言いたいところだけど……
 なんで僕なの?」
@柚
「佐竹さん、仲のいい男子はいっぱいいるのに。
 処女を捨てたいんなら、
 もっと上手い人の方がよかったんじゃ?」
@莉奈
「うん? わたし、仲のいい男子なんていないよ?
 女友達の友達とかと、ちょっと話をするだけだし」

意外なことを聞かさせた。
そういうものなんだ?
@莉奈
「ハジメテの相手にしたいって男子、
 周りには一人もいないんだから」
@柚
「余計に分からなくなるんだけど。
 なんで僕なの?」
@莉奈
「んんん~……やっぱ、理由が分かんないかんじ?」
@柚
「うん、まったく」
@莉奈
「あう……だからあ……」

佐竹さんは視線を彷徨わせながら、
パステルカラーの爪先で金色の髪をクルクルと巻く

しばらく待っていると
佐竹さんが僕に視線を向ける
@莉奈
「一方的にわたしの都合なんだけどお……」
@莉奈
「わたしの友達って、みんなススんでるんだよ。
 エッチしてて当たり前みたいな」
@莉奈
「昨日、すっごいキモチイイエッチしたんだ。
 フェラって疲れるよね~。
 カレシがソーローでさー」
@莉奈
「そんな話をよくするの」
@柚
「だろうね。
 みんな派手に遊んでそうだよ」
@莉奈
「わたしは違うよ?
 さっきまで処女だったでしょ?」
@柚
「うん、すごく意外だったけど」
@莉奈
「ぐ、ぐう~……すごく意外かあ……
 でも、友達もそう思ってるんだよ。
 わたしもみんなみたいに経験してるって」
@莉奈
「だから、よく話振られたりするんだよ。
 リナは週何回してるの? みたいに軽いかんじで。
 一回もしてないのに」
@莉奈
「テキトーにウソ言っちゃうしかないんだけど、
 ボロが出そうになったりよくあるの」
@莉奈
「そこでユズちゃんだよ!」
@柚
「うーん?」
@莉奈
「エッチしておきたかったの。
 ……友達と、話合わせるのに?」
@柚
「話合わせたいから、
 誰でもいいし、エッチしたかったんだ?」
@莉奈
「う、うーん……
 誰でもいいっていうかあ……」
@莉奈
「えっと……ユズちゃんなら、わたしが処女だったの、
 みんなに黙っててくれるでしょ?」
@柚
「まぁあ、佐竹さんの友達と話すことなんてないしね」

おたくとギャル。
まるっきり正反対の種族なのだ。
接点なんてどこにもなかった
@莉奈
「う、うん?
 ていうより、
 ユズちゃんが口固い子って知ってたからだよ」
@莉奈
「ユズちゃん、いっつもそうだった。
 ふたりの秘密を守ってくれるの」
@柚
「そうなんだ……。
 僕のこと……信用、してくれる?」

僕の言葉に佐竹さんは満面の笑みを見せてくる。
子供っぽいくらいの
@莉奈
「うんっ!
 わたしにとって、一番信用できる人なの、
 ユズちゃんは!」
@柚
「そうなんだ。
 ありがと」
@莉奈
「えへへ、じゃあもう帰るね。
 今日はホントにありがと!」

そうして佐竹さんは軽やかな足取りで、
向かいにある自分の家へと帰っていった
//暗転

//scene2
//背景:学校の教室・昼

こうして僕は童貞を捨てた。
相手が佐竹さんだというのは、今でも信じられない

あれから一週間が過ぎたけど、
僕と佐竹さんの関係が変わったというわけではなかった
//立ち絵:莉奈・制服
@莉奈
「ええ!?
 サキちゃん、そのネイル自分でしたの?
 めっちゃかわいーじゃん」
@ギャル
「ヤバいっしょ?
 リナも今度したげよっか?」
@莉奈
「うんうん、してして!」

クラスは同じだけど、
相変わらず佐竹さんは派手な友達と騒ぎ、
僕は地味なおたく友達とアニメとかの話で盛り上がる
//立ち絵消去:莉奈
@友達
「なぁ、どうしたんだ、垣内?
「最近、向こうの奴らのことよく見てるっぽいぞ」
@柚
「そ、そうかな?
 特にそんなつもりはないんだけど」

ギャルを相手に童貞を捨てたなんて、
あんまり言いたくなかった。
僕らはああいう人らのことを嫌悪してるからだ
@友達
「カツアゲとかされたのか?
 だったら警察行けよ。
 ガッコは当てになんないしな」
@柚
「心配してくれなくても大丈夫。
 そういうのはないし。
 それより、来期のアニメ、どれ見るか決めた?」
@友達
「それなんだよ!
 なんかよさげなのが多くってさぁ」
//背景:空・昼
//SE:チャイムの音
//背景:教室
@教師
「筒井筒は伊勢物語の中でも特に有名な一節だな。
 ここで描かれているのは……」

佐竹さんとは生まれた時からのお向かいさん。
幼馴染みって奴

幼稚園からずっと一緒で……
僕はあの子のことが好きだった

中学生になる頃までは

その頃、佐竹さんはギャルになったのだ。
僕達は疎遠になり、
僕の恋心もどこかへ言ってしまった

今はもう、彼女のことは何とも思っていない。
この前のエッチは突発的な事故のようなものだと思おう
//背景:空・昼
//背景:教室
//SE:チャイムの音

(やっと放課後。
 帰ってジオラマの続きを……)
//立ち絵:莉奈・制服
@莉奈
「ユーズちゃんっ!」
@柚
「びっくりした!
 ど、どうしたの? 何?」

ニコニコと笑いかけてくる佐竹さんに戸惑う僕。
彼女と話をするのは前のエッチ以来だった
@莉奈
「あのさ、今日わたしの家へ来ない?
 えへへへ」
@柚
「え、なんで?」

思わず身構える。
あれからもずっと無視みたいな態度だったのに、
急になんで?
@莉奈
「なんでって……。
 この前みたいなの……またしたいなあってぇ、
 お誘い? みたいな?」
@柚
「また?
 え、でも、佐竹さんはもう……」
@莉奈
「いやあ……そのえっとお……
 一回だけじゃ、まだよく分かんないことが
 多いっていうかさあ……」
@柚
「そうなんだ……」

僕にとっては美味しい話だと思った。
だからこそ、簡単に食い付くのは危険な気がする。
そう何度も美味しい話なんてあるわけがない
@ギャル
「おっ!
 なんか珍しいコンビ」
@莉奈
「わ、びっくりした!
 なんか用事、サキちゃん?」
@ギャル
「用なんてないよ。
 どうしたんだろって思っただけ」

佐竹さんの友達らしいギャルが
僕達ふたりを交互に見る。
肌が黒い。
@ギャル
「えっと、キミ、名前は……まぁいいや。
 リナになんか絡まれてんの?」

今まさに君にも絡まれてるよ。
そう言いたかったけど、黙っておく
@莉奈
「別に絡んでるとかじゃないよ。
 幼馴染み同士、フツーにお話してるの」
@ギャル
「幼馴染みなんだ?
 てか、この年になって幼馴染み?」
@莉奈
「い、いいでしょ~。
 そういうの、ずっと変わんないし」
@ギャル
「変なの、全然キャラ違うのに」

そう言って、ギャルがじーっと僕を見る。
金髪と色黒。
ギャルふたりに囲まれて滅茶苦茶居心地が悪い
@ギャル
「キミらって、二次元?の美少女の話ばっかなんでしょ?
 そういうのってさあ……」

なんだか無神経なことを言ってきそうだ。
身構える
@莉奈
「二次元、けっこーいいよ!」
@ギャル
「えっ!?
 リナってそっち方面いけるヒトなの?」
@莉奈
「詳しくは……ないけどね?
 偏見はよくないって思ってる。うん」
@ギャル
「まあそうか。
 別になんでもいいや」
@ギャル
「リナの幼馴染みかぁ……
 じゃあ、今からみんなでファミレス行こうか?」
@柚
「えっ!?
 なんでそんな話になるの?」
@ギャル
「そんな大きい声出すこと?
 リナの恥ずかしい話とか聞きたいじゃん」
@柚
「ええ……」

こういう派手な人種とこれ以上一緒にいたくなかった。
なんとかして逃れたい

この場で頼れるのは佐竹さんだけか。
期待はできないものの、視線でもって助けを求める
@莉奈
「あ、ゴメン、ダメだ。
 今日これからわたしとゆ、垣内君は用事があるの。
 家の用事」
@ギャル
「そうなの?
 ふたりとも?」
@莉奈
「ふたりとも。
 家の用事だからどうしようもないんだ。
 ゴメンね、誘ってくれたのに」
@ギャル
「別にいいけど。
 じゃあ、また今度ね」

と、ギャルは去っていった。
助かった……
@莉奈
「ゴメンね、ユズちゃん。
 驚いちゃったよね?」
@柚
「ま、まぁ……ちょっと」
@莉奈
「それで……わたしの家、どうかな?
 今は誰もいないし、気楽だよ?」
@柚
「うーん、本当なの?
 その……またするって」
@莉奈
「……イヤかな?
 わたしは……ユズちゃんと、もう一回したいんだけど」

ここで判断を誤ってはいけない。
下手に佐竹さんと関わると、
さっきみたいに他の人らが絡んでくる

ひとまず危機は去ったけど、
あんなのがまたあるのは勘弁だ
@柚
「やっぱりやめておくよ。
 他を当たってくれないかな?」
@莉奈
「そんなぁ」

佐竹さんが悲しそうに眉尻を下げてしまう。
しかしすぐに明るい表情に
@莉奈
「あ、そうだ!
 今日はふたりで行動しないとダメなんだよ!」
@莉奈
「さっき、ふたりとも家の用事があるって
 言っちゃったでしょ?
 別々に帰ったりしたらおかしいなって思われるよ?」
@柚
「まぁ……そうかも。
 下手に疑われたらメンドくさそうだね」
@莉奈
「メンドくさいは言いすぎだと思うけど。
 とにかく、一緒に帰るのは帰ろうよ。
 ね? どうかな?」
@柚
「分かったよ。
 家の前までね」
@莉奈
「やったっ!
 一緒に帰るなんて、すっごい久し振りだねっ!」

そんなぴょんぴょん跳ねて喜ぶようなことかな?
佐竹さんの考えていることが今いち分からない
//暗転

//scene3
//背景:町中・昼
//立ち絵:莉奈・制服

一緒に帰る間中、佐竹さんは上機嫌だった。
自分のことを話したり、僕の話を聞きたがったり

そして昔の話を持ち出してきたりも。
ふたり、いつも一緒にいた頃の話だ
@莉奈
「この公園!
 いっつも遊んだよねぇ。
 ユズちゃんに泣かされたの、憶えてるよ?」
@柚
「え?
 あったかな……いや、あったかも。
 後で謝るのが大変だったんだよね」
@莉奈
「そうそう。
 小学校の一年生だったね。
 お人形の首が取れちゃったんだよ」
@柚
「よくそんな詳しく憶えてるね。
 言われてやっと思い出したよ」
@莉奈
「大事な大事な、思い出だからね~」

佐竹さんがにこやかに笑いかけてくる。
化粧をしてるから分かりづらいけど、
確かに今でも昔の面影があった
@柚
「変なかんじだ」
@莉奈
「ん?
 何が?」
@柚
「昔はあんなに仲がよかったのに、
 今じゃまともに話をすることもない」

中学になって、お互いのことを見なくなった。
佐竹さんは派手な友達と遊ぶようになり、
僕はそんな佐竹さんを避けるように

胸の奥の方にあった澱んだものが浮かび上がってくる。
僕は言わずにいられなかった
@柚
「どうして、佐竹さんは変わっちゃったの?」
@莉奈
「え……?」

今までずっと明るく笑っていた佐竹さんの表情が固まる。
すぐには言葉を発しない
@莉奈
「……わ、わたしは」
@莉奈
「変わってないよ?
 わたしは、変わってないよ?」
@柚
「そうかな?
 化粧をするようになったし、服も派手になった。
 付き合ってるのも派手な人ばかりだよね?」
@莉奈
「それは……そうだけど……
 でも、わたしは、変わってないよ」
@柚
「佐竹さんはそのつもりなんだね……。
 僕は、違うと思うけど」

そして僕達の家の前にたどり着いた。
学校では自分の家へと誘ってきた佐竹さんだけど、
こんな雰囲気になったらここでお別れだろう

もったいないことをした?
そうとも思えなかった。
このまま何もなしの方がお互いにとっていいはずだ
@柚
「じゃあ、さようなら佐竹さん」

僕がそう言って家の方を向いたら、
後ろから手を掴まれた
@莉奈
「イヤだよ」

振り返ったら、
佐竹さんは今にも泣きそうな顔をしている。

ドキリとした。
女の子にそんな顔をさせてしまったことに?
その顔の美しさに?
@莉奈
「イヤだよ、ユズちゃん。
 このままさよならなんて、イヤ」
@柚
「でも、もうそういう気分じゃないでしょ?」
@莉奈
「イヤなの、わたしは。
 ユズちゃんを困らせてるかもしれないけど……」

と、佐竹さんが微笑んだ。
無理にそうしたようには見えない。

さっきまでとは打って変わった、
艶っぽい笑みに思わず惹き込まれる
@莉奈
「わたし、ユズちゃんとしたいな。
 ダメ?」

細くて滑らかな指が僕の手のひらに絡み付いてきた。
そして強く握ってくる

僕は思わず唾を飲んでしまった。
顔もきっと真っ赤だ。

もう、拒否なんてできない――

//scene4
//背景:莉奈の部屋
@莉奈
「いらっしゃい、ユズちゃん。
 物がゴチャゴチャあるけど、これでも片付けたんだよ?」

佐竹さんの部屋に来たのは何年ぶりだろうか?
部屋のレイアウトが丸ごと変わっているのにまず驚いた。
ベッドが窓際に移り、そこにあった机は扉側にある

ベッドの脇には化粧台と姿見が。
前にはなかったものだ
@柚
(これが女の子の部屋か……)
@莉奈
「まま、どうぞどうぞ」

佐竹さんが、家の前からずっと握ったままの僕の手を引く。
逆らわず部屋の奥へと進んだ

そしてベッドに座らされる。
お尻が布団に沈んだ途端、
ふわっと佐竹さんの香りが舞い上がった
@莉奈
「ホントにイヤなら……言ってね?」
@柚
「イヤじゃ、ないよ」

ここまで来て拒否するなんて、
女の子を傷付けることになるかも。
僕はそう自分に言い訳をした
@莉奈
「よかった……」

佐竹さんが握っていた僕の手をようやく離す。
そしてその汗ばんだ手を僕の股間へとやる
@莉奈
「んん……ユズちゃんの……」
@柚
「はぁ……」

優しい刺激に思わず息が漏れた。
ズボンの上からなのに、自分で触れるよりずっと気持ちいい
@莉奈
「ユズちゃん……見ていい?
 ユズちゃんの、オチンチン」
@柚
「う、うん……見て」

佐竹さんが僕の前にひざまずく。
ベルトとホックを器用に外し、僕を見上げる

僕が少し腰を浮かせると、
ズボンをするりとパンツごと脱がしてしまった
//CG:フェラをする莉奈・うれしそうな顔をする莉奈
@莉奈
「はあ……ユズちゃんのだ……」

そんな目を輝かせて見られると恥ずかしい。
けど、今さら隠す気にはなれなかった
@莉奈
「触って、いいかな?」
@柚
「うん、優しくしてね」
@莉奈
「えへへ、ありがと」

佐竹さんが指先で亀頭に触れる。
その爪は、この前と同じパステルカラーの
ネイルがしてあった
@莉奈
「ああ……
 ちょっと触っただけで、どんどんおっきくなる……」
@柚
「あっ、佐竹さん……」
@莉奈
「ゴメン、痛かった!」
@柚
「そうじゃなくて……気持ちよくて……」
@莉奈
「よかった……じゃあ、もっと触るね……
 はぁ……どんどん……どんどん、大きく固く……」
@莉奈
「いい匂い。
 これがユズちゃんの匂いなんだ?
 子供の時とは違う、ユズちゃんの……」

佐竹さんは僕の股間に顔を近付けると
何度か鼻をひくつかせる
@柚
「恥ずかしいよ、匂いなんて……」
@莉奈
「でも……もっと嗅ぎたいな……
 ユズちゃんを、知りたいの。
 ダメ、かな?」

股の間から上目遣いでそんなことを言う。
性欲がどうしようもなくかき立てられる
@柚
「いいよ。
 どうせなら……」
@莉奈
「どうせなら?」
@柚
「舐めてほしい……」
@莉奈
「うんっ!」

佐竹さんがにっこりと笑いながらうなずく。

なんだかかわいらしいと思ったら、
すぐにその表情に艶が出てきた
//CG:フェラをする莉奈・チンポを舐める莉奈

舌を伸ばすと、僕の鈴口にちょんと触れる
@莉奈
「れる……」
@柚
「んっ!」

顔を動かしながら、さらに舌を繰り出してきた。
丹念に僕のものを舐めていく
@莉奈
「れる……れろ……ちゅる……っ!
 ふあ……ユズちゃんの味……ちゅっ」

今まで味わったことのない感触に脳がしびれる。

佐竹さんはチンポと僕の顔を交互に見た。
濡れた視線と目が交わるだけで興奮が高まる
@莉奈
「くちゅ……ちゅる、れろ……
 ……んは、はぁぁ……くちゅる……れろれろっ」

舌全体を使ってねちっこく亀頭に這わす。
吐息もまた僕を刺激した
@莉奈
「れるれろ……ちゅっ! くちゅる……れるれるれる……
 ちゅっ! ん、はぁ……んちゅ……くちゅくちゃ」
@莉奈
「ユズちゃん、オチンチン……おいしい……ちゅるっ……
 いつまでも……味わってたいくらい……」
@莉奈
「ちゅく……れろれれるれろっ! ……くちゅる……んっ!
 はぁ……すっごくおっきく……こんなのが……ちゅるっ!
 わたしの中に入ったんだね……?」
@莉奈
「ちゅるちゅる……んっ!
 ああ……もう、咥えちゃうね……我慢、できない……」

佐竹さんは大きく口を開けると、
食べるみたいにして僕のチンポを咥え込んだ
//CG:フェラをする莉奈・咥え込む莉奈
@莉奈
「ちゅく……くちゅる……ちゅぷっ!
 ふわ……
 おっきくて、目いっぱい口広げなきゃ入んない……」
@莉奈
「もっと……もっと、ユズちゃんの……
 くむ……ちゅく……ちゅる……るるっ!
 る……くちゅ……ちゅちゅ……っ!」
@莉奈
「んは……はぁ……ユズちゃんの、わたしの口の中で
 ピクピクするの……
 気持ちいい、ユズちゃん?」
@柚
「うん……佐竹さん、上手だよ……」
@莉奈
「よかった……くちゅ……ちゅるるっ! ちゅっ
 んん……こっひも……」

不意に袋の方も触れらた。
長い爪先で軽くひっかくみたいにして刺激してくる
@柚
「はぁ……それ、いい……」
@莉奈
「ちゅく……よはっは……ちゅるく……ちゅちゅちゅっ!
 んんっ、くちゅ……ちゅっ……もっほふるね……」

指の温かさを金玉で感じた。
ゆっくりと、捻る動きを加えてくる。
弄ばれていると思ったが、なんとも言えず心地いい

掻いたり撫でたり、飽きることのない刺激を加えてくれる。
そうしながら、佐竹さんは口の中で一物を愛撫し続けた。
@莉奈
「くちゅ……ちゅく……ぢゅっ……くちゅる……ぐちゅ……
 ぢゅぢゅっ! ……ん、はぁ……はぁ……
 ユズちゃんの、もっと味わいたいよ……」

艶めかしくそう言うと、
佐竹さんは顔を前後に動かして唇でチンポを扱き始める
@莉奈
「んくゅ……くちゅ……ぢゅる……ぢゅっ……んくっ!
 くちゅ……ぢゅるる……ぢゅっ! ぐぢゅ……ぢゅっ!」
@莉奈
「ぐぢゅ……ぢゅっ……おっひいい……ゆずちゃんの……
 ぢゅく……ぢゅるっ……ほんろ……おっひひ……」

そうやって褒めてもらえるとなんだかうれしい。
僕からも何かお返しをしようと思い、
股間にある佐竹さんの頭をそっと撫でた

金色の髪は想像していたよりずっとサラサラで、
ずっと触れていたくなる
@莉奈
「んは? ……んふふ……くちゅ、ぢゅる……ぢゅっ……
 くぢゅる、るるっ! ぢゅぢゅっっ!!」

佐竹さんはうれしそうに目を細め、
いっそう激しく僕を責めていく

卑猥なことをしているのに、
僕を見つめる瞳はまるで子供の時のように無垢だ
@莉奈
「ぢゅく……ぢゅっ……ぢゅ、ぢゅぢゅる……ぢゅっ!
 くふぅ……頭ナデナデ……ひさしぶり……
 んぢゅっ……ぢゅく……ぢゅる……ぐぢゅ……」

ちょっとの間、男根を引き抜いて佐竹さんが言い、
また、淫らにしゃぶりだす

僕はおかしいと思った。
今、自分達がしていることはおかしい
@柚
「ち……ちょっと待って、佐竹さん……」
@莉奈
「んんん……
 ぢゅぢゅぢゅるっ! ぢゅくぢゅぢゅぢゅっ!」

僕の制止に佐竹さんは顔を左右を振って嫌々をし、
さらに激しくチンポを頬張っていった
@柚
「ま、待って……佐竹さん……」
@莉奈
「んんっ!
 出して……わたしの口の中に……出してっ!」

佐竹さんが頬を紅潮させながら言う。
彼女は彼女で興奮しているようだ。
僕の言葉を勘違いして幼馴染みを責め続ける
@莉奈
「んぐ、ぐちゅ、ぢゅく、ぢゅぢゅぢゅくっ!
 ぐぢゅる、ぢゅぢゅく! ぢゅるる、ぢゅっ!」
@柚
「さ、さたけ……さん……っ!」
@莉奈
「らひて……らひて、あたしのなかへっっ!!
 ぢゅぢゅぢゅっっ!! ぢゅくぢゅるぢゅるるっっ!!」
@柚
「あ、くうぅ……」
@莉奈
「ぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅっっ!!!
 ぢゅくくっっ!! ぢぢゅぢゅぅうぅぅっっ!!」

僕の精を絞り取ろうとする佐竹さんの責めに、
頭の中が真っ白になっていく

もう何も考えられない。
快感だけが僕を支配していた
@莉奈
「ぢゅぢゅゆゅっっ!! ぢゅくぢゅくくっっ!!
 んちゅゅっ! おもいっひひ……らひてっっ!!!
 ぢゅぢゅゅゅっ! ほひいの! ゆずちゃんのっ!」
@莉奈
「ぢゅるるるるるっっっっ!!!!」
@柚
「ああっっ!!
 ゴメンっっ!!!」
//CG:フェラをする莉奈・口内射精される莉奈

僕は耐え切れず、佐竹さんの喉の奥目がけて精を放った
@莉奈
「んんんぅんんっっっっ!!!!!」

僕の射精に合わせて佐竹さんが唇をきゅっと締める
@莉奈
「んくふうぅっっ!!」

それでも口の端から精液が溢れ出た。
幼馴染みを汚す白い粘液。
その卑猥な光景で、僕はさらに精を吐き出した
@莉奈
「んくんくっ、くぅうん……ぅんっんんっっ」

佐竹さんが何度も喉を鳴らす。
僕のものを飲み込んでくれているのだ
@柚
「佐竹さん……」
@莉奈
「んくっ、くんっ!!
 ふわわ……」
@莉奈
「えへへ、全部飲んじゃった」

佐竹さんが僕に向かって舌を出した。
満開の笑顔で
@柚
「無理しなくていいのに」
@莉奈
「飲んでみたかったの、ユズちゃんの。
 えへへ、ユズちゃんの味がしたよ」

そう言って、佐竹さんは自分の口の周りをひと舐めした
//背景:莉奈の部屋
//立ち絵:莉奈・制服
@莉奈
「ちょっと休憩した方がいいかな?」

ひざまずいていた佐竹さんが立ち上がり、
ベッドに座る僕の隣に腰を下ろした

そうしてむき出しになっている僕の太ももを
ゆっくりと撫でてくる
@莉奈
「わたしね……ユズちゃんとこういうことしたいなって、
 ずっと思ってたんだよ……」
@柚
「そうなの?
 僕は……思ってもみなかったよ……」
@莉奈
「やっぱり、イヤ……なのかな?」

うつむいていた僕の顔を、佐竹さんが下から覗き込んでくる

小さい頃、僕がしょげると
リナちゃんはいつも同じようにしてくれた。
そして励ましてくれるのだ

でも、今の佐竹さんは……リナちゃんではない
@柚
「やっぱりやめよう、佐竹さん」
@莉奈
「イヤ……なんだ……?」
@柚
「佐竹さんが、昔と……リナちゃんだった頃とは違うのは
 分かってるつもり」
@柚
「でも、今の佐竹さんを見るのはつらいんだよ……」
@莉奈
「エッチなこと……するわたしが、イヤ……なの?」
@柚
「それだけじゃなくて!」

思わず大きな声を出してしまった。
今まで蓋をしていた想いが溢れ出てしまう
@柚
「なんでそんなに変わってしまったの?
 リナちゃんは……僕と一緒に遊んでたリナちゃんは、
 どこに行ったんだ!」
@柚
「返してよ!
 僕の……変わってしまう前のリナちゃんを返してよ!」
@莉奈
「わたしは変わってないっ!」

佐竹さんが立ち上がって僕を見下ろす

怒ったのかと思ったら、泣いていた
@莉奈
「わたしは変わってないっ!
 ユズちゃんのことが好きな! 大好きなっ!!
 わたしっっ!! 変わってないっっ!!」
@莉奈
「どこ見てるの!?
 わたしのどこ見てるの、ユズちゃんはっ!!」
@柚
「どこって……」

佐竹さんはぼたぼたと涙をこぼしながら叫ぶ。
僕はうろたえてしまって何も言えない

今の佐竹さんはまるで……

リナちゃんみたいで……
@莉奈
「好きでもないヒトとエッチなんてするわけないよっ!!
 なんで分かってくれないの! なんでっ!?」
@莉奈
「みんな誤解するっ!
 あいつはギャルだっ!!
 取っかえ引っかえアソんでるに決まってるっ!!」
@莉奈
「わたしはしたいからこうしてるだけなのにっ!!
 かわいいカッコがしたいだけなのにっ!
 みんな分かってくれないっ!!」
@莉奈
「みんななんてどうでもいいっっ!!」
@莉奈
「ユズちゃんっ!!
 ユズちゃんにだけはっっ!!
 誤解されたくないのっっ!!!」
@莉奈
「わたしは変わってないっっ!!!」
@莉奈
「うぇえええええぇぇぇぇんんんっっっ!!!!」
//CG:泣く莉奈・ひとり泣く莉奈

リナちゃんが天を仰いで泣き声を上げた。
小さい頃、よくそうしていたように

リナちゃんは、みんなの前では泣かない。
僕の前でだけ泣いた

今と同じように、わんわん泣き喚くのだ
@柚
「リナちゃん、ごめん……リナちゃん……」
//CG:泣く莉奈・柚に抱きしめられる莉奈

僕は立ち上がってリナちゃんを抱きしめた
リナちゃんも僕の背中に手を回してくる

それでもまだ泣き止まない。
リナちゃんは一度泣くとなかなか泣き止まない子だから
@莉奈
「わーたーしーはー!!」
@柚
「変わってない。
 リナちゃんは変わってない」
@莉奈
「わああぁああぁぁぁんんんっっっ!!!」
@柚
「泣き止んでよ、リナちゃん」
@莉奈
「なーきーやーまーなーいー!!
 ユズちゃんが、わかってくたれたからー!!」
@柚
「ごめん、今までごめん。
 僕が悪かったよ」
@莉奈
「うぇええぇええぇぇぇんんんっっ!!」

リナちゃんがきつくきつく抱き付いてくる。
顔を僕の肩になすり付けながら
@莉奈
「うあううう……ううぅぅ……」

僕はリナちゃんの頭を撫でてなだめた。
何度も何度も……
@莉奈
「……ありがと。
 ありがとう」
@柚
「もう大丈夫?」
@莉奈
「うん」
//背景:莉奈の部屋
//立ち絵:莉奈・制服

リナちゃんが僕から離れる。
涙を拭おうとはしない

それはいつも僕の役割だからだ
@柚
「目を閉じて」
@莉奈
「うん……
 なんかこういうの、すっごく久し振りだね」

僕のハンカチで涙を拭かれながら、
リナちゃんがようやく笑みを見せた
@柚
「でも、昔とちょっと違うかも」
@莉奈
「そんなことないでしょ?」

リナちゃんが目を開いて睨むように僕を見る。
その目の前で僕はハンカチを広げた
@柚
「ほら、お化粧ですごいことになってる」
@莉奈
「わ、ホントだ……
 ゴメンね、洗って返すよ」
@柚
「いいよ、これくらい」

僕は、リナちゃんは変わってしまったと思っていた。
こんなふうに化粧なんてして

でも、そうするようになっただけで、
リナちゃんなのには変わりはない。
やっと気付けた

僕はハンカチを床にあるズボンの上へ落とすと、
空いた手をリナちゃんの両肩に置いた

そして口づけ
@莉奈
「ん……」

リナちゃんの頬が朱に染まる
@莉奈
「キスするの、ひさしぶりだね」
@柚
「うん……」

今度はリナちゃんから
@莉奈
「んっ……ちゅっ……ちゅっ……」
@柚
「ちゅっ……ちゅっ……」

舌を伸ばしてリナちゃんの唇に触れる

リナちゃんも応えて口を開く
@莉奈
「ん……ちゅる……ちゅく……」

舌同士を絡め合う
@莉奈
「くちゅ……ちゅる……ちゅっ……
 えへへ……小さい時はしなかったキスだね」
@柚
「うん。
 テレビで見たけど、
 何をしてるか分からなかったんだ」
@莉奈
「お母さんに聞いても教えてくれないんだよ。
 大人になってから……そう言われて……」
@莉奈
「ちゅ……ちゅる……ちゅく……くちゅ……」
@莉奈
「えへへ……お母さんは意地悪だ。
 こんなに素敵なの、教えてくれないなんてさ」
@柚
「子供の時にこれを知ったらよくないよ」
@莉奈
「ま、そうかも。
 癖になってやめられなくなるよね」
@莉奈
「今みたいに……」
@莉奈
「ちゅく……ちゅる……ちゅっ、ちゅっ……くちゅ……
 んはぁ……ホント、やめらんない……
 ちゅる……くちゃ……ちゅる……」

リナちゃんが、僕のシャツのボタンを外していく。
僕も同じようにリナちゃんの服を
@莉奈
「くちゅ……ちゅっ、ちゅる……くちゃ……ちゅっ!
 ちゅく……ちゅるる……ちゅっ! くちゅ……」

と、最後のボタンのところでリナちゃんが手を止める
@柚
「どうしたの?」
@莉奈
「ユズちゃん、ずっとオチンチン丸出しだったんだね?
 さっきのやり取りの時もずっと」

リナちゃんがいたずらっぽく笑う。
僕は苦笑いするしかない
@柚
「脱がせたのはリナちゃんだよ?」
@莉奈
「そうだったね。
 じゃあ、わたしのはユズちゃんが……」

上だけ裸になったリナちゃんがベッドの上に座る。
向かい合って僕も
//CG:クンニされる莉奈・股を開いて座る莉奈

リナちゃんのスカートをそっと脱がす。
その下のレースがかわいい下着も
@莉奈
「パンツ、かわいいでしょ?
 今日の為に買ったんだよ?」

そう言うリナちゃんは肌全体がほの赤くなっていた
@柚
「そうなんだ。
 ゴメンね、二回ともリナちゃんから声かけさせて」

初めてのエッチと今と、
リナちゃんが話しかけてくれたから
僕達は仲良しだった頃にまた戻れた
@莉奈
「そうだよ。
 エッチしたら仲直りできるって思ったのに、
 ユズちゃん、全然話しかけてくれないし……」
@柚
「あ、僕から声をかけないといけなかったのか」

言われてみればそうだ。
初エッチの後もリナちゃんはいつもどおりだったけど、
僕の態度も変わってなかった
@莉奈
「やっぱりエッチするのイヤだったのかな?
 不安になってたんだよ?」

と、口を尖らせる。
本気ですねたら顔を向けなくなるので、
これはすねたふりをしているだけだ
@柚
「じゃあ、イヤじゃないってところを
 見せないとね」

僕がリナちゃんの内股を撫でると、
リナちゃんはゆっくりと股を開いていった
@莉奈
「期待してる……」

やっぱりリナちゃんは少し変わったのかもしれない
今みたいに艶っぽい笑みを見せるようになった

股を開ききると、
リナちゃんの大切な処が丸出しになる

その溝の縁に、できるだけ優しく触れた。
思っていた以上に柔らかい
@莉奈
「ん……っ」

リナちゃんが少しだけ身体を震わせる。
当たり前だけど、拒否なんてしない

まずは周辺を撫で回す。
いきなり溝を開いていいのだろうか?
痛かったり?

リナちゃんの顔を見ると、
にこりと微笑んできた

その笑顔に励まされ、
柔らかく盛り上がった肉を左右に分けた
@莉奈
「えへへ、さすがに恥ずかしいね……」

我慢できずにうずくまり、秘裂に顔を寄せる
生々しいピンク色の襞が見えた

一度は見てみたいと思っていた処。
まさか幼馴染みのを見ることになるなんて
@柚
「女の子の、こんなふうになってるんだ」
@莉奈
「ちょっとグロい?」
@柚
「ううん。
 よく分からないけど……感動してる……」
@莉奈
「えへへへ……
 何それ?」
@柚
「触れていいよね?」
@莉奈
「……うん」
//CG:クンニされる莉奈・クンニされる莉奈

もう既に湿っている肉襞に、舌先でそっと触れる
@莉奈
「ぁあん……っ!」

ぷるりとした感触に、胸がときめいた
もっと触れたい
@莉奈
「んん……はぁ……あんっ! んん……っ!
 ユズちゃん……いい、よぉ……」
@柚
「本当?
 僕、うまくできてる?」
@莉奈
「うん……気持ちよくしてもらえてるよ
 気持ちいいだけじゃなくて、なんだろ……」
@莉奈
「すごくうれしいの。
 ユズちゃんに舐めてもらえるの、
 うれしくて仕方ないの」
@柚
「じゃあ、もっとするからね……ぢゅるっ!」
@莉奈
「ぁあんっ! ……あぁあ……あっ!んんっ!
 くぅ……ぅんっ! ふわ……あぁあぁ……」
@柚
「とろっとしたのが滲んできたよ、リナちゃん?」
@莉奈
「んんっ、分かってる。
 なんでわざわざ言うの?」
@柚
「今みたいに恥ずかしそうな顔をする
 リナちゃんが見たいから」
@莉奈
「むーっ」

リナちゃんが頬を膨らませて抗議してきた
懐かしい表情を見れてうれしくなる

視線だけ上を向けながら、
リナちゃんの大切な場所を舐めていく
@莉奈
「あんっ! んん……ぅんっ!
 あぁ……あぁんっ!
 ユズちゃん……エッチだよ……」
@柚
「リナちゃんも、すごくエッチな顔してる」
@莉奈
「だ、だってぇ……ぁあんっ!
 んん……ぅんっ! ぅああ……あっああんっ!」
@莉奈
「ユズちゃん……あぁんっ!
 ホントに、上手すぎるぅぅ……っ!
 あぁあ……あん、ああぁんっ!」 

僕に舐められて、リナちゃんは淫らに喘いだ。
視線は僕から外さない

今のリナちゃんの表情もまたいい。
リナちゃんなら、どんな表情でもきっとかわいい
@莉奈
「あぁ……あんっ! んん……んぅぅ……ぅんっ!
 んあぁ……あぁっ! あ、あんっ! ……ぁうんっ!」
@莉奈
「ふあ……やっぱり……あぁんっ!
 やっぱり、自分でするのとじゃ……きゃんっ!」
@柚
「リナちゃん、オナニーするんだ?」
@莉奈
「あぁっ! ……ぁ、あんっ! あぁ……ぁあっ!
 す、するよぉ……女の子もぉ……んっ!
 オナニーくらい……ぁあんっ! するもん……」
@莉奈
「ユズちゃんと……こういうことできないし……んっ!
 自分でするしか……あんっ! 仕方……ないでしょ?」
@莉奈
「いつも……ユズちゃんのこと、んっ! あんっ!
 考えながら……ぁあっ! オナニー、してたの……」
@柚
「そうなんだ……ぢゅる……
 じゃあ……もうオナニーする必要、ぢゅっ! ないね?」
@莉奈
「うんっ! もう……自分で、しなくてもぉ……ぅんっ!
 ユズちゃんが、してくれる……のぉっ! あぁんっ!」
@莉奈
「あぁぁ……ああんっ! こんな……いいのっ!
 自分じゃ……絶対、ムリぃぃっっ!!」

乱れるリナちゃんは本当にかわいい
もっとトロトロにしてあげたいと思った
@柚
「リナちゃん、クリトリスって、どこ?」
@莉奈
「ここだよぉ……ここに、ぷくってあるのぉ……」

リナちゃんが指で教えてくれたのは溝の上の方。
確かに小さな豆粒がある

そこをべろりと舐めると、
リナちゃんは派手に身体を震わせた
@莉奈
「あっ! ぁああぁぁんんっっ!!」

すぐに身体の緊張は解け、逆に呆けた顔になる。
@莉奈
「……ふわ」

股の間から様子をうかがうと、
空を眺めていたリナちゃんが僕の視線に気付く
@莉奈
「えへへへ……」
@柚
「イっちゃった?」
@莉奈
「もう、わざわざ聞かないの」

軽く睨むみたいな視線。
照れ隠しだ
@莉奈
「ま、イッちゃったんだけど?」

艶めかしい笑み。
男を滾らせる表情だ
@柚
「じゃあ、もっとするから。
 もっと感じてね」
@莉奈
「ん」

敏感な場所だから慎重に……
舌先で軽くつついてみた
@莉奈
「あぁんっ! あんっ!!
 いいっ!
 やっぱり、ユズちゃんだとっ!!」

舌の腹を使ってべろりと芯を舐め上げる。
思った以上にリナちゃんが身体を跳ねさせた
@莉奈
「ぁああぁ……っ!
 あんっ! ぅんんっっ!!
 もっと……っ! お願い、もっとぉ……っ!」

僕の舌が幼馴染みをこれだけ乱れさせている。
胸の中に温かいものが広がっていった。

リナちゃんが相手だから、こんな気持ちになるんだろう。
きっとリナちゃんも同じ気持ちでいてくれるはず
@莉奈
「ぁああぁんんっっ!!
 わたし……っ! ぅんんっ!
 すっごく、いやらしい子になっちゃってる……っ!!」
@莉奈
「ぁあっ! あっああっ!!
 ユズちゃんだからっ!!
 こんな子になっちゃうんだからね……っ!」
@莉奈
「ユズちゃんしか知らない……ぅんっっ!
 わたし……なんだからっっ!! ぁあんんっっ!!」
@柚
「うん……分かってるよ……れろれろ……
 ここには僕しかいないから……れるれる……
 好きなだけ……エッチなリナちゃんになってね……」
@莉奈
「ああんっ!! あんあんあぁんっっ!!
 なるっ!! なっちゃうっっ!!」
@莉奈
「ユズちゃんにっ! こんなに責められちゃったら……
 エッチな子に……あぁんっ!
 なっちゃう、に……決まってるよおぉっっ!!」
@莉奈
「あぁあんっ! あっあっああっあんっっ!!
 ぅんんっっ!! ひゃんっ! あぁんっっ!!」

僕の頭を両手で掴みながら、リナちゃんは快感に震える。
もっとこの子を悦ばせたい、解放させたい。
心からそう思った

皮の隙間から顔を出している肉芯に唇を付ける。
舌でねぶった後、思いっきり息を吸った
@莉奈
「ああぁっ!! あぁああぁあんっ! ぅうんんっ!!
 いいっっ!! す、すごいよぉぉ……っっ!!
 あんあぁんっ、あんっ!」

気に入ってくれたみたいなのでもっと吸う。
さっきより激しく、何度も
@莉奈
「あぁあっあっ、ぁあんっ! ぅあんっ!!
 ああ……っっ! また、またぁ……ああぁんっ!
 ぅんうんぅうんっっ!! んんっっ!!」

リナちゃんの手の力が強くなる。
身体を震わせながら――
@莉奈
「あぁあああぁぁああぁっっっっ!!!!」

また達した。
今度はさっきより大きい波が来たようだ

リナちゃんは快感に浸っているのか
ふらふらと視線を彷徨わせた

自分がこれだけの愉悦を与えたのだと思うと、
堪らなく胸が熱くなる

僕がずっと見ていると、リナちゃんがふいに目を合わす

僕が股間から顔を上げるのと、
リナちゃんがベッドに横たわるのは同時だった
//CG:正常位でセックス・寝て柚を待つ莉奈

リナちゃんの上に覆い被さってから気付いた
@柚
「あ、ゴム……」
@莉奈
「そんなの気にする必要ある?」

僕の頬を撫でながら、
リナちゃんが色気たっぷりの目で見てくる

それもそうだ
//CG:正常位でセックス・挿入される莉奈

自分から足を広げたリナちゃんの膣口にチンポを添える。
先走り汁はとっくに出ているけど……
@莉奈
「あぁあ……んっ!
 じ……焦らさないでぇぇ……」

陰裂に亀頭を擦り付けていたら文句を言われた。
僕だって焦れったいけど……
@柚
「ちゃんと濡らさないと」
@莉奈
「早くぅ……ねぇ、早くぅ」

そんな催促のされ方をすると
股間が痛いくらい膨張してしまう
@柚
「じゃあ……行くね」
@莉奈
「ん」

リナちゃんがうなずくと同時に
腰を押し込んだ
@莉奈
「ああっっ!!
 んんん~~~っっっ!!!」

亀頭の先っぽがめり込んだだけで
大きな声で鳴かれた
@柚
「大丈夫、リナちゃん?
 まだ二回目だし……」
@莉奈
「ありがと、ユズちゃん。
 全然……痛くないよっ」
@莉奈
「それどころか……
 こんな、最初から……なんてっ! んんっ!」
@柚
「ホントに大丈夫なの?
 苦しそうだけど……」
@莉奈
「違うよ……っ!
 気持ち、よすぎるの……っっ!!」
@莉奈
「お願いっ! もっと……奥までっっ!
 ねぇ、お願いっっ!!」

遠慮なんてしなくていいみたいだ。
というよりも、していられない

ズブズブと一物を押し込んでいく
@莉奈
「ああぁあぁ……ぁああっ!
 ユズちゃんの……っっ!!
 おっきなのっっ!! 入ってきてる……っ!」
@柚
「あぁあぁ……リナちゃん……」

絡み付いてくるリナちゃんの襞の感触に、
思わず声が漏れる

初体験の時よりずっと気持ちいい。
腰が抜けてしまいそうだ
@莉奈
「なんで……こんなにっっ!!
 こんな、いいの……っ!?
 ユズちゃんの……す、すごいっっ!!」
@莉奈
「もっと……もっと、欲しい、よおっっ!!
 あぁああぁ……あぁんっっ!!」

リナちゃんが自分から腰の位置を動かし、
より深く侵入できるようにしてくれる
@莉奈
「あああぁああぁっっっ!!
 ぅんんん……っっ!!」

リナちゃんがブルブルと身体を震わす。
僕は腰の動きを止めた
@莉奈
「はぁ……はぁ……んっ!
 わ、分かるよね、ユズちゃん?」

僕はうなずく

僕のものはリナちゃんの奥まで入り、
子宮を押し上げていた
@莉奈
「んんんっっ!!」

リナちゃんが熱い視線を寄こしてくる。
その想いが伝わってきた

このまま子宮でイきたがっている

僕は少し腰を引き、
叩き付けるように子宮目がけてチンポを突き込んだ

同時にリナちゃんも少し腰を持ち上げる
//CG:正常位でセックス・感じる莉奈
@莉奈
「ああぁああああぁっっっ!!!
 ぅぅうんんんっっっっ!!!!」

膣が激しく波打つ。
危うく僕まで達しそうになるが、かろうじて踏み止まる
@莉奈
「ああぁ、あぁぁああっ!!
 ぁあっあぁあっっぁああっ!!」

何度も震えるリナちゃん。
ふたりは挿れた時からずっと視線を交わしたままだ

目の前で快感に溺れる幼馴染みが堪らなく愛おしくなり、
僕は唇をリナちゃんのに押し付けた

リナちゃんも応える。
貪るようなキス
@莉奈
「ちゅく、ぢゅる、ぢゅるるっ! ぢゅっ!
 ぐぢゅる、ぢゅっ、ぢゅぢゅっっ!!」
@莉奈
「ぢゅるるるっっ!! ぢゅっぢゅっぢゅぢゅっっ!!
 ぐぢゅるる……ぢゅるっ! ぢゅっぢゅぢゅっっ!」

身体を密着させながら、互いの舌を求め合う。
舌だけではなく、唇、歯茎、口の中……
目いっぱい舌を伸ばし、届くところ全てを求め合った
@莉奈
「ぐぢゅるるっ! ぢゅるぢゅるるっ! ぢゅぢゅっっ!!
 ぢゅるるっ! ぢゅるぢゅぢゅっ! ぢゅうっっ!!」

そうしながら、揃って腰を動かし合う。
同時に引き、同時に押し込む。
息を合わせて悦楽の沼の中に沈み込んでいく
@莉奈
「んはっ!! あっあああっっんんっっ!!!
 えへへ……キスできない……ぁぁああんっっ!!
 ユズちゃん……はげし……すぎ、だよっ」
@柚
「リナちゃん……こそっ!
 あっ! 腰、ひねったり……っ!」
@莉奈
「すっごいエッチ……わたしたち……ぁあんっ!
 エッチ……エッチな、ことしか……っ!
 考えてないっっ!!  ぅあぁあんっ!!」
@柚
「うん……エッチなこと……リナちゃんのことしか……っ!
 考えられない……っっ!」
@莉奈
「そうだね……んんっ!! わたしもぉ……っ!!
 ユズちゃんのことだけ……ぁああっ!!」
@莉奈
「ユズちゃんとぉ……
 もっとエッチしたい……エッチしたい……
 頭ん中……それだけ……っっ!!」

リナちゃんが腰を動きを止めて唇を重ねてきた。
僕も止まってリナちゃんに応える
@莉奈
「ぢゅるるる! ぢゅくぢゅるぢゅるるっ! ぢゅっっ!!
 ぐちるゅるるっ!! ぢゅるぢゅば、ぢゅうっっ!!」
@莉奈
「ぢゅっぢゅっぢゅっっ!!
 んはぁ……はぁはぁ……
 えへへ……息、するの……忘れそう……」

金色の髪が汗で額に張り付いていた。
ふたりとも身体中汗まみれで、粘膜みたいになっている

もっとリナちゃんを感じたくて、
その身体を強く強く抱き締めた
@莉奈
「んんん……ユズちゃん……っ」

リナちゃんも抱き付いてくる。
敏感になった肌全体で、温かなリナちゃんを感じた

ふたり、離れていた時間を埋めるみたいに重なり合う。
深い深い安心感に包まれた

ふいに動物的な本能が頭をもたげ、
腰をぐいっと押し込んだ
@莉奈
「あああぁああっっっ!!!
 ぁぁあああ…………んんんっっっっ!!!!」

子宮を突き上げられて、リナちゃんが達する。
僕の腕の中でブルブル震えながら
@莉奈
「ああああぁぁぁ…………っっっっ!!!!
 ううぅうぅぅ………んんんんっっ!!!」
@柚
「リナちゃん……もっと……もっと僕を感じて……」

リナちゃんは震えながら何度もうなずく。
ケモノのような目が、堪らなく美しい
@莉奈
「ふぅううぅぅっっっ!!!
 んんんんんっっっっっ!!!!!」

僕がグリグリと腰を揺らす度に
リナちゃんは絞り出すような声を出した

もう何度もイっているだろう。
さすがに心配になってきて動きを止める
@莉奈
「ダメ……もっと」

耳元で囁かれた

リナちゃんが両脚を僕の背中に回してがっちり挟み込む。
そうしておいて自分の腰を蠢かせる

円を描くような動きで
自分の胎内にあるチンポを翻弄した
@柚
「んん……リナちゃん……」
@莉奈
「もっと気持ちよくなろ?
 ふたりで気持ちよく……」
@莉奈
「んんっ! ぅんぅんぅんんっ!!
 あっああっあんっ! ぁあんっっ!!」
@莉奈
「ぁう……ぅうんっ! んんっっ!!
 んっ、ああぁぁああぁぁあっっっっ!!!!」
@莉奈
「はぁ……はぁ……はぁ……
 またイっちゃった……
 もう何回イったか憶えてないや……」
@柚
「今のリナちゃん……
 すごく、エロいよ……」
@莉奈
「ありがと……
 ユズちゃんも……エロい顔してる……」
@莉奈
「あたし、ユズちゃんも気持ちよくできてる?」
@柚
「うん……もう、すぐにもイきそうで……」
@莉奈
「ホント?
 このままイって?
 我慢しないで、好きな時にイってね?」
@莉奈
「んんっ!! ぅんうんぅうんっ!
 ぅうぅ……ぅあんっあぁ……ああんっ! あんっ!」
@莉奈
「ここ……こうしたら……ユズちゃん、いいんだ?
 こうっっ!! ここ、どう……っっ!?」
@柚
「いい……いいよ……左側……亀頭……擦られたら……
 ああ……僕……っ!」
@莉奈
「もっと早くするね……? ぅんうんぅうんっ!!
 ぅあ……あう、ぅんっ! ぅうんっっ!!」
@莉奈
「はぁ……はぁ……
 ユズちゃん……つらそうな顔……
 我慢しなくていいからね……我慢しないでいいよ……」
@柚
「う、うん……もうっっ!!
 あああっっ!!」
//CG:正常位でセックス・中出しされる莉奈
@莉奈
「ああぁぁああぁぁっっっっ!!!!
 ユズちゃんのっっ!!!
 あっついぃぃぃっっ!!!!」
@柚
「くぅぅぅ……」
@莉奈
「ま、まだ出てるぅぅ……んんっっ!!!」
@柚
「んんっっ!!
 中で、絞り取るみたいに……っ!」
@莉奈
「だって、全部欲しいもん……全部っっ!!」
@柚
「ふぅぅ……はぁ……はぁ……はぁ……」
@莉奈
「えへへ……お腹の中、ユズちゃんのでいっぱいだ……」

汗まみれのリナちゃんが満開の笑顔を僕に向けてくる

今までの人生で一番の射精をした。
頭がクラクラするくらい気持ちいい

もう一滴も残ってない。
そう思ったけど……
@莉奈
「まだまだ固いね」

リナちゃんが腰を左右に振りながら言う。
なんて淫らな子なんだ
@柚
「うん……まだ、行けそうな気がする」
@莉奈
「ホント!?」

キラキラと瞳を輝かせる。
こういう表情は、昔と変わらない
@柚
「僕も動いていい?」
@莉奈
「うん……ふたりで愛し合おう……」

リナちゃんが顔を近付けてきたので
またキスをする
@莉奈
「ちゅる……ちゅく……くちゅ……ちゅる……
 ちゅちゅっ……ちゅっ……
 えへへ、キスは何回してもいいね」
@柚
「うん……
 あの、おっぱい触っていい?」
@莉奈
「いいよ。
 ユズちゃんは、わたしのこと
 いつでもどんなことでも好きにしていいんだよ?」
@柚
「うん、ありがとう」

僕はチンポをゆっくりと往復させながら、
リナちゃんのたわわな乳房を両手で掴んだ
@莉奈
「んっ!
 ユズちゃん、優しく触ってくれるから好き……」
@柚
「強く握ったらやっぱり痛い?」
@莉奈
「痛いのは痛いかな。
 まぁ、たまにだったら、そーゆーのもありかもだけど」
@柚
「そっか……
 あんまり乱暴にはしたくないかな」
@莉奈
「ぁん……
 ユズちゃんはぁ……そういう子だもね……んっ!」
@莉奈
「あぁ……ユズちゃん、ホントにおっぱい弄るの上手……
 ん……っ!
 中も気持ちいいけど……おっぱいもすごく、いい……」
@柚
「そういう顔してる。
 乳首も触るね」
@莉奈
「あぁんっっ!!
 摘まんで……捻ってぇ……っ!
 ホント、上手ぅぅ……」
@柚
「んっ!
 リナちゃんも……中で僕のを、弄るみたいに……」
@莉奈
「いろいろ試してるんだけど、どう?
 こういうのとか……?」
@柚
「ぁあっ! 今の……いいっ!」
@莉奈
「分かった……オチンチンが出そうな時に……キュッ!」
@柚
「あぁっ!
 締まって、カリのところ……」
@莉奈
「えへへ……
 こーやって、気持ちいいこといろいろ見つけてこうね?
 はぁ……ぅんっ!」
@柚
「うん……リナちゃんって、思った以上にエッチだ……」
@莉奈
「んっ!
 ユズちゃんはぁ……思ってたとおり!
 エッチさんだ……あんっ!」
@柚
「んっ!
 思ってたとおりって……そんなふうに思われてたの?」
@莉奈
「うん……だから、エッチなお誘いしたんだよぉ……?
 どうやったらユズちゃんが振り向いてくれるか……
 すごい考えたんだから……んっ!」
@柚
「さすがリナちゃんだ……あぁ……」
@莉奈
「ぅんっ! 今のとこ、いい……も一回……あんっ!
 わたし、どうしてもユズちゃんと……
 昔みたいに仲良くなりたかった……あぁんっ!」
@莉奈
「だから……考えて……ぅんっ! 勇気出して……
 恥ずかしかったけど、あんっ!」
@柚
「頑張ってくれたんだ……
 ごめんね、
 リナちゃんの気持ち、ちゃんと考えてなくて」
@莉奈
「わたしも……んっ! ユズちゃんの気持ち、
 考えないで……ギャルになったし……あんっ!」
@莉奈
「わたしも悪かったの。
 ごめんなさい」
@柚
「お互い様だね……
 これからは違うけど」
@莉奈
「そうだね……あっ! んん……
 あの……わたし、ギャルやめた方がいい?
 髪も黒く染め直したり……んっ!」
@柚
「リナちゃんは、リナちゃんの好きなようにすればいいよ。
 今のリナちゃんも、僕は好きだし。
 この髪も……」
@莉奈
「ぁああぁぁんんんっっっ!!!」
@柚
「ど、どうしたの?」
@莉奈
「はぁ……はぁ……今のでイっちゃった……」
@柚
「髪の毛触っただけだよ?」
@莉奈
「もう……身体中敏感になってて、訳分かんない……」
@莉奈
「ねぇ、ユズちゃん。
 わたし、ユズちゃんと一緒にイきたい」
@柚
「うん、そうしよう。
 ちょっと速度上げるね」
@莉奈
「あっあぁあっ、あんっ!
 あ、ダメダメ……またわたしだけイっちゃうっ!」
@柚
「大丈夫、僕ももうすぐイきそうだし……」
@莉奈
「そうなんだ……じゃあ、わたしも動いてぇ……んんっ!
 あっああぁっあんっ!
 どう……? 締めてぇ……緩めてぇ……捻ってぇ……」
@柚
「ああっ!! いい……いいよ、リナちゃん……
 もう、そろそろ……っ!」
@莉奈
「あっあっあぁあっあぁんっ!!!
 すごいっ! ふたりのからだ、ぶつかって……っっ!!
 すっごい、エッチなおとっっ!!」
@柚
「うん……もうふたりともぐちょぐちょだし……」
@莉奈
「あぁっ! あっ! ああぁっ! あんっ!
 もう……エッチだけの、いきもの……みたいっっ!!」
@莉奈
「それでも、いい……っっ!!
 もっと、もっと……エロく……エロくっっ!!」
@莉奈
「ああぁっっ!! あっあぁっああっっ!!
 あぁあんっ! ぁああ……あぅんっっ!!!
 んんっっ! ぅああんっっ!!!」
@柚
「リナちゃんっ!
 もうっっ!!」
@莉奈
「わたしもっっ!!
 きてっっ!! いちばん……っっ!!
 おくでぇぇっっっ!!!」
@柚
「リナちゃんっっっ!!!」
@莉奈
「あぁああぁああぁぁぁっっっっ!!!!!
 くぅうぅぅうぅぅ………っっっ!!!!」

僕がリナちゃんの子宮に精を注ぎ込んだのと、
リナちゃんが僕を激しく締め付けながら達したのは
同時だった――
//CG:ベッドで並んで横たわる莉奈

ふたりの息が整ったのはしばらく時間が経ってから

隣にリナちゃんがいる幸せを噛みしめながら、
ゆっくりと休む
@莉奈
「ありがとう、ユズちゃん」
@柚
「僕もありがとう、リナちゃん」
@莉奈
「どのありがとうか分かってる?」
@柚
「うん、全部でしょ?」

リナちゃんはうれしそうに笑顔を見せる
@莉奈
「ユズちゃんって、やっぱり男の子だね」
@柚
「エッチなことが好きって意味で?」

そういうスケベ根性があったから、
リナちゃんのエッチの誘いに乗った……。
そこを言われると反論ができない
@莉奈
「あ、今ユズちゃんが思ったのとは違う意味でだよ」
@莉奈
「抱きしめられながら子宮を突かれてる時に、
 ユズちゃんは男の子だって思ったの」
@莉奈
「男の子に愛されるって、すっごく幸せなことなんだって、
 よく分からないけど分かったの」
@柚
「よく分からないのに分かった……の?」
@莉奈
「うーん?
 子宮で分かった!
 そんなかんじ」
@柚
「女の子はそうなんだ?」
@莉奈
「不思議。
 初めてのエッチの時はそう感じなかったのに」
@莉奈
「今さっきのが、
 わたし達の本当の初めてのエッチなんだと思う」
@柚
「……そうかもしれないね。
 うん、きっとそうだ」
@莉奈
「ねぇ、泣いていい?
 幸せすぎて泣きたいの」
@柚
「うん、好きなだけ泣いたらいいよ」

リナちゃんが僕の上に覆い被さってきた。
胸の中でわんわん泣く

僕は泣き止むまで幼馴染みの頭を撫で続けた。
いつもそうしていたように――